バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

胃がんリスク、早期発見で死亡率低減 ピロリ除菌後も定期検診を

2017年01月05日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 胃や十二指腸の潰瘍を起こし、胃がんの原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)に感染している人が、薬を飲んで除菌する例が急増している。2013年、内視鏡(胃カメラ)検査で感染による胃炎が見つかれば、自覚症状がなくても保険で除菌できるようになったためだ。胃がんの発生や死亡を減らす効果が期待される一方、除菌が成功して安心し、がん検診を受けなくなるケースも。専門家は、除菌成功後もリスクが残っていることを指摘し、定期的にがん検診を受けるよう注意を促している。産経 SankeiBiz.2016.12.20

脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す発見

2017年01月05日 | 医療 医薬 健康

神戸新聞NEXT 1/5(木) 7:30配信

脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す発見

神戸新聞NEXT

 兵庫医科大(兵庫県西宮市)のグループが、脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞があることを発見し、それを採取、培養して移植することで、脳梗塞で死んでしまった脳細胞を再生させる研究を始めた。死んだ神経細胞は再生しないという定説を覆す発見で、グループは「今後2年余りで、臨床試験の前段階まで持っていきたい」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000002-kobenext-sctch

誘導肝幹細胞及びその製造方法、並びに、該細胞の応用

2017年01月05日 | 医療 医薬 健康
出願人: 独立行政法人国立がん研究センター
発明者: 石川 哲也, 萩原 啓太郎, 落谷 孝広

出願 JP2011000621 (2011/02/03) 公開 WO2011096223 (2011/08/11)

【要約】本発明は、安全性試験、毒性試験、代謝試験、薬物相互作用試験、抗ウイルス活性試験、高脂血症薬、高血圧治療薬、低分子化合物医薬、抗体医薬などの医薬品のスクリーニング試験、創薬標的スクリーニング、動物モデル作製、肝細胞産生タンパク質の生産、及び再生医療に有用な、下記の誘導肝幹細胞、その製造方法及び該細胞の応用である。少なくとも下記(1)~(3)の要件を具備することを特徴とする誘導肝幹細胞;(1)胚性幹細胞のマーカー遺伝子である特定の遺伝子群の中から選択された少なくとも15種の遺伝子を発現している(2)肝細胞としての性質を有する(3)3日以上増殖培養又は継代培養可能である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011096223/

ラット胚性幹細胞を用いたキメララットの作製法

2017年01月05日 | 細胞と再生医療
ラット胚性幹細胞を用いたキメララットの作製法 審査最終処分:未審査請求によるみなし取下
出願人: 独立行政法人国立がん研究センター, DSファーマバイオメディカル株式会社
発明者: 落谷 孝広, 川又 理樹

出願 JP2010071412 (2010/11/30) 公開 WO2011068103 (2011/06/09)

【要約】本発明は、キメラ胚およびキメララットの作製方法であって、ラット多能性幹細胞をES細胞分化抑制剤の存在下で宿主胚に接触させることを特徴とする方法を提供する。当該方法は、(a)雌のラットから採取された受精後の宿主胚と、ラット多能性幹細胞とを、ES細胞分化抑制剤の存在下で接触させる工程、(b)ラット多能性幹細胞を接触させた宿主胚を培養し、キメラ胚を形成させる工程を含む。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011068103/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

がん・腫瘍の転移を抑制または予防する剤

2017年01月05日 | 癌 ガン がん 腫瘍
腫瘍治療剤 スコア:7132
出願人: 独立行政法人国立がん研究センター, 旭化成ファーマ株式会社
発明者: 落谷 孝広, 高橋 陵宇

出願 JP2010067288 (2010/10/01) 公開 WO2011040613 (2011/04/07)

【要約】本発明は、miR27bまたは配列番号1で表されるヌクレオチド配列と70%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり且つmiR27bと同等の機能を有するヌクレオチドを含む核酸を含む、腫瘍、特に薬剤耐性がんの治療剤、腫瘍の転移を抑制または予防する剤、がん再発を抑制または予防する剤を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011040613/

免疫調節作用を有する乳を産生する食餌のスクリーニング法

2017年01月05日 | 医療 医薬 健康
出願人: 森永乳業株式会社
発明者: 落谷 孝広, 小坂 展慶, 関根 一則, 和泉 裕久

出願 JP2010061926 (2010/07/14) 公開 WO2011007815 (2011/01/20)

【要約】免疫調節作用を有する乳を産生する食品のスクリーニング法、及び免疫調節作用を有する新規な食品並びにその製造方法を提供する。哺乳動物の乳中のマイクロRNAプロファイルと、該哺乳動物が摂取した食餌又は該食餌に含まれる物質との相関を指標として、乳中のマイクロRNAの存在量を増加又は低下させる食餌又は物質を同定することにより、免疫調節作用を有する母乳を産生する食餌又は物質をスクリーニングする。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011007815/

乳がん、骨肉腫または前立腺がんを治療する剤を提供する

2017年01月05日 | 癌 ガン がん 腫瘍
腫瘍縮小剤

出願人: 独立行政法人国立がん研究センター, 大日本住友製薬株式会社
発明者: 落谷 孝広, 小坂 展慶, 井口 晴久

出願 2011-033772 (2011/02/18) 公開 2012-171894 (2012/09/10)

【要約】【課題】腫瘍の治療剤、特に乳がん、骨肉腫または前立腺がんを治療する剤を提供すること。【解決手段】miR=625_の相補鎖配列である配列番号2で表されるヌクレオチド配列と70%以上の同一性を有するヌクレオチド配列からなり、且つmiR=625_の機能を阻害する活性を有する核酸またはそれを発現し得るベクターを含む、腫瘍、特に乳がん、骨肉腫または前立腺がんの治療剤。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012171894/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

「マクロファージがつくる不飽和脂肪酸が、炎症を収めるのに重要であることを発見」

2017年01月05日 | 炎症 抗炎症薬
「マクロファージがつくる不飽和脂肪酸が、炎症を収めるのに重要であることを発見」 ―炎症の慢性化を抑え生活習慣病を防ぐ、新しい治療標的の可能性―
プレスリリース 掲載日:2017.01.04
筑波大学 東京医科歯科大学 千葉大学
東京医科歯科大学難治疾患研究所 細胞分子医学分野(テニュアトラック研究室)の大石由美子テニュアトラック准教授の研究グループは、カリフォルニア大学サンディエゴ校の Christopher K. Glass 教授、Nathanael J.Spann 博士、筑波大学の島野仁教授、松坂賢准教授、千葉大学の真鍋一郎教授、ソーク研究所の Alan Saghatelian 教授との共同研究で、マクロファージがつくる抗炎症性不飽和脂肪酸が、炎症応答をうまく収める(収束する)ために重要であることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/54075

がん診断と治療の両方に適した放射性銅67の大量・高品質製造法の開発に成功

2017年01月05日 | 癌 ガン がん 腫瘍
がん診断と治療の両方に適した放射性銅67の大量・高品質製造法の開発に成功
―加速器で作る中性子が新たな診断・治療薬開発に道を拓く―

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2016.12.29
量子科学技術研究開発機構

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫、以下「量研機構」という。)量子ビーム科学研究部門高崎量子応用研究所東海量子ビーム応用研究センター プロジェクト「加速器中性子利用RI生成研究」の須郷由美上席研究員、橋本和幸上席研究員、永井泰樹研究員(大阪大学名誉教授・東京工業大学名誉教授)、および、株式会社千代田テクノル(代表取締役社長:山口和彦)の川端方子研究員、佐伯秀也技術員、佐藤俊一技術員らは共同で、がんの診断と治療の両方に役立つことが長年期待されてきた放射性銅67(Cu-67)を、加速器で作る中性子を利用することにより大量かつ高品質で製造する技術を世界に先駆け開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/54036

人間が立つことを支えるストレスタンパク質・αB-クリスタリン

2017年01月05日 | 医療 医薬 健康
人間が立つことを支えるストレスタンパク質・αB-クリスタリンが、一細胞レベルでもふんばりを支え、かたちを制御していることを発見

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2016.12.29
東京農工大学

東京農工大学大学院工学研究院応用化学専攻有機材料科学・材料健康科学寄付講座 跡見順子客員教授、清水美穂客員准教授をはじめとする研究チームは、ストレスタンパク質・αB-クリスタリン(αB)の多寡が、かたちの保持や接着といった細胞の基本的な機能を制御していることを、遺伝子工学的な手法を用いて世界で初めてあきらかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/54047