バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

脳機能改善のための医薬および方法

2012年07月20日 | 創薬 生化学 薬理学

国際出願番号 : PCT/JP2005/013949 国際出願日 : 2005年7月29日
国際公開番号 : WO2006/011600 国際公開日 : 2006年2月2日
出願人 : アンジェスMG株式会社 発明者 : 金田 安史 外2名

脳機能を改善または悪化を予防するための新規な治療剤、およびこの治療剤の新規な投与方法を提供すること。
本発明は、細胞増殖因子を含む、脳機能の悪化を予防するか、または脳機能を改善するための組成物を提供する。さらに好ましくは、この細胞増殖因子は、血管内皮増殖因子(VEGF)、線維芽細胞増殖因子(FGF)および肝細胞増殖因子(HGF)からなる群より選択される。さらに、本発明は、脳機能の悪化を予防するか、または脳機能を改善するための方法であって:細胞増殖因子を患者に投与する工程、を包含する、方法を提供する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


組換え微生物によるフラボノイドの生成

2012年07月20日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2007-521533 出願日 : 2005年7月11日
公表番号 : 特許公表2008-505657 公表日 : 2008年2月28日
出願人 : ザ リサーチ ファウンデイション オブ ステイト ユニバーシティー オブ ニューヨーク 発明者 : コファス,マシオス 外3名

 微生物宿主におけるフラボノイドの生成のための方法および組成物が提供される。組成物は、フェニルプロパノイドの種々のフラボノイドへの変換のための生合成経路中の1以上のステップに関与する酵素をコードする遺伝子のセットを含む。方法は、遺伝子のセットを異種宿主細胞に導入して、前記遺伝子の発現が酵素の生成を生じるよう、適当な培地中で細胞を増殖させるステップを含む。特的の基質(複数も可)を形質転換細胞に供給すると、酵素が基質に作用して所望のフラボノイドを生成する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


Toll様レセプター強制発現細胞の利用

2012年07月20日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2004-178266 出願日 : 2004年6月16日
公開番号 : 特許公開2005-27665 公開日 : 2005年2月3日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 齋藤 忠夫 外3名
発明の名称 : Toll様レセプター強制発現細胞の利用

【課題】Toll様レセプター強制発現細胞の利用法を提供する。
【解決手段】Toll様レセプター9(TLR9)、Toll様レセプター2(TLR2)各遺伝子をブタ腸管パイエル板よりクローニングし、強制発現させた細胞を作製した。ブタTLR9トランスフェクタントのCpG DNAに対する機能性解析により、ブタTLR9はマウス特異的CpG DNAモチーフよりもヒトのそれに対する認識性が高く、更に各種組織におけるmRNAの発現量をReal-time PCR法で比較したところ、腸管パイエル板および腸管膜リンパ節で脾臓の3倍以上であることが判明した。また、ブタTLR2トランスフェクタントが酵母細胞壁成分からのザイモサンの他にintactな乳酸菌を認識し、それによって転写因子(NF-κB)活性化が誘導できることを示した。よって、TLR9やTLR2等の腸管組織で発現しているTLRを強制発現させた細胞は、腸管免疫系の活性化試料同定に利用できる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


出願番号 : 特許出願2010-138149 出願日 : 2010年6月17日
公開番号 : 特許公開2010-252800 公開日 : 2010年11月11日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 齋藤 忠夫 外3名
発明の名称 : Toll様レセプター強制発現細胞の利用

【課題】Toll様レセプター強制発現細胞の利用法を提供することを課題とする。
【解決手段】Toll様レセプター9(TLR9)遺伝子およびToll様レセプター2(TLR2)遺伝子をブタ腸管パイエル板よりクローニングし、ブタTLR9またはブタTLR2を強制発現させた細胞を作製した。ブタTLR9トランスフェクタントを用いたCpG DNAに対する機能性解析を行なった結果、ブタTLR9はマウス特異的CpG DNAモチーフ(CpG1826)よりもヒトのCpG DNAモチーフ(CpG2006)に対する認識性が高いことが判明した。さらにReal-time PCR法によりmRNAの発現量を各種組織において比較した結果、腸管免疫系で中心的な役割を果たすパイエル板および腸管膜リンパ節において、脾臓の3倍以上のmRNAが発現していることが判明した。また、ブタTLR2トランスフェクタントが酵母細胞壁成分からのザイモサンのみならず、intactな乳酸菌を認識することができ、それによって転写因子(NF-κB)活性化を誘導できることを示した。よって、TLR9やTLR2等の腸管組織において発現しているTLRを強制発現させた細胞は、腸管免疫系を活性化する試料の同定に利用できる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

ペプチド性脂質低下剤

2012年07月20日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2008-177843 出願日 : 2008年7月8日
公開番号 : 特許公開2010-18523 公開日 : 2010年1月28日
出願人 : 不二製油株式会社 外1名 発明者 : 柳田 晃良 外4名

【課題】社会問題化しているメタボリックシンドロームの中でも、主要な症候である脂質代謝異常は高脂血症、脂肪肝、動脈硬化性疾患などを惹起しており、安全性の高い脂質低下剤を提供。
【解決手段】大豆たん白質中の配列であるSer-Tyr,Val-LysおよびLys-Alaという特定のアミノ酸配列のジペプチドを大豆蛋白の分解物からの分取、或いはジペプチド合成することにより安全性の高い脂質低下剤として医療用、特定保健用食品用の有効な材料を得ることができる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


細胞を固定化した基板の作製方法および基板

2012年07月20日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2004-188461 出願日 : 2004年6月25日
公開番号 : 特許公開2006-6214 公開日 : 2006年1月12日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外1名 発明者 : 前田 瑞夫 外3名

【課題】細胞播種後後、特に、細胞培養下において、新たな細胞接着パターニングの形成およびサイズ変更が可能な、細胞を固定化した基板の作製方法を提供する。
【解決手段】基板上に光分解性保護基によって末端官能基が保護された化合物を固定化し、光照射により前記光分解性保護基の少なくとも一部を脱離して前記末端官能基の少なくとも一部を露出させ、前記露出した末端官能基の少なくとも一部に細胞を吸着させるか、または、前記光分解性保護基の少なくとも一部に細胞接着抑制物質を吸着させ、光照射により前記細胞接着抑制物質が吸着した光分解性保護基の少なくとも一部を脱離して前記末端官能基の少なくとも一部を露出させ、前記露出した末端官能基の少なくとも一部に細胞を吸着させるか、または、前記露出した末端官能基の少なくとも一部に細胞接着促進物質を吸着させ、前記細胞接着促進物質の少なくとも一部に細胞を吸着させる方法、及び基板の提供。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


インプラント用の、DNAをベースとしたコーティング

2012年07月20日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2007-555045 出願日 : 2006年2月14日
公表番号 : 特許公表2008-529652 公表日 : 2008年8月7日
出願人 : スティヒティング フォール デ テヘニッヘ ウェテンスハペン 発明者 : ヤンセン ヨハネス アルノルトゥス 外5名

本発明は、移植部位における組織反応を改善するための、DNAを含有するコーティングを有するインプラントに関する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


細胞応答評価用マイクロチップ

2012年07月20日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2008-505685 出願日 : 2006年8月31日
公表番号 : 特許公表2009-505634 公表日 : 2009年2月12日
出願人 : 日産化学工業株式会社 外1名 発明者 : 西野 泰斗 外3名

【課題】細胞の機能並びに応答を評価するマイクロチップを提供する。
【解決手段】細胞培養部の溶液及び微粒子の導入口の最小幅を微粒子の最大直径より大きくし、出口の幅を微粒子の最大直径より小さくして細胞を付着した微粒子を流路内に捕捉し、細胞培養と細胞数の正確な測定を可能としたマイクロチップ。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


腎臓癌の治療のためのデプシペプチド

2012年07月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2003-581847 出願日 : 2003年3月27日
公表番号 : 特許公表2005-521737 公表日 : 2005年7月21日
出願人 : 藤沢薬品工業株式会社 外1名 発明者 : 直江 吉則 外1名

本発明は、式(I)
【化1】


のFK228またはその塩を包含する、腎臓癌の治療剤を提供する。本発明の有効成分であるFK228またはその塩は、腎臓癌に対してインビボにおける優れた抗腫瘍活性を示す。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


抗炎症剤、アレルギー性疾患予防又は改善剤及び機能性食品

2012年07月20日 | アレルギー アトピー

国際出願番号 : PCT/JP2003/006783 国際出願日 : 2003年5月29日
国際公開番号 : WO2003/101464 国際公開日 : 2003年12月11日
出願人 : 天野エンザイム株式会社 外1名 発明者 : 橋本 博之 外5名

食品として日常的に摂取できる安全性の高い素材からなる抗炎症剤、アレルギー性疾患予防又は改善剤及びこれらの作用を有する機能性食品を提供する。抗炎症剤は、α-結合ガラクトオリゴ糖を有効成分として含有する。アレルギー性疾患予防又は改善剤は、α-結合ガラクトオリゴ糖を有効成分として含有する。機能性食品は、α-結合ガラクトオリゴ糖を有効成分として含有する。これらのα-結合ガラクトオリゴ糖は、ガラクトース又はガラクトースを含む物質を基質としてα-ガラクトシダーゼの脱水縮合反応を利用して合成されたものを用いることができる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

グラム陽性細菌用抗菌剤

2012年07月20日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

国際出願番号 : PCT/JP2008/073272 国際出願日 : 2008年12月22日
国際公開番号 : WO2009/084494 国際公開日 : 2009年7月9日
出願人 : 公立大学法人横浜市立大学 発明者 : 城武 昇一

要約 細菌の薬剤耐性機構を超越した新規なグラム陽性細菌用抗菌剤が開示されている。該抗菌剤は、グラム陽性細菌の細胞壁に接着し、哺乳動物の細胞膜には接着しない、粒径が5μm以下の粒子であって、グラム陽性細菌に対する抗菌活性成分を実質的に含まない粒子を有効成分として含有する。本発明の抗菌剤によれば、MRSAやVREに代表される多剤耐性を示すグラム陽性細菌をも抗菌することができ、また、抗生物質の使用において大きな問題となる新たな多剤耐性菌の出現を回避することもできる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索