昨日のWCメンバー発表後の選手の表情、所属クラブの反応が紹介されていた。その中でも目を引いたのは名古屋の相馬だ。クラブが記者会見を用意するのはいいとしても、会見のデスクの上には花まで飾ってある。ほとんど結婚会見である。相馬のインタビューの中では奥さんが泣いて喜んでくれて、その号泣がうるさくて乳飲み子が泣きだしたとか、家族の話満載。
他の選手だが母校の様子とか、富安なんか以前所属していたアビスパ福岡のスタッフの様子まで出ていた。こういう光景はオリンピック出場が決まった選手と同じである。うーん、どうも違和感を感じる、そもそも26人枠に入ったというだけ。試合に出てなんぼである。ピッチに全く立てない選手もいるだろう。遠藤航なんてロシアWCではベンチに座っていただえのはず。酒井宏樹もブラジル大会では試合に出ていない。
そういうこともある覚悟で行くべきなのに、相馬なんて1G1Aと具体的な目標まであげている。気合を入れることはいい。しかし謙虚になるべき。なによりもメンバーから外れた選手も多いわけで、そういう他の選手のことをおもんぱかることも必要だろう。メンバー入りした喜びを語るのはいいとしても、せめてツィーターで発信する程度でいい。
しかし大迫の落選で神戸は大恥をかいた。記者会見まで準備してメディアも50人集合。そして会見中止。実に気の毒である。森保監督会見での発表前には事前には漏れていないことが分かった。勝負の世界だから仕方がないが、舞い上がっている相馬を諫める人がいてもいい。
1ゴール1アシストと大風呂敷の相馬君。