バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

悪魔の耐性菌、想定より感染拡大の恐れ 症状出ない保菌者も

2017年01月17日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

Tue posted at 11:57 JST
(CNN) 抗生剤に対して強い耐性を持ち、「悪夢の耐性菌」とも呼ばれる「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)」が、これまで考えられていたよりも感染を広げている可能性があるという研究結果が17日までに米科学アカデミー紀要に掲載された。患者に症状が出ないまま人から人への感染が起きている可能性もあるとしている。CNNニュース 2017.01.17

ゲノム編集は遺伝子組換えか? 世界的な争点に

2017年01月17日 | 医療 医薬 健康
ゲノム編集は遺伝子組換えか? 世界的な争点に
「新しい育種技術」の可能性と課題(後篇)

2016.12.23(Fri) 漆原 次郎

遺伝子組換えより格段に簡単な方法で遺伝子改変を実現する新たな技術、それが「ゲノム編集」だ。DNAを切る“ハサミ”の役割をする制限酵素などを、細胞の中のゲノムに導入することで、狙ったわずかな数の塩基を人工的に欠損させたり置換させたりすることができる。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48702

オプジーボと特定の薬を併用、がん攻撃する力強化か

2017年01月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 がん免疫薬「オプジーボ」と、細胞内のミトコンドリアを活性化する薬を併用すると、がんを攻撃する力が強まる可能性があることを、京都大の本庶佑名誉教授らの研究チームがマウス実験で明らかにした。17日、米科学アカデミー紀要に発表する。来年度にも肺がんの患者向けに、オプジーボと併用する治験を始める。朝日新聞デジタル>>2017年1月17日

京大が新治療法、がん治療薬効果アップ−「オプジーボ」使用量減も

2017年01月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

京都大学大学院医学研究科の本庶佑客員教授、茶本健司特定講師らは、がん免疫治療薬「オプジーボ」の効果を高める可能性のある新治療法をマウスの実験で発見した。オプジーボのようにがん細胞に発現する免疫のブレーキ役分子(PD―1)を阻害する抗体(抗PD―1抗体)と、活性酸素を生み出す低分子薬剤を併用し、抗腫瘍効果を大幅に高めた。薬剤は安価な市販の高脂血症薬「ベザフィブラート」が有効だった。 日刊工業新聞.,2017/1/17

ゲノム編集で肺がん治療 中国チーム、新手法で世界初

2017年01月17日 | 医療 医薬 健康

 生命の設計図と呼ばれるゲノム(全遺伝情報)を自由に改変できる「ゲノム編集」の技術を使い、肺がん患者を治療する臨床研究を中国の四川大チームが実施したと英科学誌ネイチャーが報じた。

 同誌によると「クリスパー・キャス9」と呼ばれる新しいゲノム編集の手法を使った世界初の臨床研究とみられる。米国では既に別のゲノム編集の手法を使ったエイズ治療の臨床研究が実施されているが、クリスパー法は従来の手法と比べ、操作が簡単で改変の効率も良いとされ、医療応用に向けた研究が加速していた。産経 SankeiBiz.2016.11.22