サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

怪我をするとどうなるか

2022-11-07 11:49:10 | 日記

怪我をしてしまった選手はどうなるか。誰でも好きで怪我をしているわけではないし、接触プレーではなく走っているだけで怪我をする場合もあるし、ジャンプして着地の仕方が悪くて怪我をすることもある。世の中何が起こるのか分からないし、サッカー選手は命がけである。

 

昔元祖ロナウドがインテルでプレーしているときに走っていただけのにに、アキレス腱断裂の大怪我をしてことがある。担架で運ばれるときに「ママ、ママ、助けて」と叫んでいたのを見て、当時のインテル会長がかわいそうで見てられないと嘆いた。

 

さて怪我をしてしまうと当然プレーができなくなる。自分が復帰した時に同じポジションで起用してくれればいいだろうが、プロチームである以上そんなことは起こらない。ポジションを狙っている選手がたくさんいるだろし、外部から緊急補強して新規の選手がやってくることもあるだろう。怪我イコール失業ということもあるわけだ。

 

チェルシー対アーセナル戦でジンチェンコが復帰して、ホワイトの活躍などもあり、アーセナルが勝った。昨季から富安が継続してプレーできていれば、アーセナルの右SBは富安の鉄板ポジションだっただろう。富安が復帰できるとしても、右SBをホワイトから取り戻すのは不可能に近いかも知れない。富安のようにいつ離脱するかも知れない選手は時限爆弾を抱えているようなもので、監督は怖くて仕方がない。かわいそうだが、お互いプロだからこうなる。

 

オランダのユトレヒトにレンタル移籍している名古屋の前田直輝は、2022年1月16日のデビュー戦で全治8か月の重傷を負い、9月にやっと復帰。10月のリーグ戦で2試合先発。しかし今季の出場はこれだけ。8月には2023年6月までのレンタル延長が決まったが、これは温情だろう。今季の出場時間を考えても、レンタルの再延長、ユトレヒトへの完全移籍は可能性はあるかも知れないが、それは低いだろう。

 

名古屋のファンタジスタと呼ばれていた前田だが、ユトレヒト移籍はこのままでは怪我をするために行ったようなものになってしまう。残された時間は少ないだろうが、ぜひ悔いのないように頑張って欲しい。そしてユトレヒトから放出されるのであれば、名古屋はしっかりと前田を受け入れて欲しい。

 

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