バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヌクレアーゼにより遺伝子変形された細胞を濃縮させる方法

2017年01月10日 | 細胞と再生医療
出願人: ツールゲン インコーポレーション
発明者: キム ジン スー, キム セオク ユーン, キム ヨン サブ

出願 2013-555364 (2012/02/22) 公開 2014-510522 (2014/05/01)

【要約】本発明は、特定のヌクレアーゼにより細胞内の特定ヌクレオチド配列が切断されるか、または前記切断により前記ヌクレオチド配列が変形された細胞を選別または濃縮させるためのレポーターコンストラクト及び方法、前記レポーターコンストラクトを含む宿主細胞、及びヌクレアーゼ活性のモニタリングシステムに関するものである。本発明のレポーターシステムは、簡単で無侵襲的であり、遺伝子変形された細胞の効率的な濃縮を可能にする。したがって、本発明は、遺伝子治療及び遺伝工学だけでなく基礎研究でヌクレアーゼの適用を促進させるものである。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014510522/

乳癌の遠隔転移を予測するための分子予後サインおよびその使用

2017年01月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願人: セレラ コーポレーション
発明者: ラウ, キット, ワン, アリス

出願 2009-548313 (2008/01/31) 公開 2010-516292 (2010/05/20)

【要約】本発明は、乳癌転移を予測するために有用である独特の14個の遺伝子分子予後サインに基づいている。特に、本発明は、これらの遺伝子の発現レベルを検出および分析するための方法および試薬、並びに乳癌転移のリスクの予測に発現レベル情報を用いる方法に関する。本発明の一局面では、乳癌患者のエストロゲン受容体陽性の腫瘍細胞におけるCENPA、PKMYT1、MELK、MYBL2、BUB1、RACGAP1、TK1、UBE2S、DC13、RFC4、PRR11、DIAPH3、ORC6LおよびCCNB1として知られる遺伝子のmRNA発現を測定し、これらの遺伝子のmRNA発現レベルに基づく腫瘍転移のリスクを予測することを含む、乳癌患者の腫瘍転移と関連したリスクを測定する方法に関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2010516292/


乳癌の遠隔転移を予測するための分子予後サインおよびその使用
出願人: セレラ コーポレーション
発明者: キット ラウ, アリス ワン

出願 2013-124548 (2013/06/13) 公開 2013-176397 (2013/09/09)

【要約】【課題】乳癌の遠隔転移を予測するための分子予後サインおよびその使用の提供。【解決手段】本発明は、乳癌転移を予測するために有用である独特の14個の遺伝子分子予後サインに基づいている。特に、本発明は、これらの遺伝子の発現レベルを検出および分析するための方法および試薬、並びに乳癌転移のリスクの予測に発現レベル情報を用いる方法に関する。本発明の一局面では、乳癌患者のエストロゲン受容体陽性の腫瘍細胞におけるCENPA、PKMYT1、MELK、MYBL2、BUB1、RACGAP1、TK1、UBE2S、DC13、RFC4、PRR11、DIAPH3、ORC6LおよびCCNB1として知られる遺伝子のmRNA発現を測定し、これらの遺伝子のmRNA発現レベルに基づく腫瘍転移のリスクを予測することを含む、乳癌患者の腫瘍転移と関連したリスクを測定する方法に関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013176397/

理研、終身雇用を4割に…「任期付き」から選抜

2017年01月10日 | NEWSクリッピング


読売新聞 1/8(日) 12:53配信

 日本最大級の研究機関・理化学研究所(理研)は、60歳の定年まで働ける長期雇用の研究者を、将来的に全体の4割に増やす方針を決めた。

 任期付きで雇用されている研究者を選抜し、定年まで雇用する新制度を4月から導入する。

 優秀な中堅や若手に、安定した生活と研究環境を保障し、人材を長期的に育てる狙いがある。財政が厳しい中、国立大などでは、雇用期間を数年に区切った「任期付き研究者」が若手を中心に増えており、国内トップ機関の改革は、研究現場の雇用のあり方に一石を投じることになりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170107-00050092-yom-sci

米国で進む「子宮移植」と日本の現状

2017年01月10日 | 細胞と再生医療

米ブラウン大医学部内科  クリニカルインストラクター(臨床指導医) 安川 康介

 米国で初の子宮移植が近く実施される見通しであることが、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版で11月12日(紙面は13日)に報じられました。移植大国・米国での実施は各国に少なからず影響を及ぼすものと見られます。代理出産が認められていない日本では、子宮がなくて子どもを諦めていた女性に大きな希望を与える可能性がある一方、実現には課題もあります。子宮移植の歩みと現状をまとめてみました。 読売新聞デジタル.,2015年12月16日

子宮移植、慶大が初の申請へ…5人に臨床研究

2017年01月10日 | 細胞と再生医療

 病気などで子宮がない女性に、妊娠・出産を目的に第三者の子宮を移植する子宮移植の臨床研究を、慶応大のチームが2017年内に学内の倫理委員会に申請する方針であることがわかった。

 海外では出産例もあるが、国内で実施されれば初めて。 読売新聞デジタル.,2017-01-08   

DNAの濃度単位を自動で変換してくれる

2017年01月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
バイオの杜 2013年5月13日
バイオ実験をしていると、核酸濃度の単位を変換しなければならないことがありますよね。重量濃度からモル濃度に変換したいとき、みなさんはどうしてますか?

 実験で核酸の量が知りたいとき、おおむねOD260を測定して重量濃度を求めることと思います。しかし実験では重量濃度ではなくモル濃度が必要になることも多いです。そんなとき、みなさんはどうやってモル濃度に直していますか?
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/lifehack/3928/

ローマ帝国崩壊、原因はマラリア? 遺骨のDNAで原虫特定

2017年01月10日 | 生命科学 生物誌
(CNN) カナダ・マクマスター大学などの研究者は6日までに、古代ローマ帝国の墓地に埋葬された2000年前の人間の遺体から、マラリア感染の遺伝的な証拠を発見したとの論文を発表した。マラリアの流行がローマ帝国崩壊の一因になったとの説は以前から人気があり、今回の発見がこうした議論の進展に寄与する可能性もある。 CNNニュース.,2016.12.06


ロタウイルス胃腸炎、流行はやむを得ない?

2017年01月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 病院に勤務していた頃、深夜に自宅の電話のベルが鳴ることはしょっちゅうでした。その理由は、「これから緊急手術をおこないたいので手術に加わってほしい」という後輩医師からの依頼でした。緊急手術をおこなうということは、患者の病気に対する診断がすでについているということです。しかし私はかつて一度だけ、「患者の体の中で何が起こっているかわからないので来てほしい」と連絡を受けたことがあります。読売新聞YomiDr.,2017年1月10日