連敗回避云々ではなく勝ち点３獲得のため絶対に負けられなかった大宮戦。主力選手３人を欠くなかで伏兵２人が先制及び勝ち越しゴールを決める活躍を見せると、連戦を強いられる大宮に退場者が出るという幸運にも恵まれ、ピッチ上の選手とベンチの監督、選手とサポーターが一丸となって＋３を実現。ブルゾの負傷という大逆風に対し僅かながら追い風も感じられる名古屋です。
そんな一戦から中２日で迎える明日の天皇杯４回戦対新潟戦。黒崎監督の留任が発表されたばかりの新潟は、引分けが２試合続いているとはいえマルシオ・リシャルデスを中心とした攻撃陣は相変わらず元気で、名古屋や鹿島相手の勝利を含めリーグ戦はここ５試合負けなし。Ｊ２降格の心配がなくなった反面、ＡＣＬ出場権獲得が厳しい状況だけに天皇杯へのモチベーションは高いものと思われます。不安材料といえば試合会場がビッグスワンではなく瑞穂になってしまったことでしょうか。
一方の名古屋は闘莉王と金崎が依然不在に加えてブルゾの長期離脱が決定と試練が続く状況。そんななかでのケネディの代表戦辞退と天皇杯に強い吉村の復帰は心強い限りです。今後の日程を考慮してミスターは先発メンバーの入替えも示唆しているようですが、明日は誰が欠場し誰が出場しようとも大宮戦の勝利で得た自信を共有して戦ってほしいものです。なにより敵地での大敗のリベンジはもちろん、ナビスコ杯を含めて新潟に対し今シーズン未勝利のまま終わるわけにはいかないはず。というわけでリーグ戦と同じく目の前の試合に真摯に臨んでくれるであろう選手達のために、私も日曜日に続いて瑞穂に参戦し全力でサポートするのみです。
