サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ワールドカップ開幕、西村さんはブラジルに借りを返した

2014-06-13 08:21:45 | 日記
いよいよWCが開幕。開幕戦はブラジルvsクロアチア。ブラジルが圧倒的にボールを支配してクロアチアはしっかり守ってカウンターというのは予想できた。

前半はブラジルが気負いすぎたのかマルセロがお粗末なOGで大会ファーストゴールを献上。まあ実に見事なOGだった。

クロアチアはピッチを広く使いサイドからよく攻めた。ブラジルは両SBが上がり放しなので常にサイドにスペースができる。そこをクロアチアに突かれたわけだが、オスカルがそこをカバーするようになってからふたをとじたわけだが、当然ブラジルの攻撃はそのぶん薄くなった。

それを打開したのがネイマールの同点ゴール。やっぱり持ってるねえ。この大会はネイマールのための大会になるかも知れない。イエローをもらったので今後の試合は注意が必要だが、得点王も狙えるでしょう。

それにしても西村主審の笛はあまりにもブラジル寄りだった。PA内でのフレッジへのファールを認めてPKを与えたが、あれはどうみてもPKではないし、クロアチアのオリッチがジュリオ・セザールと競ったシーンは完全にオリッチのほうが先に触っていたのでキーパーチャージではなく、展開によってはクロアチアの得点となっていたかも知れない。

ブラジルの3点目もクロアチアのDFがなぎ倒されたのにフォールを取らずに、それがブラジルのゴールにつながった。いくらホームタウン・デシジョンといってもこれはひどい。

ブラジルが勝つのは誰もが予想できたし、クロアチアもこの試合は負けても2戦目、3戦目を勝てばいいくらいのゲームプランだったろうから、A組の展開は所詮影響はないかも知れない。しかしもっと重要な試合ならば、あのシーンでのPKは試合をぶち壊す笛である。そもそも開幕戦の笛は大会基準となる可能性もあるので、あんな簡単にPKを与えたのは今後の試合にかなりの影響を与える可能性がある。

4年前の南ア大会では西村さんはブラジル選手にレッド出しているので、それに対してブラジルに借りを返したということだろうか。少なくとも西村さんは決勝T以降では担当できないのではないか。