バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

クラゲの酢酸抽出物製造方法およびクラゲコラーゲン由来ペプチド

2007年10月26日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-59720 出願日 : 2006年3月6日
公開番号 : 特許公開2007-238465 公開日 : 2007年9月20日
出願人 : 青森県 発明者 : 岩井 邦久 外3名

発明の名称 : クラゲの酢酸抽出物製造方法およびクラゲコラーゲン由来ペプチド

【課題】 降圧剤や高血圧予防剤、機能性食品等に利用することのできる、クラゲの酢酸抽出物製造方法およびクラゲコラーゲン由来ペプチドを提供すること。
【解決手段】 クラゲに酢酸を10倍量以上添加し、10~30分程度加熱することによって、クラゲコラーゲン由来の酢酸分解ペプチドを主成分にしたほぼ均一な溶液を得、ついで減圧乾固した処理物か、または水に溶かして凍結乾燥して粉末化した処理物を得る。酢酸は合成酢でも食酢でもよい。処理物にはACE阻害活性を有するペプチドが含まれる。


アジア:HIV/AIDS患者に必要な栄養面でのサポート

2007年10月26日 | 医療 医薬 健康
近年、東南・南アジアではHIV/AIDS患者のための『栄養療法』に注目が集まっている。同地域では今後、国レベルでの具体的な政策が検討・実施されると見られている。

 東南・南アジアでは2006年、400万人の患者を対象にしたWHOによる研究が行われた。その結果、患者たちの多くは(病気そのものよりも)栄養障害が原因で死亡していることがわかった。

 またWHOによると、無症候期のHIV感染者は非感染者よりも10%増のエネルギーが必要になり、エイズ発症期になると20%から30%のエネルギーを確保できれば自らの体重を維持することができるという。特に、体重の減少が著しい子供の感染者の場合、50%から100%のエネルギーが必要とされる。 JANJAN ニュース2007-10-25

E型プロスタグランジン類の製造方法

2007年10月26日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平5-64005 出願日 : 1993年3月23日
公開番号 : 特許公開平6-277080 公開日 : 1994年10月4日
出願人 : 大正製薬株式会社 外1名 発明者 : 安達 孝 外4名

発明の名称 : E型プロスタグランジン類の製造方法

【目的】 短時間で、収率よく、かつ異性体の生成を極めて少なく抑えてカルボン酸に3重結合が共役したE型プロスタグランジン類を製造する。
【構成】 式[式中、Rは低級アルキル基を示し、R1及びR2は同一または異なって水素原子または水酸基の保護基を示し、A、R3およびR4は反応に関与しない任意の基を示し、Bはビニレン基またはエチニレン基を示す。]で表されるE型プロスタグランジン類の低級アルキルエステルに、アスペルギルス属またはシュウドモナス属に属する微生物が生産するエステル加水分解能を有する酵素を作用させ、式(式中、R1、R2、A、R3、R4およびBは前記と同意義である。)で表されるE型プロスタグランジン類を製造する方法。

出願番号 : 特許出願平5-67144 出願日 : 1993年3月26日
公開番号 : 特許公開平6-38791 公開日 : 1994年2月15日
出願人 : 大正製薬株式会社 外1名 発明者 : 安達 孝 外4名

発明の名称 : E型プロスタグランジン類の製造方法

【目的】 短時間で、収率よく、かつ異性体の生成を極めて少なく抑えてE型プロスタグランジン類を製造する。
【構成】 式[式中、Rは低級アルキル基を示し、R1及びR2は同一または異なって水素原子または水酸基の保護基を示し、A、R3およびR4は反応に関与しない任意の基を示し、Bはビニレン基またはエチニレン基を示す。]で表されるE型プロスタグランジン類の低級アルキルエステルに、キャンディダ属に属する微生物が生産するエステル加水分解能を有する酵素を作用させ、式(式中、R1、R2、A、R3、R4およびBは前記と同意義である。)で表されるE型プロスタグランジン類を製造する方法。

可溶化血漿フラクションから蛋白質フィブリノーゲン、第XIII因子および生物学的グルーを分離

2007年10月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-173765 出願日 : 2006年6月23日
公開番号 : 特許公開2007-8934 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : ラボラトワール、フランセ、デュ、フラクショヌマン、エ、デ、ビオテクノロジ 発明者 : ノグル ミッシェル 外2名

発明の名称 : 可溶化血漿フラクションから蛋白質フィブリノーゲン、第XIII因子および生物学的グルーを分離し、そして該蛋白質の凍結乾燥濃縮物を調製するための方法

【課題】可溶化血漿フラクションから蛋白質フィブリノーゲン、第XIII因子、およびフィブリノーゲンおよび第XIII因子に基づく生物学的グルーを分離し、凍結乾燥濃縮物を調製するための方法を提供する。
【解決手段】弱塩基型のアニオン交換体でのクロマトグラフィー精製、該第XIII因子を沈殿させる少なくとも1つの化学薬剤の添加によるフィブリノーゲンからの第XIII因子の分離、および得られる精製フィブリノーゲン含有上澄み溶液の回収、ダイアフィルトレーションと続いての該溶液の凍結乾燥を包含する方法。


遺伝子操作により得られるヒト血清アルブミン

2007年10月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平10-124714 出願日 : 1992年9月22日
公開番号 : 特許公開平11-191 公開日 : 1999年1月6日
出願人 : 株式会社ミドリ十字 発明者 : 鷲見 昭典 外6名

発明の名称 : 遺伝子操作により得られるヒト血清アルブミン

【解決手段】 ヒト血清アルブミン以外の産生宿主に由来する夾雑物を実質的に含まないことを特徴とする、遺伝子操作により得られるヒト血清アルブミン。
【効果】 本発明によれば、原料中のある種の着色成分、あるいは微生物が分泌する物質が夾雑し、これらがヒト血清アルブミンと結合することによって起こる着色が充分に抑えられ、夾雑成分が充分に除去された、実質的に夾雑成分を含まない高純度のヒト血清アルブミンを提供することができる。

遺伝子操作に由来するヒト血清アルブミンの精製方法

2007年10月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-348383 出願日 : 2006年12月25日
公開番号 : 特許公開2007-130025 公開日 : 2007年5月31日
出願人 : 三菱ウェルファーマ株式会社 発明者 : 野田 宗宏 外3名

発明の名称 : 遺伝子操作に由来するヒト血清アルブミンの精製方法

【課題】遺伝子操作により得られるヒト血清アルブミン(rHSA)の精製方法であり、高純度で、着色成分が十分除去されたrHSAを高収率、短時間に取得しうる簡易な方法を提供する。
【解決手段】rHSA産生宿主の培養液を宿主菌体を含んだまま加熱処理し、該加熱処理液を吸着体粒子が浮遊する流動床に上方送液して接触させた後、下降法により吸着画分を回収することを特徴とするrHSAの精製方法。また、25% 溶液のA350/A280 が0.015以下であることを特徴とする、rHSA含有組成物。

出願番号 : 特許出願2005-240504 出願日 : 2005年8月22日
公開番号 : 特許公開2005-348745 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : 三菱ウェルファーマ株式会社 発明者 : 野田 宗宏 外3名

発明の名称 : 遺伝子操作に由来するヒト血清アルブミンの精製方法

【解決手段】 遺伝子操作由来のヒト血清アルブミン(rHSA)産生宿主の培養液を宿主菌体を含んだまま加熱処理し、該加熱処理液を吸着体粒子が浮遊する流動床に上方送液して接触させた後、下降法により吸着画分を回収することを特徴とするrHSAの精製方法。rHSA 25% 溶液の場合にA350/A280 が0.015以下であることを特徴とするrHSA含有組成物。
【効果】 培養液を酵母菌体を含んだまま加熱することで簡単かつ有効にプロテアーゼを不活化できることが判明し、rHSA精製工程に吸着流動床システム(ストリームラインSP)の適用が可能となった。本発明は精製工程の短縮および収量アップ、品質向上に寄与するrHSA精製方法として極めて有用。本発明によれば、産生宿主関連成分あるいはその他の夾雑成分を含まず、着色も充分抑えられた遺伝子操作由来のHSAが提供できる。

新規な胆汁酸変換微生物

2007年10月26日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP96/00182 国際出願日 : 1996年1月31日
国際公開番号 : WO96/24659 国際公開日 : 1996年8月15日
出願人 : 東京田辺製薬株式会社 発明者 : 岡村 秋雄 外2名

発明の名称 : 新規な胆汁酸変換微生物

本発明は、バチルス属に属し7α水酸基又は7位ケト基を有する胆汁酸から7β水酸基を有する胆汁酸への変換能を有するバチルス・エスピーTTUR 302であり、これを7α水酸基又は7位ケト基を有する胆汁酸を含む栄養培地で培養し、培養物中にウルソデオキシコール酸等の7β水酸基を有する胆汁酸を生成させ、これを採取することからなる7β水酸基を有する胆汁酸の製造方法である。本発明の製造法は、従来の化学的製造法に比べ操作が簡便かつ安全である。また、従来の微生物を利用した製造方法と比較しても、本発明微生物が通性嫌気性菌であることから好気的な条件下、高い基質濃度条件で胆汁酸への変換を行うことができるので、工業的生産において特に有用である。更に、病原性を示すおそれがある溶血性、レシチナーゼ生産能を有していないので菌の操作及び培養において安全であり、きわめてすぐれた方法である。

ハイブリダイゼーションアッセイを用いて同時に行う真正細菌分類群の検出、単離および区別

2007年10月26日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平8-502804 出願日 : 1995年6月23日
公表番号 : 特許公表平10-501976 公表日 : 1998年2月24日
出願人 : インノジェネティクス・エヌ・ブイ 発明者 : ヤネス,ヘールト 外2名

本発明は、サンプル中の少なくとも1つの微生物の検出および同定のための、若しくは数個の微生物の同時検出のための方法であって、以下の工程:(i)必要なら、サンプル中に存在するポリ核酸を放出させ、単離または濃縮する工程;(ii)必要なら、16S-23S rRNAスペーサー領域若しくはその一部を少なくとも1つの適切なプライマー対を用いて増幅する工程;(iii)工程(i)若しくは(ii)のポリ核酸を、表1aに示した少なくとも1つの、好ましくは1以上のスペーサープローブ若しくはその等価物と、適切なハイブリダイゼーションおよび洗浄条件下で、および/または図1~103に示した任意のスペーサー配列から誘導された分類群特異的プローブと、同じハイブリダイゼーションおよび洗浄条件下で、ハイブリダイズさせる工程;(iv)適切なハイブリダイゼーションおよび洗浄条件下で、用いられる各々のプローブによって工程(iii)で形成されたハイブリッドを検出する工程;(v)工程(iv)で得られた特徴的なハイブリダイゼーションシグナルからサンプル中に存在する微生物を同定する工程、を包含する方法に関する。

トレハロース産生トランスジェニック植物

2007年10月26日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平8-502849 出願日 : 1995年6月29日
公表番号 : 特許公表平10-501978 公表日 : 1998年2月24日
出願人 : アルコ・グループ・リミテッド 発明者 : ロンデスボロウフ,ヨン 外6名

発明の名称 : トレハロース産生トランスジェニック植物

本発明は、トレハロースを産生するトランスジェニック植物および植物のトレハロース含量を増加する方法に関する。本発明によれば、興味のある植物を非構造的植物プロモーターと融合したトレハロースー6-ホスフェートシンターゼをコードする配列で形質転換して、遺伝子の発現に対して時間的、局所的またはストレスの誘発の制御を可能にする。本発明は、渇水、高塩分または極端な温度から特産の農作植物を保護するため、および緑色食材、摘んだ果物および鑑賞植物を含む収穫した植物の貯蔵性を改善するために使用され得る。

形質転換微生物を用いて製造されるグリオキシル酸/アミノメチルホスホン酸混合物

2007年10月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-503075 出願日 : 1994年6月29日
公表番号 : 特許公表平10-501984 公表日 : 1998年2月24日
出願人 : イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 発明者 : アントン, デイビツド・レロイ 外1名

発明の名称 : 形質転換微生物を用いて製造されるグリオキシル酸/アミノメチルホスホン酸混合物


改良がグリコレートオキシダーゼを発現する微生物細胞触媒(例えばピチア・パストリス、ハンセヌラ・ポリモルファ、アスペルギルス・ニズランス又はエシェリキア・コリ)及び内因性カタラーゼの使用を含む、アミノメチルホスホン酸の存在下で水溶液中においてグリコール酸及び酸素を反応させるための改良された酵素的方法;可溶性カタラーゼも含まれることができる。得られる混合物はN-(ホスホノメチル)グリシンの生産における有用な中間体である。