バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

根毛をつくる遺伝子は、根毛をなくす遺伝子が進化したものと判明

2007年10月12日 | 植物&農業
- シロイヌナズナの根毛形成を制御するメカニズムを世界で初めて進化的に検証 -

 理研植物科学研究センター機能開発研究グループ機能発現研究チームは、シロイヌナズナを使って、根毛をつくる遺伝子は、根毛をなくす遺伝子が進化してつくられたことを明らかにしました。根毛の形成に関与している遺伝子には、根毛をつくる遺伝子と根毛をなくす遺伝子の2種類があることがすでに知られていました。両方の遺伝子は、いずれも約50残基のアミノ酸配列「Myb(ミブ)」という領域を持っています。研究チームは、このMyb領域を入れ替えた12種類のキメラ遺伝子を作成して、それぞれの遺伝子とキメラタンパク質の働きを比べました。その結果、根毛を作る遺伝子は根毛をなくす遺伝子のMybで代用できることや、根毛をつくるタンパク質は根毛をなくすタンパク質の一部が欠損していること、それによって根毛をなくす細胞をつくる遺伝子のスイッチを押すことができないこと、などが判明しました。これらの遺伝子を制御できれば、環境に応じた根毛を作る植物の開発や、アントシアニンなどの有用物質の生産向上が可能になります。 → 理化学研究所 ニュースリリース

シカクマメ由来キチナ-ゼ及びシカクマメ由来キチナ-ゼをコ-ドするDNA

2007年10月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-273735 出願日 : 1995年9月28日
公開番号 : 特許公開平9-94089 公開日 : 1997年4月8日
出願人 : 株式会社ジャパンエナジー 発明者 : 江坂 宗春 外1名

発明の名称 : シカクマメ由来キチナ-ゼ及びシカクマメ由来キチナ-ゼをコ-ドするDNA

【課題】 シカクマメに由来する新規なキチナ-ゼ、及び遺伝子組換え技術を応用することによる、種々の宿主細胞においる該キチナ-ゼの生産に利用される該キチナ-ゼをコ-ドするDNAの提供。
【解決手段】 下記するアミノ酸配列(I):で示されるシカクマメ由来キチナ-ゼ、及び該ペプチド鎖をコ-ドする核酸塩基配列を含んでなるシカクマメ由来キチナ-ゼをコ-ドするDNA。

イチイ種の胚培養からタキソールおよびタキサン類を生産する方法

2007年10月12日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平7-503966 出願日 : 1994年7月6日
公表番号 : 特許公表平8-503618 公表日 : 1996年4月23日
出願人 : 大韓民国 発明者 : リー, ボーシク 外1名

発明の名称 : イチイ種の胚培養からタキソールおよびタキサン類を生産する方法

本発明において開示されるのは、イチイ種の組織の抽出によるタキソールおよびタキサンの生産法ならびにその細胞培養物である。イチイ種の組織および/または培養培地の抽出によるタキソールおよびその誘導体の生産法は、該組織が接合体胚であることを特徴とする。イチイ種の接合体胚の細胞培養は、体細胞胚または胚発生カルスを誘導することによって行うことができる。

タキサン型ジテルペン類の取り出し方法

2007年10月12日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願平10-214507 出願日 : 1998年7月29日
公開番号 : 特許公開2000-44523 公開日 : 2000年2月15日
出願人 : 神戸天然物化学株式会社 発明者 : 安東 政義

発明の名称 : タキサン型ジテルペン類の取り出し方法

【課題】 需要量の増加に対応することができ、安価で、かつ、環境を保全することができるタキサン型ジテルペン類の取り出し方法を提供する。
【解決手段】 日本イチイの針葉部から、例えば有機溶媒を用いて抽出した後、得られた抽出液を酸および/または塩基で処理し、次いで液体クロマトグラフィーによって分画することにより、タキソール、タキソール類、該タキソールの前駆体(中間体)であるセファロマニンやセファロマニン類、一般式(1)



【化19】
で表されるタキシニン化合物、並びに、一般式(2)



【化20】
で表されるタキシン化合物、等のタキサン型ジテルペン類を取り出す。上記の方法によれば、毎年再生される針葉部を使用するので、従来の方法と比較して、環境を保全しながら、タキサン型ジテルペン類を大量に安価に取り出すことができる。

タキサン化合物含有成分の精製方法

2007年10月12日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平10-227175 出願日 : 1998年8月11日
公開番号 : 特許公開2000-53668 公開日 : 2000年2月22日
出願人 : 樹木生理機能性物質技術研究組合 発明者 : 加藤 忠蔵 外3名

発明の名称 : タキサン化合物含有成分の精製方法

【課題】タキサン化合物含有成分を効率良く入手するため、精製操作を簡略化し、さらには精製時のタキサン化合物のロスを抑えた精製方法を提供すること、並びに、セファロマニンの簡便な精製方法を提供すること。
【解決手段】1種以上のタキサン化合物を含有する混合物から、吸着剤として細孔径が25~120Åである多孔性材料を用いて該タキサン化合物を含有する成分を吸着し溶出させることを特徴とするタキサン化合物含有成分の精製方法、並びに、セファロマニンを含有する混合物から、吸着剤として細孔径が25~120Åである多孔性材料を用いてセファロマニンを吸着し、次いで、メタノール濃度が30~40重量%のメタノール水溶液で溶出させることを特徴とするセファロマニンの精製方法。

イチイ属からパクリタキセル及び9-ジヒドロ-13-アセチルバカチンIIIを抽出する方法

2007年10月12日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2006-32475 出願日 : 2006年2月9日
公開番号 : 特許公開2007-210942 公開日 : 2007年8月23日
出願人 : 6570763 カナダ インコーポレイテッド 発明者 : チエン リュウ

発明の名称 : イチイ属からパクリタキセル及び9-ジヒドロ-13-アセチルバカチンIIIを抽出する方法

【課題】タキサン類似体の効率的かつ環境的に安全に単離する方法の提供。
【解決手段】工業的スケールにおける分取用高速液体クロマトグラフィーの使用。該方法は「ロードロック型アキシャル・コンプレッション・カラム」であり、カラムは、微小な粒子径(例えば、約10μm)の媒体を含む任意の充填材料で充填される。また圧力を維持するためにピストンを使用するものであり、そのように圧力を効果的かつ実質的に維持することにより、床における空隙の形成が回避され、工程の効率が増大する。

モノクローナル免疫グロブリン製剤を殺菌する方法

2007年10月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-505350 出願日 : 2002年6月13日
公表番号 : 特許公表2005-517631 公表日 : 2005年6月16日
出願人 : クリアラント・インコーポレイテッド 発明者 : テリ グリーブ 外6名

発明の名称 : モノクローナル免疫グロブリン製剤を殺菌する方法

ウイルス、細菌、酵母、カビ、マイコプラズマ、プリオンおよび寄生生物のような活性な生物学的汚染物のレベルを低下させるためにモノクローナル免疫グロブリン製剤を殺菌する方法を開示する。

ウィルス様粒子中への免疫賦活物質のパッケージ化:調製法および使用法

2007年10月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-528575 出願日 : 2002年9月16日
公表番号 : 特許公表2005-517632 公表日 : 2005年6月16日
出願人 : サイトス バイオテクノロジー アーゲー 発明者 : マオラー,パトリック 外9名

発明の名称 : ウィルス様粒子中への免疫賦活物質のパッケージ化:調製法および使用法

本発明は、ウィルス様粒子(VLP)に免疫賦活物質、特に非メチル化CおよびG(CpG)を含むDNAオリゴヌクレオチドを担持することができるという、発見に関するものである。このようなCpG-VLPは、それらのCpGを含まない相当物よりも劇的に免疫原性を示し、増強したBおよびT細胞応答を誘導する。場合により結合、融合、又は他の方法でVLPに付着した抗原に対する免疫応答は、VLP自体に対する免疫応答と同様に増強される。さらに、VLPおよび抗原に対するT細胞応答は、Th1型を特に対象とする。したがって、CpG担持VLPに付着した抗原は、アレルギー、腫瘍および他の自己組織化分子、ならびに慢性ウィルス性疾患に対する予防的又は治療的ワクチン接種用の理想的なワクチンとなる可能性がある。

免疫応答および輸送の代替抗体による調整のための組成物および方法

2007年10月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-569152 出願日 : 2003年2月19日
公表番号 : 特許公表2005-517718 公表日 : 2005年6月16日
出願人 : シンセリカ・コーポレイション 発明者 : フリードマン,スティーヴン・ビー 外1名

発明の名称 : 免疫応答および輸送の代替抗体による調整のための組成物および方法

免疫応答の調整のための方法および組成物を提供する。組成物は、目的のリガンドと相互作用する二機能性代替抗体分子を含み、前記二機能性代替抗体は免疫調整薬および/または輸送薬にさらに結合している。本発明の組成物は、目的のリガンドへの免疫調整薬の送達方法で適用される。また、目的のリガンドに対する被験体の免疫応答を調整する方法をさらに提供する。この方法は、治療有効量の本発明の二機能性代替抗体を投与するステップを含む。本発明の方法はまた、免疫応答の調整を必要とする被験体の臨床結果の改善で適用される。癌、免疫疾患、アレルギー、プリオン、ならびに細菌、寄生虫、酵母、またはウイルスを原因とする種々の疾患または病態を含む種々の病態および/または障害の治療または予防方法をさらに提供する。

混合物中のリガンドおよび標的を検出する方法

2007年10月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-586604 出願日 : 2003年4月14日
公表番号 : 特許公表2005-522712 公表日 : 2005年7月28日
出願人 : アメリカン ナショナル レッド クロス 発明者 : ハモンド,デイヴィッド,ジェイ. 外1名

発明の名称 : 混合物中のリガンドおよび標的を検出する方法

本発明は、リガンドと結合する標的を特性決定する方法を提供する。本発明の方法はリガンド、場合によっては支持体と結合したリガンドを用意し、少なくとも1種の標的が少なくとも1種のリガンドと結合しうるようにリガンドを標的と接触させることを含む。本発明の方法はさらに、それぞれの複合物が第1マトリックス内の異なる位置を有するように、得られる複合物を第1マトリックスに固定化すること、および、複合物の標的を第2マトリックスに移動させることを含む。第2マトリックス内の標的の位置は、第1マトリックス内のリガンド-支持体複合物の位置に対応する。次いで第2マトリックス上の標的を検出する。