ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

講習へいってきました。

2011-02-10 22:19:55 | 仕事のこと
有機溶剤作業主任者技能講習に行ってきました。
なんと二日間。みっちり。。。

有機溶剤といってもなんのこと?という人が多いでしょうね。
有機溶剤の特徴は油を溶かします。
だから、機械の洗浄につかったり、
原料を伸ばすときに使います。

家庭で入っているものと言えば、
ペンキを塗る時に使うシンナー、
シミ抜き、除光液。
とかけば、独特なにおいがして、
シンナー中毒
の言葉が表わすように、
頭がふらふらするものですね。


この有機溶剤を使う仕事といえば、
シンナー、ラッカーを扱う塗料販売業、塗装業、
ドライクリーニング用の溶剤を扱うクリーニング業、
燃料タンクやピット等で作業する清掃業、
インキや溶剤を扱う工場、
分析・検査業務など、
資格の必要な職場は幅広いようです。

有機溶剤作業主任者は、
労働安全衛生法に定められた作業主任者(国家資格)のひとつであり、
有機溶剤作業主任者技能講習を修了した者の中から
選任されます。
職場に何人も有資格者がいても良いのですが
責任を明確にするために、選任し、
複数選任するときは業務を明確にする必要があります。

有機溶剤作業主任者の指揮・監督の下、作業者は作業をします。
有機溶剤による身体的な被害防止のためです。
換気装置の点検、作業者への教育などなど。
また、消防上の危険物の取扱の点からも知識も必要です。
有機溶剤って、消防法上の危険物が多くて、
引火点が低くて火が付きやすいのよ。。。。


さて、ら族は今、有機溶剤を実際に取り扱っているかというと
それはノーです。
腎臓や肝臓が悪い人は取り扱うことはできません。
なぜなら、
有機溶剤は肝臓で分解されたり、腎臓から排出されます。
肝臓や腎臓が悪いと排出されず
有害物がずっと身体をまわります。
また、健康な人でも有機溶剤を使うと
肝機能障害が出たり、タンパク尿が下りたりします。
また、神経障害、血液疾患になることも。
元来からの疾患によるものか判断がつきにくいし、
原疾患があろうとなかろうと、
健康診断の結果、異常値が出たものは、
有機溶剤を取り扱わない職場に
異動させないと会社が労働基準監督署から
指導を受けます。

だから、できないんですよ。

でも、衛生管理者として職場の管理をするにあたり、
衛生管理者の知識は浅く広く勉強するので
局所排気の点検方法などはまったく勉強しません。
よって、現場からの質問に答えられないことがあるので、
このたび勉強することに。



講習会は定員50名ほどの中
女性は私一人でした。。。。。。。

まわりは塗装屋さんぽい人や
自動車関係の会社で塗装のラインをやっているっぽい人。
ばかり。。。。。。

想像はしていましたけれどね。。。。



そして、教科書も全部読むのでなく、
講師の体験談で恐怖感を植えつけて。。
そして
修了テストに出る問題を黒板に書いて
詳しく説明してくれます。

修了テストも4択。
それも「まちがっているものはどれか」という出題。
簡単すぎる。。。。
だれもが受かるにきまっている。。。。。

私みたいに知識はあるけれど
事例とか理論を知らないものにとっては
勉強になるけれど
出る問題だけ覚えて、
業務で監督できるかというと疑問になります。

でも。。。厚労省が決めたことだからね。。。



幸い、今回の講習は市内で受けることができたので
透析の変更はなしです。
でも、市外だったら透析の曜日変更は必須です。
この二日間の講習を中二日に当てないと
受講できなかったと思う。
近年、4クール回している病院が減っているという。
とすると。。このような講習を受けるには、
一日は昼間にやらないといけなくなる。
会社休まないと。。。

ちなみに東京か大阪で
5日間の講習を受けてくれるかと
会社で打診を受けましたが
連日18時まで講習です。
その後、透析病院まで移動して透析をする。
道中、病院で食べる食事を調達して。
都合のよい場所に透析病院やホテルが
あるとは思えないし。。。
ということで断りましたが。。。
最近、アクティブになったのか
時間的制約がうっとうしく思うようになりました。
いいことなのか、悪いことなのか。。。
コメント
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