退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『知性』が国境を超えることあるいは韓国の忘れてはいけない過去を描いた映画」について

2024-06-29 03:13:01 | Weblog
くもりのち雨。深夜に止む。

「日本渡航記」読了。

ようやく上陸が可能になった後。
互いに「宴会」を開いて好ましいものもありそうでないものもあり。

ゴンチャロフが川路聖謨を「認める」姿にふむふむ。
「知性が知性を確認する」のは国を問わない模様。

近年では佐藤優か。
ゲンナジー・ブルブリスとの関係が似ているような。

こういうコミュニケーションがあることを知っておこう。
そしてそれが「ダメな人々」によって疎まれることも。

チャン・フン「タクシー運転手 約束は海を超えて」(’17)をようやく観る。

日本駐在のドイツ記者と韓国の貧乏なタクシー運転手がつながり。
光州事件」を世界に伝えることになるお話。

「ソン・ガンホに駄作なし」ということをあらためて。
当初学生たちを非難する彼が「壮絶な現実」を観て「回心する」姿にふむふむ。

自国民に銃を向けるのは中国の「天安門事件」に同じ。
朴正熙暗殺後の全斗煥がもたらした現実よ。

タクシー運転手たちの「連帯」がいい感じ。
とりわけユ・ヘジンが素敵。

リュ・ジュンヨルの「素朴さ」が「悲劇」をさらに加速させる趣き。
「何も悪いことはしていない」のに虐殺され。

「韓流アイドル」が好きな人たちに告ぐ。
かの国にこうした過去があったことは覚えておくべきだろう。
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