赤鯱にこんがらがって

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U-20ワールドカップ 対チェコ戦

2007年07月13日 | 日本代表

 当ブログではフォロー出来なかったけれど、グループリーグを堂々たる試合内容で戦い決勝トーナメント進出を決めたU-20日本代表。1位通過できたことで会場の移動もなく、またナイジェリア戦で主力を温存できたことは文句なしの結果だった。

 ベストメンバーで臨んだ日本は前半22分にCKから槙野の豪快なヘッドで幸先良く先制。試合前の情報どおりコスタリカと似たようなチェコを相手に、1対1での競り合いでは手を焼く場面もあったが、ほぼ日本のペースで1-0のまま前半が終了した。

 後半開始早々に獲得したPKでの追加点のチャンスに森島が決めて2-0。しかし、直後から中盤を省略する戦法をとってきたチェコに終始押し込まれ、立て続けにPKをとられて2失点。1点目のPKとなったファウルは微妙な判定だったが、延長戦を含めてこの試合で唯一といっていいくらい自分達のサッカーが出来なかった時間帯での出来事だった。その後はチェコに退場者が出て延長戦を数的優位で戦うも得点はならず。PK戦の末(3-4)前回と同様ベスト16での敗退となった。

 とはいえ今回の健闘には心から拍手を送りたいし、涙にくれる選手達の姿を見て感傷に浸るのもいいだろう。が、間違っても「感動をありがとう」だけで終わらせてはいけない。私達はユース代表時代に大活躍しながらその後消えていった選手を何人も知っている。彼らにとってはこれからが本当のスタートだし、更にレベルアップを目指して1人でも多くの選手がフル代表に名を連ねるよう見守っていきたい。そのために今大会の結果が糧になってくれればとせつに思う。


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