バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

中国伝統医薬(中薬)、植物性医薬品の国際的な研究開発

2012年07月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

趙 利斌(天津天士力集団公司研究院 助理総監) 共著者:何毅、郭治、孫鶴  
 生活習慣と生活様式の大きな変化に伴って、人類の疾患は、感染性等の単因子疾患から、代謝及び調節障害を主とする慢性的で複雑な多因子疾患へと転換している。腫瘍、糖尿病、心血管疾患、神経系、心理的障害等の精神疾患の増加等、慢性疾患、老人性疾患、生活習慣病の発生率が増加しているため、関連治療薬が新薬開発の注目点となっている。

 1996~2005年は、感染症や腫瘍、神経系、心血管系、消化器系が新薬開発の前列にあったが、05~08年になると、この順序に変化が表れ、開発・実用化される新薬の多くは、腫瘍、神経系疾患、心血管疾患の薬に転換していった。そのうち内分泌系(糖尿病)の薬は、研究開発が最も急増した分野である。SciencePortal China.,2012年7月5日

中国における寄生虫病防除状況及び今後の防除研究の重点

2012年07月30日 | 海外情報

周 暁農(中国疾病予防コントロールセンター寄生虫病予防コントロール所 所長)  
 中国は寄生虫病の流行が深刻な発展途上国の一つである。60年余りにわたる懸命の防除により、中国の寄生虫病防除業務はめざましい成果を挙げた。しかし、国土が広く、社会経済の発展が不均一である等の要因により、寄生虫病の流行レベル及び防除状況における地域的格差は大きい。SciencePortal China.,2012年3月9日

エボラ出血熱発生、ウガンダで14人死亡

2012年07月29日 | NEWSクリッピング
世界保健機関(WHO)は28日、東アフリカ・ウガンダで、7月に入りエボラ出血熱が発生し、これまでに20人が発症、14人が死亡したと発表した。
 AFP通信によると、エボラ出血熱が発生したのは、首都カンパラから約200キロ・メートル西方。同国保健省や米疾病対策センター(CDC)の対策チームが現地に派遣されたという。2012年7月29日 読売新聞


韓医学研、六味地黄湯の前立腺肥大症への効果確認

2012年07月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
動物実験で究明…投与後4週で前立腺の重さが54%減少
韓国韓医学研究院(チェ・スンフン院長)は同研究院のシン・ヒョンギュ博士チームが前立腺肥大症モデルの動物を対象にした実験で「六味地黄湯」を経口投与した際に前立腺肥大症が大幅に改善されることを確認したと7月24日に発表した。前立腺肥大症に対する六味地黄湯の治療効果と作用機序を動物実験を通じて明らかにしたのはこれが初めて。おはよう大徳 2012-07-27


韓国バイオ企業 幹細胞培養液化粧品を日本販売

2012年07月29日 | NEWSクリッピング
18:37 KST文字拡大 文字縮小印刷 【ソウル聯合ニュース】韓国のバイオ企業、RNLバイオは26日、幹細胞の培養液が含まれている化粧品「Dr.Jucre(ドクタージュクル)」を日本の輸入代行会社であるアレックスケアに供給したことを明らかにした。供給量を金額に換算すれば約4000万円となる。

 これでRNLバイオは日本化粧品市場へ本格的に参入する。同製品は日本全国の化粧品売り場やインターネットなどで販売される予定だ。

 RNLバイオは幹細胞培養液抽出物を新原料として厚生労働省に登録させ、約1年間の審査を受け、販売許可を取得した。 聯合ニュース(韓国)2012/07/26



眼病治療のための多環式フェノール化合物の使用方法

2012年07月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-548815 出願日 : 2002年12月5日
公表番号 : 特許公表2005-515992 公表日 : 2005年6月2日
出願人 : ミトコー、インク 発明者 : ディケンズ、ジェームズ・アラン 外1名

本発明は、被検体における眼の疾病、疾患、又は障害の予防或いは治療のための保護化合物の使用方法に関するものである。当該方法は、予め決定した多環式フェノール化合物を被検体に投与する工程を含む。当該多環式フェノール化合物は、少なくとも1の末端フェノール基、及び少なくとも1のその他の環状基を有する化合物から選択される。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


生物界間接合を利用した真核細胞への遺伝子導入方法

2012年07月29日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2007-292999 出願日 : 2007年11月12日
公開番号 : 特許公開2009-118745 公開日 : 2009年6月4日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 守口 和基 外1名
発明の名称 : およびその方法から得られた真核細胞、ならびにその遺伝子導入用キット。

【課題】
生物界間接合を用いた真核細胞への遺伝子導入方法について、従来のからある遺伝子導入法より導入率が低いという問題があり、その生物界間接合をもちいた遺伝子導入率を向上することが本発明の課題である。
【解決手段】
本発明によって真核細胞に対してAntimycin A、 OligomycinおよびErythromycinなどのミトコンドリア機能阻害剤を用いてミトコンドリア機能を操作することにより、生物界間結合による遺伝子導入効率を向上させる遺伝子導入法を提供するものである。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


ニンニク抽出物又はその分画・画分を有効成分とする心筋リモデリング抑制剤

2012年07月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

出願番号 : 特許出願2006-58368 出願日 : 2006年3月3日
公開番号 : 特許公開2007-230981 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : 国立大学法人弘前大学 発明者 : 北原 晴男 外3名

【課題】心筋梗塞後の再開通時に発生する心筋リモデリングに対する新規な抑制の提供。
【解決手段】ニンニクの有機溶媒抽出物、例えば酢酸エチル抽出物、を有効成分とする、心筋梗塞発生後の再開通における心筋リモデリング抑制剤。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


F1F0-ATPaseインヒビターおよび関連の方法

2012年07月29日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-524985 出願日 : 2008年9月11日
公表番号 : 特許公表2011-509238 公表日 : 2011年3月24日
出願人 : ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミシガン 発明者 : グリック ゲアリー ディー. 外1名

本発明は、ミトコンドリアF1F0-ATPaseインヒビターなどのグアニジンベースのF1F0-ATPaseインヒビターのファミリ、その発見方法、および特定の機能障害を治療するためのその治療薬としての用途に関する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索