バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規なペプチド誘導体及びこれを含有する医薬

2017年01月12日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

整理番号 H25-048
掲載日 2016年12月28日
出願番号 特願2014-019236
公開番号 特開2015-145351
出願日 平成26年2月4日(2014.2.4)
公開日 平成27年8月13日(2015.8.13)
発明者

角川 博哉

出願人

国立大学法人山口大学

発明の名称 新規なペプチド誘導体及びこれを含有する医薬 NEW
発明の概要 【課題】優れたホルモン製剤として、またはホルモン感受性癌の予防・治療及び転移抑制剤として、より作用の強いキスペプチン剤を提供すること。
【解決手段】AMレジンの一つである4-(2’,4’-ジメトキシフェニル-Fmoc-アミノメチル)-フェノキシレジンを固相担体としてペプチドを合成し、ペプチド中の各アミノ酸の側鎖の保護基のうち、Ser側鎖の水酸基の保護基であるトリフェニルメチル基を、1%トリフルオロ酢酸を用いて除去し、前記保護基の除去後のSer側鎖の水酸基に、オクタン酸及びWSCIを作用させることで選択的にアシル化し、Tyr-Asn-Trp-Asn-Ser(COR)-Phe-Gly-Leu-Arg-Tyr-NH2、及びSer(COR)-Phe-Gly-Leu-Arg-Tyr-NH2(Rは炭素数1-20の置換又は非置換の直鎖状若しくは分枝状のアルキル基である)からなるキスペプチン剤を作製した。 J-Store >>国内特許コード P160013585

標的核酸の検出方法

2017年01月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

掲載日 2016年12月28日
出願番号 特願2011-134800
公開番号 特開2013-000060
登録番号 特許第5863162号
出願日 平成23年6月17日(2011.6.17)
公開日 平成25年1月7日(2013.1.7)
登録日 平成28年1月8日(2016.1.8)
発明者

福田 伸治
桑山 勝
重本 直樹
谷澤 由枝
山田 裕子
松尾 健

出願人: 広島県

発明の概要 【課題】少なくとも1種類の標的核酸を同時に増幅させ、目視で識別することができる標的核酸の検出・識別方法を提供することである。
【解決手段】上流側及び/又は下流側プライマーに異なる蛍光物質を標識する工程と、標的核酸の種類ごとに、標的核酸を増幅させる方法に応じた少なくとも1本の前記蛍光標識プライマーを含む標的核酸増幅用のプライマーを添加して、少なくとも1種類の標的核酸を同時に増幅させる工程と、前記増幅させた標的核酸増幅液に、前記蛍光物質を標識したプライマーと相補配列を有しクエンチャーを標識したオリゴヌクレオチドを添加させて反応させる工程と、前記反応後の標的核酸増幅液に定められた波長域の光を照射し、蛍光物質から発せられた蛍光色から増幅した標的核酸を検出・識別する工程と、を含む工程としたことで課題を解決できた。 J-Store >>国内特許コード P160013576

卵巣がんの予後検査・診断方法

2017年01月12日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 特願2016-078514
公開番号 特開2016-198094
出願日 平成28年4月9日(2016.4.9)
公開日 平成28年12月1日(2016.12.1)
優先権データ 特願2015-080452 (2015.4.9) JP

発明者

宮本 新吾
宮田 康平

出願人

学校法人福岡大学

発明の名称 卵巣がんの予後検査・診断方法 NEW
発明の概要 【課題】血液サンプルを用いて卵巣がんの予後を予測できる卵巣がんの予後検査方法を提供すること。
【解決手段】本発明の卵巣がんの予後検査方法は、卵巣がんの予測検査・診断時点での血液サンプル中のmiRNAのmiR-135の発現量を比較サンプル中のmiR-135の基準発現量と比較してmiR-135の発現量が低下していることを検査して卵巣がんの予後予測をすることからなっている。また、前記miR-135の基準発現量が、対応する卵巣がんの摘出手術後のmiR-135の発現量および/またはROC曲線でのmiR-135の発現指数が0.40に対応するmiR-135の発現量であることをにも特徴を有する。J-Store >> 国内特許コード P160013570

がんの治療に有効な化合物を含む医薬組成物及びがんを治療するための方法

2017年01月12日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願番号 特願2015-078506
公開番号 特開2016-199474
出願日 平成27年4月7日(2015.4.7)
公開日 平成28年12月1日(2016.12.1)
発明者

汐田 剛史
神吉 けい太
影近 弘之

出願人

国立大学法人鳥取大学
国立大学法人 東京医科歯科大学

発明の名称 がんの治療に有効な化合物を含む医薬組成物及びがんを治療するための方法 NEW
発明の概要 【課題】副作用がない、がんの治療用医薬組成物の提供。
【解決手段】下記式(I)で表される化合物、生理学的に許容されるその塩及び生理学的に許容されるその水和物からなる群より選択されるものを少なくとも1以上含有する、がんの治療用医薬組成物。
J-Store >>国内特許コード P160013569 

腫瘍細胞の生存を低下させるYB-1アンチセンスオリゴヌクレオチド

2017年01月12日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 特願2016-074719
公開番号 特開2016-192963
出願日 平成28年4月1日(2016.4.1)
公開日 平成28年11月17日(2016.11.17)
優先権データ

特願2015-075292 (2015.4.1) JP

発明者:和泉 弘人
出願人:学校法人産業医科大学

発明の名称 腫瘍細胞の生存を低下させるYB-1アンチセンスオリゴヌクレオチド NEW
発明の概要 【課題】YB-1の発現を特異的且つ効果的に抑制する核酸を提供すること。
【解決手段】YBX1mRNAのヌクレオチド配列に基づいて、25塩基の一本鎖DNAアンチセンスオリゴヌクレオチドを作製し、ヒトYB-1翻訳阻害活性を有する、核酸。J-Store >> 国内特許コード P160013567

マカオでヒトへの鳥インフル感染…在香港日本国総領事館が在留邦人に注意喚起

2017年01月12日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

共同通信.,2016/12/15

 在香港日本国総領事館は12月15日午前、同月13日にマカオの卸売市場にて中国本土から輸入された家禽(烏骨鶏)から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認され、14日未明に当該感染鳥の濃厚接触者がH7N9型鳥インフルエンザに感染していることが判明したことを受け、在留邦人向けメールマガジンを発出し、注意喚起を行った。
https://this.kiji.is/181975385483706373

慢性閉塞性肺疾患を抑える糖鎖を発見

2017年01月12日 | 糖鎖生化学

慢性閉塞性肺疾患を抑える糖鎖を発見
-ステロイド薬よりも安全で低副作用の新しい治療薬の開発へ-

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.01.11
理化学研究所

理化学研究所(理研)グローバル研究クラスタ疾患糖鎖研究チームの高叢笑研究員(研究当時)、藤縄玲子テクニカルスタッフ(研究当時)、木塚康彦研究員と谷口直之チームリーダーらの国際共同研究グループ※は、マウスを用いて、「ケラタン硫酸[1]」の一部である「L4」と呼ばれる二糖[2]が慢性閉塞性肺疾患(COPD)[3]を抑える効果を持つことを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/54275