連鎖を知りつつ

深夜に雨止まず。

このところ用もないのに早起きしてしまうので
敢えて深夜にこそこそ。

「森羅万象に多情多恨たれ」と言ったのは
「司馬遷」を書いた武田泰淳だったか。

「テロリスト・黒い九月　ミュンヘン」というDVDを何度も観ようとして
なぜかそのたびに途中で眠ってしまうことが続いて。

当時「負けてたまるか」という松平康隆（日本のバレーの監督）の本を読んだ記憶があり
大古のスパイク、森田の一人時間差、猫田の天井サーブなどに心躍らせたものだが。

黒い九月のテロについて全く覚えがないのは
ただ単に子どもだったからなのだろう。

「歴史」は時に役立つものではあるけれど
いたずらに過去を思い出すことは「恩讐」を積むことにもなる。

あくまで謙虚に。
「スローガン」は出来ないから叫ばれると知りつつ。