退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「残念な本と映画あるいはそんなことには関係なく素敵なアーティスト」について

2024-06-18 02:44:14 | Weblog
くもり。夜になって降る。

スージー鈴木「桑田佳祐論」を読む。

残念ながら教えてもらうほどの内容はなく。
そもそもこれで「論」というのは何だか。

著者が選んだ曲の歌詞を採り上げて少々の「注釈」。
かのアーティストに対してむしろ「失礼」ではないのか。

偶然NHKで「JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ in 神戸」の再放送を途中から観る。

老舗キャバレー「月世界」の雰囲気が素敵で。
灰色の瞳」「ヨイトマケの唄」「ラストダンスは私に」「銀座カンカン娘」などを聴く。

沢田研二「君をのせて」尾崎紀世彦「さよならをもう一度」を初めて知る。
ラストには唐突にプレスリーの「ハウンド・ドッグ」など。

いいですな。
悪いが本書は「余計なお世話」。

タリク・サレー「ザ・コントラクター」(’22)を観る。

クリス・パインの「貧しい現状」を描くのに30分もかけるのだからいやはや。
彼はプロデュースもしているよう。

キーファー・サザーランドの「裏切り」を生き延びる主人公のお話だけれど。
「細菌兵器」の行方もシンプルすぎて。

敢えて言えば「隠れ家」にいるエディ・マーサンのたたずまいがいいか。
サリムの「レバノン系スウェーデン人俳優」ファレス・ファレスも同様に。

「傭兵の使い捨てぶり」を描いた内容だが映画としてはダメ。
どこにも感情移入しようがない出来。
コメント
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