バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

血清アミロイドAを認識する抗体

2007年10月02日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平8-221809 出願日 : 1996年8月5日
公開番号 : 特許公開平9-104699 公開日 : 1997年4月22日
出願人 : 栄研化学株式会社 発明者 : 永徳 広美 外3名

発明の名称 : 血清アミロイドAを認識する抗体

【課題】本発明の課題は、炎症等のマーカーとなるヒト血清アミロイドA(SAA)の凝集反応に基づく免疫学的測定に有用な抗体と、この抗体の用途の提供である。
【解決手段】本発明は、ゲルろ過による分子量10-40kDの分画に含まれるSAAに対しても結合活性を備えた新規なSAAを認識する抗体である。本発明はまた、この抗体を利用したSAAの免疫学的測定試薬、免疫学的測定方法、そしてSAAの精製方法を提供する。
【効果】本発明は、優れた結合活性を備えた新しい抗体によってSAAの免疫学的凝集反応に基づく測定を可能にした。本発明の抗体はSAAに対する力価に優れ、SAAを高い感度で特異的に測定できるのみならず、測定範囲の拡大にも貢献する。

トルコぎきょう雑種及びF1種子の製造方法

2007年10月02日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平7-270260 出願日 : 1995年10月18日
公開番号 : 特許公開平9-107829 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : 北興化学工業株式会社 発明者 : 寺川 輝彦 外1名

発明の名称 : トルコぎきょう雑種及びF1種子の製造方法

【課題】 自殖性種子繁殖植物であるトルコぎきょうの雑種及びそのF1種子の効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】 トルコぎきょうの細胞または組織片に、アグロバクテリウム・リゾゲネス、またはアグロバクテリウム・リゾゲネスに由来し、トルコぎきょうの雄性不稔に関与する遺伝情報を有するDNA断片を組み込まれた組換えベクターを保有する微生物を、感染させて誘発した毛状根から再生させて得られた雄性不稔トルコぎきょうを受粉系統とし、雄性稔性トルコぎきょうを授粉系統として交配することでトルコぎきょうの雑種を製造し、この雑種を結実させることでF1種子を得る。

新規な耐熱性ピルビン酸キナーゼ及びその製造法

2007年10月02日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平7-268705 出願日 : 1995年10月17日
公開番号 : 特許公開平9-107961 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 荒井 あゆみ 外4名

発明の名称 : 新規な耐熱性ピルビン酸キナーゼ及びその製造法

【解決手段】 下記の理化学的性質:作用:ホスホエノールピルビン酸及びADPに作用して、ピルビン酸及びATPを生成する;基質特異性:ADP、GDP等に対して特異性を有する;至適pH範囲:4.5~6.5である;熱安定性:55℃で約100%、60℃で68%の残存活性を有する;阻害:Hg2+、SDS、Ag+ 等により阻害される;分子量:277,000(ゲル濾過法) ;を有する耐熱性ピルビン酸キナーゼ(PK)、該耐熱性PK活性をもたらすポリペプチドをコードする耐熱性PK遺伝子、該遺伝子がベクターDNAに組み込まれた組み換え体DNA、並びにエッシェリシア属に属し、該組み換え体DNAを含有する微生物、又はマイクロバイスポラ属に属し、耐熱性PK生産能を有する微生物を培地に培養し、得られる培養物から耐熱性PKを採取することを特徴とする耐熱性PKの製造法。
【効果】 本発明により、耐熱性PK、耐熱性PK遺伝子および耐熱性PKの製法が提供される。




ガラクタナーゼS-2及びこれを産生するバチルスエスピーS-2

2007年10月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-244363 出願日 : 1990年2月20日
公開番号 : 特許公開平9-107962 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : 不二製油株式会社 発明者 : 津村 和伸 外2名

発明の名称 : ガラクタナーゼS-2及びこれを産生するバチルスエスピーS-2

【課題】本発明者等は(1)食物繊維を加水分解しても単糖(ガラクトース等)の生成が極めて少なく、高収率でオリゴ糖(ガラクトオリゴ糖等)を得ることができる新規なガラクタナーゼ及び)(2)かかるガラクタナーゼを産生する新規微生物を目的とした。
【解決手段】次の酵素学的性質を有するガラクタナーゼS-2,。a.作用:大豆繊維に作用してガラクトオリゴ糖を生成し単糖(ガラクトース)を殆ど遊離しない。b.基質特異性:β-1,4ガラクタンに作用するがβ-1,3ガラクタンには作用しない。c.作用pHは9~12。d.作用温度は30~60℃。e.分子量が4万。及びバチルス属に属しガラクタナーゼを産生する次の菌学的性質を有するバチルスエスピーS-2(微工研菌寄第11229号)。a.生理学的性質等:(1)脱窒素反応が陰性。 (2)グルコースからのガス発生性が陽性。(3)クエン酸の利用においてコーサ培地は陰性。(4)生育のpH範囲が7.5~10。b.嫌気的生育が陽性、VPテストが陰性、カゼイン加水分解が陰性。c.硝酸塩の還元が陰性。

アシルノイラミネートシチジリルトランスフェラーゼの製造法

2007年10月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-202780 出願日 : 1987年12月12日
公開番号 : 特許公開平9-107965 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : 株式会社興人 発明者 : 梅津 正敏 外4名

発明の名称 : アシルノイラミネートシチジリルトランスフェラーゼの製造法

【目的】 アシルノイラミネートシチジリルトランスフェラーゼ生産能が高い微生物によるアシルノイラミネートシチジリルトランスフェラーゼの製造法を提供する。
【構成】 エシェリヒア属に属するアシルノイラミネートシチジリルトランスフェラーゼ生産菌由来のアシルノイラミネートシチジリルトランスフェラーゼ遺伝子を含む染色体DNA断片を組込んでなる組換え体プラスミドを導入したエシェリヒア属に属する微生物を、栄養培地に培養し、培養物中にアシルノイラミネートシチジリルトランスフェラーゼを蓄積させる。

アミノ基転移酵素遺伝子tyrBのクローニングおよびその使用

2007年10月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-248296 出願日 : 1987年9月19日
公開番号 : 特許公開平9-107966 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : ヘキスト、アクチエンゲゼルシャフト 発明者 : リューディガー、マルクバルト 外5名

発明の名称 : アミノ基転移酵素遺伝子tyrBのクローニングおよびその使用

【課題】 芳香族アミノ基転移酵素の合成法及び微生物にL‐フェニルアラニンを過剰産生させる方法を提供する。
【解決手段】 大腸菌(E.coli)ATCC11303から分離したtyrB遺伝子を含む増殖性染色体外因子を使用することからなる、芳香族アミノ基転移酵素の合成法、及び以下のa)~c)の段階からなる、大腸菌(E.coli)ATCC11303から分離したtyrB遺伝子を含む増殖性染色体外因子を使用することを特徴とする、微生物にL‐フェニルアラニンを過剰産生させる方法。
a) 微生物に染色体外因子を導入し、b) 当該微生物でtyrB遺伝子を発現させ、活性な芳香族アミノ基転移酵素を合成し、c) 該アミノ基転移酵素によってフェニルピルビン酸をアミノ化する。

単子葉CAM植物のPEPCase遺伝子

2007年10月02日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平7-294986 出願日 : 1995年10月19日
公開番号 : 特許公開平9-107975 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : 三井東圧化学株式会社 発明者 : 島田 浩章 外3名

発明の名称 : 単子葉CAM植物のPEPCase遺伝子

【課題】 アロエのPEPCaseをコードするcDNAを提供する。
【解決手段】アロエのcDNAライブラリーから、PEPCaseをコードする遺伝子を単離する。
【効果】 PEPCaseのcDNAを稲等の単子葉植物細胞に導入することにより、該植物細胞での高温乾燥条件下での光合成能力を強化することにより、植物の耐乾燥性を高めることができる。

TAN-2342関連化合物、その製造法および用途

2007年10月02日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平7-268757 出願日 : 1995年10月17日
公開番号 : 特許公開平9-110780 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 新谷 靖 外2名

【課題】優れた微小管重合阻害剤の提供。
【解決手段】一般式【化1】



〔式中、R1はエステル化もしくはアミド化されていてもよいカルボキシル基を、R2およびR3は同一または異なって、オキソ基または置換されていてもよい水酸基および水素原子を示す〕で表される化合物またはその塩。
【効果】本発明の化合物〔I〕またはその塩は、優れた微小管重合阻害作用を示し、哺乳動物の悪性腫瘍の治療や癌転移の予防に有用である。

微生物によるヒト副甲状腺ホルモンの生産

2007年10月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-179694 出願日 : 1996年7月9日
公開番号 : 特許公開平9-110899 公開日 : 1997年4月28日
出願人 : カーレ・エンム・ガウトビク 外1名 発明者 : アレストローム,ペーテル 外3名

発明の名称 : 微生物によるヒト副甲状腺ホルモンの生産

【課題】 無障害のヒト副甲状腺ホルモンを安定に生産する微生物は報告されてきていないこと。更に、副甲状腺ホルモンは酵母からも単離されてきていないこと。
【解決手段】 ヒトプレプロ副甲状腺ホルモンをコードするDNAを持つ大腸菌挿入用の新しいプラスミドが作成された。このプラスミドは大腸菌に挿入されると大腸菌を形質転換させ、マルチコピーのプラスミド、つまりヒトプレプロ副甲状腺ホルモンのcDNAを複製させるものとして機能する。