サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大会6日目 メキシコのGKはすごかった

2014-06-18 13:25:32 | 日記
1試合目はH組 ベルギーvsアルジェリア
しっかり守るというよりも守るだけのアルジェリアと一応シード国のベルギー。アルジェリアは本当に守るだけの前半だったが、幸運なPKをもらって先制。これがアルジェリアのワールドカップ初ゴールらしい。

ベルギーは攻撃に全く精彩がなく、これでも赤い悪魔も泣いてしまう。

後半になるとベルギーは動きが悪かったルカクを下げてフェライニを出して空中戦をめざした。これが成功して同点。やっぱりフェライニはこういう使われ方が一番いいのだろう。押せ押せのベルギーは勝ち越しにも成功して2-1で逆転勝ち。

アルジェリアはあまりにも攻撃不足。どんなに守備が堅くても後半にガス欠してラインが下がってサイドから鋭いクロスを上げられれば失点する可能性が高くなる。それを防ぐにはやっぱり攻めるしかない。

2試合目はA組 ブラジルvsメキシコ
ブラジルはオスカルの動きが悪く結局ネイマール頼り。この試合はフッキは出てこなかったが、フレッジもフッキもだめだと他にいいFWがいないようだ。これで決勝までいけるのだろうか。

メキシコはGKが大当たり。さほど身長が高くないのだが神がかりのスーパーセーブを連発してブラジルを完封。今頃メキシコではヒーローだろうね。0-0で勝ち点1をゲット。

メキシコはいいチームだ。小柄な選手が多いのにフィジカルも強く、パス回しもきれいだし1対1にも強い。これで前線にスーパーな選手がいれば無敵なんだろうけれど。

3試合目はH組 ロシアvs韓国
ロシアは前半はチャンスも作ろうとせず後半に備えて引き気味だった。この会場で日本はコロンビアと戦うがゲームプランとしては参考になるかも知れない。それほど暑くて消耗する場所ということか。

韓国はロシアが期待するほど後半でもばてなかった。このあたりの韓国人のメンタルは立派。後半23分にイグノのミドルをロシアのGKが真正面だったにもかかわらず、今大会一番の間抜けなファンブルでゴールを後にそらして失点。信じられないようなラッキーなゴールで韓国が先制。

しかし地力にまさるロシアはサイドからのクロスが鋭く、後半29分に同点に追いつく。ただしロシアはクロスは正確だがそれに合わせる選手が真ん中にいない。

韓国は守備は堅かったが攻撃が貧弱。トップにフンソンミンとクチャアジョルがならんでいるだけで2列目からの飛び出しがなく単発に終わってしまう。サイドからのクロスも正確さを欠き、これではベルギーに勝てないだろう。

この組はベルギーとロシアで決まりか。