サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

屈辱の1次リーグ敗退 シリア戦

2020-01-13 08:24:09 | 日記
まさか本当に負けるとは思わなかったなあ。このグループの中でシリアが一番弱いと見られていたので、シリアに勝つのは必須だったはず。この組の他の試合は全部引き分けなので、日本が一人で勝ち点を献上しているわけだ。


サウジ戦、シリア戦で共通していえることはいろいろある。
①CBが弱い。カウンターを抑えきれない。
②相手が引くとそれを崩せない。
③1トップにボールが収まらず、その結果攻撃が単調になり波状攻撃ができない。
④選手の試合後のコメントにあるように「熱量が相手のほうが上だった」。


暑い中、選手は頑張っていたと思う。モチベーションの差で負けたと言えばそれで終わりだし、五輪は開催国枠だからこの大会はテスト、強化目的でいいとも言える。だけど1次リーグ敗退では全く強化になっていないし、そもそもやる気のないチームが出てきては他の参加チームに対して失礼だろう。


U-23,五輪はともかくとして最大の疑問が残る。この世代でアジアでも勝てないということは中長期的には日本はワールドカップにも出られないだろうし、出られても世界の強豪に通用しないということだ。


久保、堂安とオーバーエイジを入れれば何とかなると考えている人もいるだろうが、それは甘い。結果の出せない監督には辞めてもらう。これはサッカーの原則である。