バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

搾乳動物を免疫原性物質で過免疫した後、搾乳して得た乳、又はその乳から調製した組成物

2007年10月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-14966 出願日 : 2007年1月25日
公開番号 : 特許公開2007-269773 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : 国立大学法人信州大学 外1名 発明者 : 大谷 元 外2名

発明の名称 : 免疫グロブリンGを含有する経口用免疫調節剤、その製造方法及び経口用免疫調節剤を配合してなる飲食品

【課題】免疫の調節異常に起因する病態を予防し、症状を改善するための組成物を提供する。
【解決手段】 搾乳動物を免疫原性物質で過免疫した後、搾乳して得た乳、又はその乳から調製した組成物であって、前記免疫原性物質を特異的に認識するIgGを含有するものに、該IgGに特異的に認識される抗体標的物質を添加して経口用免疫調節剤とし、これを経口的に摂取する。この経口用免疫調節剤は、アレルギー症又はリウマチ症を予防し、その症状を改善するために好ましく用いられる。


「大食い」やっぱり遺伝?脳内物質の量が影響

2007年10月22日 | NEWSクリッピング
 【ワシントン=USA TODAY(キャスリーン・ドヘニー)】米バファロー大のジェニファー・テンプル医師らの調査で、先天的にドーパミンの少ない人間は大食いする傾向が強いことが分かった。

 テンプル医師は、細胞内のドーパミンD2受容体の数が脳の活動に差を生み出す点に注目。「Taq1A1」と呼ばれる対立遺伝子の保有者はドーパミンが少なくなり、食欲が旺盛になるという。

 18-40歳の男女で、肥満である29人と肥満でない45人の食べる量を観察。1度目は味覚テストと称して、6種類のスナックを出して議論が終了するまで食べ放題の状態にした。

 2度目はパソコンのマウスを20回クリックしないと食べ物を与えないようにし、それ以上ほしいときは40回クリックすることを条件とした。その結果、Taq1A1を持っていない人は条件をクリアしてまで食べ物に執着せず、実際に食べる量も少なかった。

 テンプル医師は「ドーパミンの調整は減量に有効になる可能性がある。注意欠陥過動性障害(ADHD)治療に使われている医薬品はドーパミンに影響を与えるもの。これを利用すれば減量に効果があるかもしれない」と話している。MSN産経ニュース 2007-10-19

(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

染色体外での遺伝子の保持及び脱落を制御し、目的物質を効率よく発酵生産する

2007年10月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-155575 出願日 : 1996年6月17日
公開番号 : 特許公開平10-87 公開日 : 1998年1月6日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 桑原 陽子 外3名

発明の名称 : 発酵法による目的物質の製造法

【課題】 染色体外での遺伝子の保持及び脱落を制御し、目的物質を効率よく発酵生産する。
【解決手段】 目的物質の産生に不利に作用する遺伝子と、温度感受性複製起点とを含むプラスミドを保持し、機能可能な前記遺伝子が前記プラスミド上のみに存在する微生物を、前記プラスミドが複製可能な温度で培養して増殖させ、続いて、プラスミドが複製不能な温度で培養してプラスミドを細胞から脱落させて培養を行うことにより、目的物質を効率よく産生させる。

造血器腫瘍の予防および/または治療剤

2007年10月22日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2004/011232 国際出願日 : 2004年8月5日
国際公開番号 : WO2005/011723 国際公開日 : 2005年2月10日
出願人 : 株式会社グリーンペプタイド 発明者 : 伊東 恭悟

発明の名称 : 造血器腫瘍の予防および/または治療剤

造血器腫瘍の特異的免疫療法に有用な標的分子を見出し、造血器腫瘍の予防および/または治療を可能にする手段を提供した。 具体的には、配列表の配列番号1から10から選ばれるいずれか1のアミノ酸配列を有するペプチドの少なくとも1つを有効成分として含有する造血器腫瘍の予防および/または治療剤、アジュバントをさらに含む前記造血器腫瘍の予防および/または治療剤、造血器腫瘍用癌ワクチンとして使用する前記予防および/または治療剤を提供することにより、造血器腫瘍、例えばHLA-A24陽性造血器腫瘍またはHLA-A24陽性であり且つ前記ペプチドを含む蛋白質を発現している造血器腫瘍の予防および/または治療を可能にした。


Streptococcus agalactiaeのための免疫原性組成物

2007年10月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-526405 出願日 : 2004年9月15日
公表番号 : 特許公表2007-527866 公表日 : 2007年10月4日
出願人 : カイロン コーポレイション 発明者 : ラプオリ, リノ

発明の名称 :Streptococcus agalactiaeのための免疫原性組成物

本願は、GBSポリペプチド抗原の組み合わせを含むB群のStreptococcus(「GBS」)ワクチンに関し、そのポリペプチドは、レシピエントにおける免疫応答に寄与する。好ましくは、本発明の組み合わせは、2種以上のGBS抗原の組み合わせを含み、ここで、上記の組み合わせは、GBS80またはそのフラグメントを含む。1つの実施形態において、その組み合わせは、GBS80、GBS91、GBS104、GBS184、GBS276、GBS305、GBS322、GBS330、GBS338、GBS361、GBS404、GBS690およびGBS691からなる抗原の群から選択される2種~13種のGBS抗原からなり得る。

リンパ腫および白血病を治療するためのワクチン

2007年10月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-136658 出願日 : 2007年5月23日
公開番号 : 特許公開2007-252385 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : ジェニトープ コーポレーション 発明者 : デニー,ダン,ダブリュ.,ジュニア.

発明の名称 : リンパ腫および白血病を治療するためのワクチン

本発明は、B細胞悪性疾患(例えば、リンパ腫および白血病)治療用の多価ワクチンを提供する。
【解決手段】
単一の患者のB細胞リンパ腫細胞由来の免疫グロブリン分子の少なくとも2つの組換え可変領域を含有する多価ワクチンであって、前記細胞が少なくとも2つの異なる免疫グロブリン分子を発現するものであり、前記免疫グロブリン分子が少なくとも1つのイディオトープによって異なるものである、上記の多価ワクチン。

癌ワクチン

2007年10月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-25080 出願日 : 2007年2月5日
公開番号 : 特許公開2007-254458 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : マレーシアン・パーム・オイル・ボード 発明者 : カラニスィ ネサレトナム 外3名

発明の名称 :

【課題】癌の治療または予防用のワクチンとして用いるための組成物を生産する方法の提供。
【解決手段】哺乳動物細胞の生存および成長に適した栄養素を含有する培地および環境条件下で、患者から単離された樹状細胞を培養するステップと、癌細胞系からの溶解物または種規定抗原、およびトコトリエノールで前記樹状細胞をパルス処理するステップと、次いで、パルス処理された前記樹状細胞を、癌患者への投与に適した固体または液体の状態で含有させるステップとを含む癌の治療または予防用の薬剤として用いる組成物の製造方法および癌ワクチンとしての使用方法。

バキュロウイルスベクター発現系におけるタンパク質の発現

2007年10月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-122898 出願日 : 2007年5月7日
公開番号 : 特許公開2007-254482 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : スティヒティング インスティチュート フォール ディールハウデレイ エン ディールゲゾントヘイト 外1名 発明者 : クレツドルン,ディートマル 外4名

発明の名称 : バキュロウイルスベクター発現系におけるタンパク質の発現

【課題】バキュロベクターウイルス発現系においてタンパク質抗原の発現を増加するためのワクチン製造方法の提供。
【解決手段】下記工程を含む古典的ブタ熱ウイルスE2バキュロウイルスタンパク質を含むワクチンの製造方法。当該タンパク質をエンコードする組換えバキュロウイルを選択する工程、少なくとも2リットルの十分な容量を備える培養容器において増殖培地中で昆虫細胞を増殖する工程、1×105~1×106個/mlの密度の当該細胞を0.01未満のMOIにて当該バキュロウイルスの接種物で感染する工程、前記細胞の約半分以上が細胞変性効果を示すまで前記細胞を培養し、増殖培地中のE2たんぱく質の最終濃度が100~300μg/mlのときに、細胞性物質を除去する工程、免疫アフィニティ精製することなく、ワクチンを調製する工程。当該製造法はさらに、組換え卵胞刺激ホルモンの製造に適用可能である。

生の組換え細菌ワクチンベクターを用いる癌の特異的免疫療法

2007年10月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-125462 出願日 : 2007年5月10日
公開番号 : 特許公開2007-254485 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア 発明者 : パターソン,イヴォンヌ

発明の名称 : 生の組換え細菌ワクチンベクターを用いる癌の特異的免疫療法

【課題】 腫瘍特異的抗原もしくはその断片を発現することが可能なリステリア モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)の組換え体を含む、癌の治療のためのワクチンを提供する。
【解決手段】 宿主において腫瘍の形成を抑圧するための、腫瘍特異的抗原もしくはその断片に対するリステリオリシンO(LLO)蛋白質の融合物を発現することが可能なリステリア モノサイトゲネスの組換え体を含むワクチンが提供される。

HTLV抗原を発現する組換え弱毒化ポックスウイルスを含有する免疫原性組成物

2007年10月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-165148 出願日 : 2007年6月22日
公開番号 : 特許公開2007-254489 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : ヴァイロジェネティクス コーポレイション 発明者 : エンゾ パオレッティ 外3名

発明の名称 : HTLV抗原を発現する組換え弱毒化ポックスウイルスを含有する免疫原性組成物

【課題】安全性の向上した変性組換えウイルスを使用し、短時間に動物の生体内でウイルス感染に十分な防御免疫反応を誘発できる抗原および抗体を提供する。
【解決手段】腫瘍ウイルスの1つであるHTLV-Iの菌株1171のエンベロープタンパク質をコードする外来DNAを非必須領域に組み込んだ、弱毒化された変性組換えウイルスのインビトロ発現からHTLVウイルス抗原を調製する。