サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大会15日目 韓国も弱し

2014-06-27 12:35:56 | 日記
1試合目はG組 USAvsドイツ
ドイツはゲッツエの代わりにポドルスキー、ケデイラの代わりにシュバインシュタイガー(このドイツ的な名前が好きです)を入れて、4-3-3だった。結果は1-0でドイツが勝ち、USAも何とか1次リーグ突破した。

このドイツの4-3-3は興味深い。二人のCBと両SBは普通のDFラインであるが、ボランチは真ん中にラーム、左右にクロースとシュバインシュタイガー、前線は真ん中にミューラー、左右にエジルとポドルスキーという豪華な布陣である。

守備の要はボランチのラームだ。時にはDFラインのセンターに入り、SBが上がった場合はその穴を埋める。左SMが真ん中に寄ればそれをカバー。つまり誰かがいなくなった場合のポジションカバーである。これが大変機能していた。ラームは本来SBの選手だし、身長も低い。それでもセンスのよさで危機管理をしている。

前線の3人が強烈だから3人でも得点できるのだから、実にうらやましい。もっともポドルスキーはゲッツエと比べるとレベルが下がる。

日本もCFはいてもいなくても同じなんだから、守備を固めるためにも4-3-3のほうがいいと思うのだが。

2試合目はポルトガルvsガーナ
ポルトガルが接線を制して2-1で勝った。ロナウドがゴールしたが、それ以外にも決定機が少なくとも3回はあったが全てGKにセーブされた。今大会はロナウドの大会ではなかった。

やっぱり故障上がりということもあったし、ポルトガルは今回もロナウドとその他だった。


3試合目はH組 韓国vsベルギー
韓国は初めから気迫は感じたが、DFがクリアしてもすぐにボールを渡してしまうし、あのでかいFWはでかいだけの独活の大木だった。前半終了間際にベルギーが一発レッドで退場者を出して、後半は韓国リードかと思われたが、悲惨な結果に終わった。

数的有利にもかかわらず、逆に失点して0-1で敗戦。攻めているように見えてもPA外からのミドルだけ。セットプレーでFWにあわせるのか思ったが、空中戦もほとんどなし。実にちぐはぐ。

韓国はアルジェリアに4-2で負けたのが響いた。アルジェリアなんてそんなに強いチームでもないし、なんで4失点もしたんだろう。

最後はH組 ロシアvsアルジェリア
1-1のドローでアルジェリアが初の決勝T進出。アルジェリアの後半のCKの際にロシアのGKの顔にレーザービームが照射された。それが影響したかどうかはわからないが、GKがクリアミスして失点。

ロシアには気の毒な事件だった。

これで1次リーグが終了。残り16試合。アジアの弱さばかりが目立った。なんともコメントしようがないね。