当日の入場者数15,312人・・・
勝ち点3を前提に乗り込んできた強豪チーム相手にL.ドミンゲスに加えてケネディも欠場となった名古屋。開始早々にセットプレーからあっさり失点を許した時は“大虐殺ショー”の始まりかと思いましたが、意外にも?その後は下を向くことなく立て直し、逆にボールを支配する展開から川又の移籍後初ゴールで同点に。集中力を欠いた失点シーンを除いてそれなりに互角に戦えた前半の戦いぶりには手応えと頼もしさを感じました。
真綿で首を絞めていくような川崎のボールポゼッションにより多くの時間帯を守備に奔走させられ、時間の経過とともに疲労の色が濃くなっていった後半も、散々攻めこまれながらこの日は紙一重のところで決勝ゴールだけは阻止。終わってみれば1-1という結果に防げたはずの失点があらためて悔やまれるところですが、これが今の名古屋の実力ということ。逆にその失点がレッスン代となり終盤の集中力につながったものと前向きに考えておきましょう。
これでリーグ戦再開後8試合を終えての成績は1勝5分2敗で手にした勝ち点は8ポイント。夏の2ヶ月間で残留にめどをつけるという目標からすれば到底満足などできませんが、かといって“重要な決断”を迫るにもまた微妙な結果に終わりました。同様に下位に低迷する他のクラブで監督解任の動きも出てきているなか、名古屋は不安を抱えながらもぶれることなく西野監督を信じて戦っていくことになりそうです。気がつけば?リーグ戦も残り12試合、私も腹をくくってチームと共に戦っていきたいと思います。