バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

フルバスタチンナトリウムの新規形及びその調製方法

2007年10月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-47367 出願日 : 2007年2月27日
公開番号 : 特許公開2007-246522 公開日 : 2007年9月27日
出願人 : テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド 発明者 : トーマス コルタイ 外2名

発明の名称 : フルバスタチンナトリウムの新規形及びその調製方法

【課題】新規固体状態のフルバスタチンナトリウム及びその調製方法、更に該化合物を含む医薬組成物が提供される。
【解決手段】約3.7±0.2°2θで強いピークを有するPXRDパターンにより特徴づけられるフルバスタチンナトリウムの結晶形および、少なくとも3重量%の水を有する非晶性フルバスタチンナトリウム。また、メタノール中、フルバスタチンナトリウムの溶液を、少なくとも約90℃の出口温度で噴霧乾燥することを含んで成る上記結晶形の調製方法。更に、少なくとも1つの上記フルバスタチンナトリウム結晶形、及び/又は少なくとも約3%の水を有する非晶性フルバスタチンナトリウム及びその混合物、及び医薬的に許容できる賦形剤を含んで成る医薬組成物。

神経成長因子産生促進剤

2007年10月21日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-55656 出願日 : 2006年3月2日
公開番号 : 特許公開2007-230927 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 川中 聡 外2名

発明の名称 : 神経成長因子産生促進剤

【課題】ベータNGF産生促進作用を有するキノコ類の菌糸体培養上清を好ましくは摂取して認知症や神経障害を防止又は改善する。
【解決手段】フミヅキタケ属のキノコ類、好ましくはヤナギマツタケの菌糸体をMYG液体培地にて25℃、130rpm、7日間振とう培養し、培養後培養液をろ別して得られる培養液上清を有効成分として含む神経成長因子産生促進活性を有する組成物、その組成物を含有する神経成長因子産生促進剤、神経成長因子産生促進活性を有する飲食品及び神経成長因子産生促進活性を有する飼料。

脳機能改善剤

2007年10月21日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-50766 出願日 : 2006年2月27日
公開番号 : 特許公開2007-230870 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 小野 貴博 外3名

発明の名称 : 脳機能改善剤

【課題】安価な材料から得られ、日々摂取することで効果的に脳機能改善作用及び/又は精神安定作用を発揮し得る脳機能改善剤を提供する。
【解決手段】アスパラガスから得られる組成物を有効成分とすることを特徴とする脳機能改善剤であって、好ましくは、アスパラガスから得られる組成物が、アスパラガス若茎からの抽出物であるものであり、また好ましくは、アスパラガスから得られる組成物が、GABAを含有する組成物であるものであり、好ましくは、アスパラガスから得られる組成物が、アスパラガスにGABAの含有量を高めるための富化処理を施したものであるものであり、さらに好ましくは、前記した脳機能改善剤に、DHA、EPA、レシチン及びテアニンからなる群から選ばれる1又は2以上の物質を、さらに含有する脳機能改善剤。

アディポネクチン分泌促進剤、インスリン抵抗性改善剤及び抗動脈硬化剤

2007年10月21日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-72714 出願日 : 2006年3月16日
公開番号 : 特許公開2007-246443 公開日 : 2007年9月27日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 西川 善弘 外2名

発明の名称 : アディポネクチン分泌促進剤、インスリン抵抗性改善剤及び抗動脈硬化剤

【課題】 天然物由来の成分であって、日常生活における摂取により効果が期待できる、安全かつ効果的なアディポネクチン分泌促進剤を提供する。
【解決手段】 L-アラビノースを有効成分として含有したアディポネクチン分泌促進剤であって、該L-アラビノースは、例えば、ビートパルプ2Kgにアラバナーゼ水溶液を2L添加し、混和、55℃で24時間反応した後、反応物を圧搾し、その搾汁1.8Lを限外濾過膜(分画分子量6000)に通し得られた膜透過液を陽イオン交換カラム(ダイアイオンSKシリーズ)、陰イオン交換カラム(ダイアイオンWAシリーズ)、ならびに混床カラム(ダイアイオンSKシリーズ+PAシリーズ)に順次通し、難消化性デキストリンを添加し乾燥して得られる。

「微生物群のデザイン化による高効率型環境バイオ処理技術開発」基本計画

2007年10月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
生物機能活用型循環産業システム創造プログラム
NEDOバイオテクノロジー・医療技術開発部

「生物機能活用型循環産業システム創造プログラム」は、工業プロセスや環境関連分野へのバイオテクノロジーの利用を促進することにより、生物機能を活用した高度モノ作り社会の構築を図りつつ、廃棄物、汚染物質等の生分解・処理技術の高度化を通し、環境に調和した循環型産業システムの創造を図るものである。本プロジェクトは上記プログラムの一環として、「微生物機能を活用した環境調和型製造基盤技術開発/微生物群のデザイン化による高効率型環境バイオ処理技術」を開発する。http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/190925_3/kihon.pdf

DNA配列の1塩基の違いを調べ 抗がん剤の副作用を予測 !

2007年10月21日 | からだと遺伝子
患者によって抗がん剤の副作用が異なる原因が、 SNPと呼ばれるDNAの一塩基の違いにあることが明らかになりました。 SNPは、 患者から採取した血液のDNAを解析することで分かります。 「遺伝子多様性モデル解析事業」 により、 乳がんの抗がん剤であるパクリタキセル及びドセタキセルによる白血球減少、 慢性骨髄性白血病
の抗がん剤である塩酸イマチニブによる白血球減少、 及び放射線治療における急性皮膚炎出現の、計3種類の副作用について、 SNP解析での予測が可能となりました。
NEDOパンフレットhttp://www.nedo.go.jp/kankobutsu/pamphlets/kouhou/mirai2007/4-1.pdf

昆虫とナノテクノロジー

2007年10月21日 | 医薬工学 製剤 DDS
生物が有するミクロ・ナノ構造は、単純な繰り返しパターンであっても高い機能が発現されることを示唆している。 「形」がもたらす機能をナノマテリアル設計に反映しようとする動向は世界的にも注目され始めている」 (下村正嗣・東北大教授による)
NEDO 技術開発機構 ナノテクノロジー・材料技術開発部
プログラムマネージャー 山口 智彦
NEDO海外レポート NO.1009, 2007.10.17

Lactobacillus delbrueckii 種染色体への遺伝子組込み方法

2007年10月21日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平4-183972 出願日 : 1992年7月10日
公開番号 : 特許公開平6-30781 公開日 : 1994年2月8日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 佐々木 隆 外3名

発明の名称 : Lactobacillus delbrueckii 種染色体への遺伝子組込み方法及び遺伝子組込み体

【構成】 pAMβ1 プラスミドに組込もうとする遺伝子を結合して組込みプラスミドを構築し、これを接合伝達及び相同組換えさせることにより乳酸桿菌Lactobacillus delbrueckii(Lb. delbrueckii)種の染色体DNAへ目的遺伝子のみを組込む方法。
【効果】 任意の遺伝子をLb. delbrueckii 種の菌の感染体DNAに組込み、且つ、ベクターであるpAMβ1 のDNA配列を除去することができるので、得られた遺伝子組込み体は広く食品・医薬品・飼料などの生産に応用することが可能である。

「VanA型及びVanB型バンコマイシン耐性腸球菌」検出用培地及びその使用方法

2007年10月21日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2001-265463 出願日 : 2001年9月3日
公開番号 : 特許公開2003-70495 公開日 : 2003年3月11日
出願人 : 学校法人東京女子医科大学 発明者 : 戸塚 恭一 外2名

発明の名称 : 「VanA型及びVanB型バンコマイシン耐性腸球菌」検出用培地及びその使用方法

【課題】 本発明は、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)のなかでも臨床的に重要である「vanA型及びvanB型VRE」を選択的に発育させることが可能な「vanA型及びvanB型VRE」検出用培地と、その培地を用いて被検菌又は検査材料から「vanA型及びvanB型VRE」を選択的に検出する方法を提供する。
【解決手段】 腸球菌が発育可能な培地成分に、バンコマイシン、D-サイクロセリン及びD-乳酸を添加してある「vanA型及びvanB型VRE」検出用培地及びその培地を用いて、被検菌又は検査材料から「vanA型及びvanB型VRE」を選択的に検出する方法。バンコマイシンを32~256μg/ml、D-サイクロセリンを1~64μg/ml及びDL- 乳酸ナトリウムを0.025~0.8mol/lの濃度で添加するのが好ましい。

ダイオキシン類の分解能を有する新規微生物

2007年10月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-340982 出願日 : 2005年11月25日
公開番号 : 特許公開2007-215404 公開日 : 2007年8月30日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外2名 発明者 : 飯田 敏也 外3名

発明の名称 : ダイオキシン類の分解能を有する新規微生物

【課題】毒性の高いダイオキシン類を分解すること、環境中に含まれるダイオキシン類を無毒化すること、及び毒性の高いダイオキシン類を分解できる新規分解微生物を単離すること。
【解決手段】ロドコッカス属細菌を宿主としたタンパク質発現系を構築し、これにビフェニル分解酵素遺伝子群を導入することで得られた組換え微生物により毒性の高いダイオキシン類を分解する。