バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アミノ酸生産菌の構築方法及び構築されたアミノ酸生産菌を用いる醗酵法によるアミノ酸の製造法

2007年10月23日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP99/05175 国際出願日 : 1999年9月22日
国際公開番号 : WO00/18935 国際公開日 : 2000年4月6日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 朝倉 陽子 外9名

発明の名称 : アミノ酸生産菌の構築方法及び構築されたアミノ酸生産菌を用いる醗酵法によるアミノ酸の製造法

コリネ型細菌の染色体上のアミノ酸又は核酸生合成系遺伝子のプロモーター配列に、コンセンサス配列に近づくような変異を起こさせるか又は遺伝子組換えにより導入して、コリネ型細菌の変異体を調製し、該変異体を培養して目的とするアミノ酸又は核酸の産生量の多い変異体を採取することを含むするアミノ酸又は核酸産生能が向上したコリネ型細菌の調製方法。この方法によれば、プラスミドを用いることなく目的遺伝子の発現量の適度な強化および調節を行うことができ、アミノ酸を高収率で生産する能力を有する変異株を遺伝子組換え又は変異により構築できる。

トランスジェニック植物における多価不飽和脂肪酸の製造方法

2007年10月23日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-500134 出願日 : 2005年2月23日
公表番号 : 特許公表2007-527716 公表日 : 2007年10月4日
出願人 : ビーエーエスエフ プラント サイエンス ゲーエムベーハー 発明者 : シルプス,ペトラ 外4名

【課題】 多価不飽和脂肪酸を用いて食物および/または飼料の栄養価を高めるためには、植物系、特にトランスジェニック植物の種子において多価不飽和脂肪酸を簡便で安価に製造する方法が強く切望されている。
【解決手段】 本発明は、トランスジェニック植物の種子中に多価不飽和脂肪酸を産生させる方法に関する。この方法において、ω-3-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼ、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-5-エロンガーゼおよび/またはΔ-4-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチド、好ましくはΔ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼおよびΔ-5-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を生物に導入する。核酸配列は、配列番号11、配列番号27、配列番号193、配列番号197、配列番号199および配列番号201に示されている。有利に、これらの核酸配列は、場合により脂肪酸の生合成または脂質代謝のポリペプチドをコードする他の核酸配列と共に、生物中で発現させることができる。Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-4-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼおよび/またはΔ-6-エロンガーゼ活性をコードする核酸配列は特に都合がよい。有利に、これらのデサチュラーゼおよびエロンガーゼは、珪藻(Thalassiosira)、ミドリムシ(Euglena)またはオストレオコッカス(Ostreococcus)に由来する。本発明はまた、増加した長鎖多価不飽和脂肪酸含量を有する油および/またはトリアシルグリセリドの製造方法に関する。好ましい実施形態において、本発明はまたアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、またはドコサヘキサエン酸の製造方法に関し、増加した不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量を有するトリグリセリドを、トランスジェニック植物中、好ましくはトランスジェニック植物の種子中で産生させる方法に関する。本発明は更に、本発明の方法に用いるエロンガーゼおよびデサチュラーゼの発現に基づいて多価不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量の増加したトランスジェニック植物の製造に関する。本発明はまた、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼおよびΔ-5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列を一緒にまたは別々に含有する組換え核酸分子、ならびに、これらの組換え核酸分子を含有するトランスジェニック植物に関する。本発明のさらなる態様は、本発明の方法によって産生される油、脂質、および/または脂肪酸、ならびにこれらの使用に関する。さらに本発明は不飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸含量の増大したトリグリセリド、ならびにこれらの使用に関する。

胎盤組織から由来最多分娩後細胞、及びそれらを作成し使用する方法。

2007年10月23日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-517757 出願日 : 2004年6月25日
公表番号 : 特許公表2007-528702 公表日 : 2007年10月18日
出願人 : エチコン、インコーポレイテッド 発明者 : キーム、アンソニー、ジェイ. 外7名

発明の名称 : 胎盤組織から由来最多分娩後細胞、及びそれらを作成し使用する方法。

【解決手段】 分娩後胎盤から由来した細胞、及びそれらを単離する方法が本発明によって提供される。本発明はさらに、前記胎盤由来細胞の培養及び組成物も提供する。本発明の胎盤由来細胞は、これに限定されるものではないが、研究、診断、及び治療用適用を含む多血症に対する使用を含むものである。

植物細胞における高効率ペプチド生産

2007年10月23日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-500784 出願日 : 2005年2月28日
公表番号 : 特許公表2007-528727 公表日 : 2007年10月18日
出願人 : ザ ダウ ケミカル カンパニー 発明者 : ラソチョバ,ラダ 外1名

発明の名称 : 植物細胞における高効率ペプチド生産

本発明は、組換えペプチドの生産のための改善された方法を提供する。特に、本発明は、植物細胞懸濁培養においてインビボで集合され得るウイルスカプシド融合タンパク質の形態の組換えペプチドの生産のための改善された方法を提供する。本発明はまた、非感染性ウイルスカプシド融合ペプチド生産を可能にするプラスミド、配列及び植物細胞を含む。

インターロイキン産生調節剤を含む医薬組成物及び飲食品

2007年10月23日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-99956 出願日 : 2006年3月31日
公開番号 : 特許公開2007-269737 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : 森永乳業株式会社 発明者 : 岩淵 紀介 外2名

発明の名称 : インターロイキン産生調節剤、該インターロイキン産生調節剤を含む医薬組成物及び飲食品、並びにその製造方法

【課題】炎症を主たる症状とする消化管疾患及び自己免疫疾患に対する予防、治療、及び再発防止のために使用可能なインターロイキン産生調節剤であって、安全性が高く、長期の投与にも不安のないインターロイキン産生調節剤、及びその製造方法、前記インターロイキン産生調節剤を含む医薬組成物及び飲食品を提供すること。
【解決手段】インターロイキン-10の産生の維持又は促進作用と、インターロイキン-12の産生の維持又は抑制作用とを有するインターロイキン産生調節剤を、ラクトバチルス属、ラクトコッカス属及びストレプトコッカス属に属する乳酸菌からなる群より選択された1種類以上の乳酸菌の菌体を破砕する工程、を含む方法によって、製造する方法、及び該製造方法によって得られるインターロイキン産生調節剤、該インターロイキン産生調節剤を含む医薬組成物及び飲食品。

がんの余命は患者の感情状態に影響されない

2007年10月23日 | 医療 医薬 健康
Cancer survival is not influenced by a patient's emotional status
CANCERの2007年12月1日号に発表された論文

人の心理的感情的状態が、器質的疾患の治癒に関係あるかどうかについては何度も試験対象とされ評価されてきた。多数の根拠が、進行がんのような命に関わるような重大な疾患においては、心理状態は関係ないと言うことを強く示唆している。しかしこの議論は一般にも科学者の間にも続けられている。特にがんの心理療法の可能性について関心が高い。 食品安全Blog.,22-Oct-2007

植物、および微生物中で直鎖型α-1,4グルカンの合成を促進する酵素をコードするDNA配列

2007年10月23日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平7-529377 出願日 : 1995年5月18日
公表番号 : 特許公表平10-500297 公表日 : 1998年1月13日
出願人 : ヘキスト シェリング アグレボ ゲーエムベーハー 発明者 : コスマン イエンス 外2名

発明の名称 : 植物、真菌および微生物中で直鎖型α-1,4グルカンの合成を促進することができる酵素をコードするDNA配列

本発明は、細菌、真菌および植物により、または無細胞系で、基質ショ糖から直鎖型α-1,4グルカンを合成することができる、アミロスクラーゼの酵素活性を有するタンパク質をコードするDNA配列に関する。本発明はさらに、該DNA配列を含有するプラスミドおよび細菌、ならびにアミロスクラーゼ活性を有するポリペプチドを細胞内または細胞外に発現することができる植物および微生物の製造方法を開示する。本発明はさらに、アミロスクラーゼの酵素活性を示すタンパク質を用いた、純粋なフルクトースの製造方法に関する。


osmB プロモータで制御される発現プラスミド

2007年10月23日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平7-524813 出願日 : 1995年3月22日
公表番号 : 特許公表平10-500565 公表日 : 1998年1月20日
出願人 : バイオ - テクノロジー・ジェネラル・コーポレーション 発明者 : フィッシャー、 マイアー

発明の名称 : osmB プロモータで制御される発現プラスミド

適切な宿主に導入したときに、該宿主が、osmBプロモータ制御下で所望のポリペプチドをコードしたDNAを発現できるようにするプラスミドを提供する。そのようなプラスミドは、スーパーオキシドジスムターゼ、アセチルコリンエステラーゼ、成長ホルモン、および肝炎抗原のようなポリペプチドを合成させるのに使うことが可能である。

カルバペネムの生合成経路に関与する遺伝子

2007年10月23日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平7-530120 出願日 : 1995年5月18日
公表番号 : 特許公表平10-500849 公表日 : 1998年1月27日
出願人 : ユニバーシティ オブ ウォリック 外1名 発明者 : サーモンド,ジョージ,ピーコック,コップランド 外8名

発明の名称 : カルバペネムの生合成経路に関与する遺伝子

a)遺伝子carA、carB、carC、carD、carE、carF、carG、carHのうち少なくとも1個、b)a)に記載した遺伝子のいずれとでもハイブリッド形成することができ、かつ、カルバペネムの生合成経路中においてこの遺伝子として機能できるDNA、c)遺伝コードの縮重によって上記a)またはb)のいずれかに記載のDNAと同等なDNAを含む、カルバペネム抗生物質の細菌における遺伝子発現に関与するDNA。このDNAによってコードされるポリペプチド。

マレイン酸異性化酵素をコードするDNAおよびその利用

2007年10月23日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-159851 出願日 : 1996年6月20日
公開番号 : 特許公開平10-4967 公開日 : 1998年1月13日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 畠山 和久 外4名

発明の名称 : マレイン酸異性化酵素をコードするDNAおよびその利用

【課題】 マレイン酸異性化酵素をコードするDNAを得、それを用いてフマル酸を効率よく製造する。
【解決手段】 バチルス・サーキュランスに属する微生物が産生するマレイン酸異性化酵素のN末端配列をもとにプローブを合成し、該プローブと該菌体の染色体DNA断片とのサザンハイブリダイゼーションで目的断片を有するλDNAライブラリーを作成し、プラ-クハイブリダイゼ-ション等の操作を行い、目的のDNA断片を得、その塩基配列を決定する。