1試合目はG組 ドイツvsポルトガル
強豪どうしのぶつかりあいだし、ロナウドvsドイツに好ゲームを期待したが、ドイツがあまりにも強かった。4-0という結果はどうして起こったのか。
選手のタレントをみてもドイツのほうが上だろうが、ポルトガルにはロナウド、ナニ、コエントラン、ぺぺ(こいつが戦犯か)などがいてかなり戦力は揃っていた。
ドイツはミューラー、ゲッツエ、ケデイラはクラブでは必ずしも毎試合先発ではないし、スーパーな選手はエジルくらいだ。どちらかといえば守備にタレントが多い印象である。
しかしドイツは前半にミューラー、フンメルスとゴールを重ねた。失点するまではポルトガルもそこそこ攻めていたが、ぺぺがしでかしてからは勝負がついてしまった。ドイツ相手に2失点して、しかも退場者まで出したのだ。この時点で試合は決まった。
ぺぺはどうしていつも感情をコントロールできないのだろうか。ぺぺの悪行のイメージが主審にもしみこんでいて、他の選手がおなじことをしてもぺぺだから一発レッドになった感もある。
ロナウドは故障上がりを感じさせないいい動きだったが、いかんせんドイツ相手にひとりでは勝負にならない。ポルトガルはアメリカ、ガーナ相手に連勝しなければならなくなり、しかも4失点ではかなりのハンデイを負った。
ナニはボールをもってもどういうプレーをしたいのか理解できない。自分でドリブルなり、他にパスを出すなりする前にかならず2-3秒躊躇してブレーキとなる。プレースタイルなんだろうが、あれではマンUでの復活は難しい。
2試合目はF組 イランvsナイジェリア
地力、タレントを比較してもイランは圧倒的に不利。しかもケイロス監督のサッカーはかなり守備的なのでイランの大敗が予想されたが、意外にもイランは踏ん張り0-0で勝ち点1をゲット。今大会初のドローである。
ナイジェリアは前半からガンガン飛ばした。イランの両サイドを切り裂きクロスを入れてくる。中央突破も多くイランの失点は不可避と思われたが、イランは守備ブロックが堅く失点しない。しかしイランは残念ながらボールを拾ってもすぐに1対1でボールを失いカウンターアタックができない。
後半もナイジェリアの猛攻かと思ったが、不思議にもナイジェリアの足が止まりだしパスミスも連発。クロスの精度も落ちてきてイランはさらに守りやすくなった。これでイランの攻撃がよければ勝てるのだろうが、イランの攻撃はあまりにもお粗末。
ナイジェリアはコートジボワールよりも確実に弱かった。イランがよく守ったといえることか。
3試合目はG組 アメリカvsガーナ
開始早々30秒でアメリカのデンプシーがガーナの右サイドを切り崩して先制。秒殺はあまりにもみっともない。ガーナは結局この失点が響いた。
前半20分くらいまではアメリカもそこそこ攻めてイーブンだったが、その後後半35分くらいまでガーナがボールを支配して猛攻を加えた。
特にガーナのサイドからの攻撃は圧巻。ほとんど日本vsコートジボワールのような展開となった。それでもアメリカの守備は残り8分くらいまでは破綻しなかった。これはガーナのクロスもシュートも正確さを欠いていたこと。途中から出してフレッシュなはずのエシアンとボアテングが期待したほどの働きをしなかったからだ。つまりヤヤツーレとドログ場はガーナにはいなかった。
同点に追いつかれたもののアメリカは踏ん張ったし、かつ残り4分で勝ち越しゴールまであげた。アメリカの気迫はすごかった。
ナイジェリアもイランもアメリカもガーナもそれぞれいい試合をした。なんといっても気迫と根性があった。押されて守備に追われるだけになっても踏ん張れる気迫を見せた。どの国も頑張っているのだ。ここまでの試合で情けない試合をしたのは、大敗したスペインとずるずると失点した日本だけであることに気が付いた。
どんな試合でも世界中が見ているのである。日本代表にも根性を見せて欲しい。
強豪どうしのぶつかりあいだし、ロナウドvsドイツに好ゲームを期待したが、ドイツがあまりにも強かった。4-0という結果はどうして起こったのか。
選手のタレントをみてもドイツのほうが上だろうが、ポルトガルにはロナウド、ナニ、コエントラン、ぺぺ(こいつが戦犯か)などがいてかなり戦力は揃っていた。
ドイツはミューラー、ゲッツエ、ケデイラはクラブでは必ずしも毎試合先発ではないし、スーパーな選手はエジルくらいだ。どちらかといえば守備にタレントが多い印象である。
しかしドイツは前半にミューラー、フンメルスとゴールを重ねた。失点するまではポルトガルもそこそこ攻めていたが、ぺぺがしでかしてからは勝負がついてしまった。ドイツ相手に2失点して、しかも退場者まで出したのだ。この時点で試合は決まった。
ぺぺはどうしていつも感情をコントロールできないのだろうか。ぺぺの悪行のイメージが主審にもしみこんでいて、他の選手がおなじことをしてもぺぺだから一発レッドになった感もある。
ロナウドは故障上がりを感じさせないいい動きだったが、いかんせんドイツ相手にひとりでは勝負にならない。ポルトガルはアメリカ、ガーナ相手に連勝しなければならなくなり、しかも4失点ではかなりのハンデイを負った。
ナニはボールをもってもどういうプレーをしたいのか理解できない。自分でドリブルなり、他にパスを出すなりする前にかならず2-3秒躊躇してブレーキとなる。プレースタイルなんだろうが、あれではマンUでの復活は難しい。
2試合目はF組 イランvsナイジェリア
地力、タレントを比較してもイランは圧倒的に不利。しかもケイロス監督のサッカーはかなり守備的なのでイランの大敗が予想されたが、意外にもイランは踏ん張り0-0で勝ち点1をゲット。今大会初のドローである。
ナイジェリアは前半からガンガン飛ばした。イランの両サイドを切り裂きクロスを入れてくる。中央突破も多くイランの失点は不可避と思われたが、イランは守備ブロックが堅く失点しない。しかしイランは残念ながらボールを拾ってもすぐに1対1でボールを失いカウンターアタックができない。
後半もナイジェリアの猛攻かと思ったが、不思議にもナイジェリアの足が止まりだしパスミスも連発。クロスの精度も落ちてきてイランはさらに守りやすくなった。これでイランの攻撃がよければ勝てるのだろうが、イランの攻撃はあまりにもお粗末。
ナイジェリアはコートジボワールよりも確実に弱かった。イランがよく守ったといえることか。
3試合目はG組 アメリカvsガーナ
開始早々30秒でアメリカのデンプシーがガーナの右サイドを切り崩して先制。秒殺はあまりにもみっともない。ガーナは結局この失点が響いた。
前半20分くらいまではアメリカもそこそこ攻めてイーブンだったが、その後後半35分くらいまでガーナがボールを支配して猛攻を加えた。
特にガーナのサイドからの攻撃は圧巻。ほとんど日本vsコートジボワールのような展開となった。それでもアメリカの守備は残り8分くらいまでは破綻しなかった。これはガーナのクロスもシュートも正確さを欠いていたこと。途中から出してフレッシュなはずのエシアンとボアテングが期待したほどの働きをしなかったからだ。つまりヤヤツーレとドログ場はガーナにはいなかった。
同点に追いつかれたもののアメリカは踏ん張ったし、かつ残り4分で勝ち越しゴールまであげた。アメリカの気迫はすごかった。
ナイジェリアもイランもアメリカもガーナもそれぞれいい試合をした。なんといっても気迫と根性があった。押されて守備に追われるだけになっても踏ん張れる気迫を見せた。どの国も頑張っているのだ。ここまでの試合で情けない試合をしたのは、大敗したスペインとずるずると失点した日本だけであることに気が付いた。
どんな試合でも世界中が見ているのである。日本代表にも根性を見せて欲しい。