細胞透過性p18組換えタンパク質、これをコードするポリヌクレオチド及びこれを有効成分として含有する抗癌組成物
出願人: プロセル セラピューティックス インコーポレーティッド
発明者: ジョ デウン, キム ソルファ, イム ジョン−ヒ, パク キスク, カン セ−ウン
出願 2010-523953 (2008/09/04) 公開 2010-537666 (2010/12/09)
【要約】本発明は、腫瘍抑制因子p18に巨大分子伝達ドメイン(MTD)が融合され、細胞透過性を有するp18組換えタンパク質、前記細胞透過性p18組換えタンパク質をコードするポリヌクレオチド、前記細胞透過性p18組換えタンパク質の発現ベクター及び前記細胞透過性p18組換えタンパク質を有効成分として含有するp18欠損又は機能消失を治療するための抗癌剤用薬学的組成物に関する。本発明の細胞透過性p18組換えタンパク質は、ハプロ不全腫瘍抑制因子であるp18を細胞内に伝達し、DNA損傷又は腫瘍形成信号による細胞周期の阻害とアポトーシスを誘導するATMとp53の活性化に関連する信号伝達機構を効果的に再活性化するので、これを有効成分として含有する組成物は、抗癌剤として有用に用いられる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2010537666/