バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アルコールデヒドロゲナーゼ及びキラルヒドロキシ化合物の酵素的生産へのその使用

2007年10月24日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平9-87644 出願日 : 1997年3月21日
公開番号 : 特許公開平10-28590 公開日 : 1998年2月3日
出願人 : ベーリンガー マンハイム ゲーエムベーハー 発明者 : ヴェルナー ヒューメル 外1名

発明の名称 : アルコールデヒドロゲナーゼ及びキラルヒドロキシ化合物の酵素的生産へのその使用

【解決手段】 活性最大が約50℃にあるアルコールデヒドロゲナーゼ活性を有する安定な微生物酵素、その単離方法、及び有機ケト化合物/ヒドロキシ化合物の鏡像異性体選択的還元/酸化へのそれらの使用。
【効果】 この鏡像異性体選択的還元/酸化では、出発化合物のタイプに応じてR-又はS-ヒドロキシ化合物が得られる。特には、ラクトバチルス・ブレビスから得ることが可能なアルコールデヒドロゲナーゼが適切であることが立証されている。

試料中に存在する微生物細胞に由来するATPを検出及び/または測定する方法、及びその試薬キット

2007年10月24日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平9-102862 出願日 : 1997年4月21日
公開番号 : 特許公開平10-28599 公開日 : 1998年2月3日
出願人 : 東洋インキ製造株式会社 発明者 : 肥後 幸呼 外1名

発明の名称 : 試料中に存在する微生物細胞に由来するATPを検出及び/または測定する方法、及びその試薬キット

【課題】 微生物細胞及び非微生物細胞を含む試料から、感度良く、短時間に、試料中に存在する微生物細胞に由来するATPを選択的に検出及び/または測定する方法を提供する。
【解決手段】 試料中に存在する微生物細胞に由来するATPを検出及び/または測定する方法であって、試料を遠心分離して上澄み液を除去し微生物細胞ペレットを形成する工程、微生物細胞ペレットにプロテアーゼフリーの可溶性タンパク質とATP加水分解酵素を含む緩衝液を加えてpH=6.0~8.0の条件下でインキュベートする工程、ATP抽出剤を添加し微生物細胞からATPを抽出する工程、及び微生物細胞から放出されたATPを生物発光法を用いて検出及び/または測定する工程を含むことを特徴とする前記の測定方法。

植物由来のNADPHオキシダーゼ、その遺伝子及びその利用

2007年10月24日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平8-193220 出願日 : 1996年7月23日
公開番号 : 特許公開平10-33176 公開日 : 1998年2月10日
出願人 : 住友化学工業株式会社 発明者 : 町田 泰則 外1名

発明の名称 : 植物由来のNADPHオキシダーゼ、その遺伝子及びその利用

【課題】植物の生育を人為的に制御する新型技術の提供。
【解決手段】1.特定のアミノ酸配列を有するNADPH オキシダーゼ、2.該アミノ酸配列をコードする塩基配列を有するNADPH オキシダーゼ遺伝子、3.該NADPH オキシダーゼ遺伝子を含有するプラスミド、4.該プラスミドを宿主細胞内に導入することにより形質転換させた形質転換体、5.(1)植物細胞内で機能可能なプロモーター、(2)該アミノ酸配列をコードする塩基配列を有するNADPH オキシダーゼ遺伝子、及び(3)植物細胞内で機能可能なターミネーターを機能可能な形で前記の順序に結合させる発現プラスミドの構築方法、6.前記5.により得られる発現プラスミド、7.前記6.の発現プラスミドを宿主細胞内に導入し、該宿主細胞を形質転換させることにより形質転換体の成長を制御する方法。

マレイン酸異性化酵素をコードするDNAおよびその利用

2007年10月24日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平8-194961 出願日 : 1996年7月24日
公開番号 : 特許公開平10-33181 公開日 : 1998年2月10日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 畠山 和久 外3名

発明の名称 : マレイン酸異性化酵素をコードするDNAおよびその利用

【課題】 アルスロバクター属由来のマレイン酸異性化酵素をコードするDNAを得、それを用いてフマル酸を効率よく製造する。
【解決手段】 アルスロバクター・グロビホルミスに属する微生物が産生するマレイン酸異性化酵素のN末端配列をもとにプローブを合成し、該プローブと該菌体の染色体DNA断片とのサザンハイブリダイゼーションで目的断片を有するλDNAライブラリーを作成し、プラ-クハイブリダイゼ-ション等の操作を行い、目的のDNA断片を得、その塩基配列を決定する。


CGTアーゼ、突然変異CGTアーゼ遺伝子の製法

2007年10月24日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平9-99964 出願日 : 1997年4月17日
公開番号 : 特許公開平10-33187 公開日 : 1998年2月10日
出願人 : コンゾルテイウム フユール エレクトロケミツシエ インヅストリー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 発明者 : ゲオルク エー シュルツ 外3名

発明の名称 : CGTアーゼ、突然変異CGTアーゼ遺伝子の製法、CGTアーゼをコードするDNA-配列、γ-CGTアーゼの製法、γ-CDの製法

【課題】 CGTアーゼ、突然変異CGTアーゼ遺伝子の製法、CGTアーゼをコードするDNA-配列、γ-CGTアーゼの製法、γ-CDの製法【解決手段】 デンプン又はデンプン類似物質をCDに変換する際に高められた量のγ-CDを生産し、かつ該当する酵素の製造のために使用された出発-CGTアーゼの特異的総-CGTアーゼ-活性の少なくとも60%をなお有するCGTアーゼにおいて、そのアミノ酸配列が公知のCGTアーゼとはアミノ酸部位155からアミノ酸部位195までの範囲において少なくとも1つのアミノ酸の欠失により異なっており、その際この蛋白質配列の部位1がCGTアーゼのシグナルペプチドの開始であり、かつこの欠失がこの蛋白質のγ-CGTアーゼ活性の上昇に作用することを特徴とするCGTアーゼの獲得。
【効果】 γ-CDの生産法を提供する。

スフィンゴリピドの製造方法

2007年10月24日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願番号 : 特許出願平9-95311 出願日 : 1997年3月28日
公開番号 : 特許公開平10-33193 公開日 : 1998年2月10日
出願人 : ローム アンド ハース カンパニー 外1名 発明者 : ロバート・アーサー・モロー 外2名

発明の名称 : スフィンゴリピドの製造方法

【課題】 従来方法に比較して、より簡便な、スフィンゴリピドの新規な製造方法の提供。
【解決手段】 以下の構造式を有するスフィンゴリピド、【化1】



[式中、R4aはC(O)R8aであり、R8aは(C13-C23)アルキル、(C13-C23)アルケニル、またはポリ(C13-C23)アルケニルであり、前記のすべては直鎖または分岐鎖であることができる、Xは直鎖または分岐鎖のアルキル、アルケニル、またはポリアルケニルである]およびそれらの左右像および構造異性体の製造方法であって、i)適当な菌を培養する工程、ii)該菌から菌糸体を収穫する工程、およびiii)該菌糸体からスフィンゴリピドを単離する工程を含む、前記の方法。


抗HIV活性物質およびその製造方法

2007年10月24日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平9-157153 出願日 : 1997年6月13日
公開番号 : 特許公開平11-5745 公開日 : 1999年1月12日
出願人 : 工業技術院長 外2名 発明者 : 岡 修一 外8名

発明の名称 : 抗HIV活性物質およびその製造方法

【課題】強力な抗HIV活性を有していながら細胞毒性が極めて低いことを特徴とする、安全で高活性な抗HIV活性物質を提供すること。
【解決手段】シソ目植物を水で抽出し、得られた抽出物をDEAE陰イオン交換クロマトグラフィーで精製することによって得られる抗HIV活性物質。

白髪予防改善剤及び毛髪有効成分のスクリーニング方法

2007年10月24日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-277531 出願日 : 2002年9月24日
公開番号 : 特許公開2003-171240 公開日 : 2003年6月17日
出願人 : ライオン株式会社 発明者 : 栗田 啓 外2名

発明の名称 : 白髪予防改善剤及び毛髪有効成分のスクリーニング方法

【課題】 優れた白髪予防、抑制、改善効果を示す白髪予防改善剤、及び白髪予防改善、或いはその他の毛髪の有効成分としての信頼性が高く、優れた精度を示す毛髪有効成分のスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、毛包を構成する細胞又は、毛包に近接して存在する細胞に被験物質を接触させ、その際に遺伝子発現量、又はタンパク質発現量の定量結果、タンパク質や遺伝子と該被験物質又は、該被験物質とその他の物質との相互作用を解析した結果、及び上記細胞増殖に対する被験物質の作用を解析した結果、をデータベースとして管理し、上記結果情報の少なくとも2つ以上組み合わせることにより、毛髪有効成分を検出或いは検定するスクリーニング方法、特に白髪予防改善物質に関してはビチリゴマウス(C57BL/6 Mitfmi-vit )を用いる方法及びその方法により得られる白髪予防改善物質を使用した毛髪剤である。

糖尿病保健茶

2007年10月24日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2004-374851 出願日 : 2004年11月26日
公開番号 : 特許公開2006-149354 公開日 : 2006年6月15日
出願人 : 宮城 春江 外1名 発明者 : 白鳥 修次 外1名

発明の名称 : 糖尿病保健茶

【課題】糖尿病の予防や症状の緩和に貢献することができ、また日常生活の中で手軽に飲用することができる安価な糖尿病保健茶を提供する。
【解決手段】カワラケツメイ、カキドオシ、アロエベラの全部または所望するいずれか2種を原材料とするもので、カワラケツメイとカキドオシは、所定の手段で乾燥させた後に粉砕し、またアロエベラは、表皮を剥いてゲルを取り出し、アロインを除去した後に急速冷凍乾燥を施して粉砕し、その粉砕した各原材料を、任意の比率で混合する。


肝臓ガン:わずかな血液で発見できる分析方法開発…北大

2007年10月24日 | 創薬 生化学 薬理学

 北海道大の西村紳一郎教授らの研究グループが、100分の1CCの血液で肝臓ガンが発見できる新しい分析方法を開発した。血清中のタンパク質の表面に結合する糖鎖が疾患で変化する特性に注目した。企業と共同で自動分析装置の開発も行い、将来的には健康診断の血液検査の項目にも加えて肝臓ガンの早期発見にもつなげたいという。30日に東京で開かれるシンポジウムで発表する。

 西村教授らは肝臓ガン患者83人と健康な人20人から採血し、血清から糖鎖を取り出した。この結果、肝臓ガンにかかると、特定の4種類の糖鎖の組み合わせが大きく変化するのが分かった。毎日新聞2007-10-24