今朝のウルブス戦で南野が途中出場からEPLデビューをした。南野が試合に出るとは知らなかったので、リバプール戦の途中経過をチェックしたら南野が出ているので、急いでライブを見た。いよいよ南野がデビューである。
前半33分からの出場とはいえ、アピールするには十分な時間だろう。しかし試合全体を見終わってからの感想はワクワクして見た割には、南野のプレーはイマイチで物足りなかった。周囲の選手との連携、ポジションが右サイドから真ん中に移動したりコロコロと変わっていたのでやりにくかったのかも知れない。
しかしサラーとフィルミーノは縦横無尽に走り回っていたし、後半終了間際のフィルミーノの決勝点は圧巻だった。弱いチームであればあのまま1-1で引き分けだった。しかしリバプールの場合は、サラーがボールを前に進め、フィルミーノが決めて勝つ。だから強いのだと思った。
南野はライン間で動き回り、味方にボールを預けて前に進んでスペースをみつけてシュートをする。そういうプレーが得意だと本人もコメントしている。今朝の試合ではマネの代役だったので、右サイドに張ることが多く、当然ゴールから離れる。ライン間にも入れない。ボールを失いたくないからバックパスも増える。
やはり南野は1トップ、2トップの一角、トップ下といったポジションのほうが生きる。それはまさにフィルミーノのポジションではあるし、南野とフィルミーノの縦への推進力を比べれば圧倒的にフィルミーノの方が上だ。
フィルミーノ、サラー、マネの3人からポジションを奪うのは不可能に近いように思える。今季は今朝の試合のように途中出場でもなんでもいいからとにかく試合に出してもらい、アピールしていくしかない。