サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大会4日目 メッシはすごかったけれど

2014-06-16 11:44:54 | 日記
1試合目はE組 スイスvsエクアドル
レベルも試合運びも似たようなチームである。スイスはブンデスやセリエAでプレーしている選手が多い。エクアドルで知っている選手はマンUのアントニオ・バンレンシアだけ。

両チームの違いはエクアドルのほうが引き気味でカウンター狙い。スイスのほうがボール保持が多い。これはエクアドルが前半に先制したこともある。後半にスイスが得点して1-1になった。どちらもセットプレーからのゴールで、流れから得点できそうな雰囲気はない。

大会最初のドローゲームになるのかと思ったら、後半ロスタイムにエクアドルがPA内でGKと1対1になるビッグチャンスを作った。これでエクアドルの勝ちだと思ったが、スイスのDFが渾身の力でシュート前のボールをもぎ取り、それがそのままスイスのカウンターにつながり、なんとスイスが2-1と勝ち越した。

エクアドルにしてみればあと1秒あれば勝ち越せたようなもので、これほど劇的な勝ち越しゴールは今大会初めてである。エクアドルにしてみれば泣きたくなるような負け方であった。

2試合目はE組 フランスvsホンジュラス
ホンジュラスはベンゼマにPKを取られ、GKのOGを誘発するシュートを打たれ、最後は角度のないところからスーパーなゴールを決められて3-0で負けるという完敗だった。DFの選手もイエロー2枚で退場になり、まさに踏んだりけったり。

フランスはベンゼマ頼みだけでリベリーの不在は大きい。今後勝ち上がるにつれて果たしてこれで大丈夫かと疑問も残る。それでもゴールを決められるスーパーな選手がいるのはうらやましい。

3試合目はF組 アルゼンチンvsボスニア
ボスニアはブンデスなどでプレーしている選手が多い。しかし1トップのジェゴに放り込むだけで攻撃が単調。前半早々にシャルケのコラシナッチの間抜けなOGで失点したのが響いた。その後メッシのゴールだけに抑えてしかも1点返したので、最初のOGが誠に残念。守備も堅くボール回しも小刻みでなかなかいいチームだが、攻撃にもっと工夫が欲しい。

アルゼンチンはメッシ頼みは相変わらず。これではブラジル相手だとかなり苦しい。それでもDF3人を前にシュートコースを作り出してボールポストにあててゴールするというスーパーなプレーはすごかった。

香川もドルトムントにいたころはこんなかんじだったけどなあ。