雨。夜になって本降り。
仲正昌樹「<学問>の取扱説明書」を読む。
「特定の学問を学ぶことによってすごい人になれるかのように
勝手に思い込んでいること」を「幻想」だとして退ける「ふまじめな入門書」。
「哲学」「政治学」「経済学」「社会学」「法学」を扱っていて
これらは文系諸学問のうちで「最も幻想が生じやすい領域」であるらしい。
ただしそのタイトルは便宜上のもので
著者にとって「なじみがある」部分を限定的に扱っているとのこと。
要は「学問するならこれくらいのことは押さえておかないと」というのが
おそらく著者の言いたいことであり、それは至極「まっとうな」ことである。
読者としてはあれこれ今後の趣味の読書の参考にしたい。
ひとつだけ著者に望むことがあるとすれば
あまり「莫迦」に関わらないでいてもらいたいということ。
「浜の真砂は尽きるとも世に盗人のタネは尽きまじ」とか。
これまで読んだ著書の数々からするとどうやらそれも難しそうだけれど
さらなる「知的刺激」に満ちた著作を勝手にお願いしておく。
仲正昌樹「<学問>の取扱説明書」を読む。
「特定の学問を学ぶことによってすごい人になれるかのように
勝手に思い込んでいること」を「幻想」だとして退ける「ふまじめな入門書」。
「哲学」「政治学」「経済学」「社会学」「法学」を扱っていて
これらは文系諸学問のうちで「最も幻想が生じやすい領域」であるらしい。
ただしそのタイトルは便宜上のもので
著者にとって「なじみがある」部分を限定的に扱っているとのこと。
要は「学問するならこれくらいのことは押さえておかないと」というのが
おそらく著者の言いたいことであり、それは至極「まっとうな」ことである。
読者としてはあれこれ今後の趣味の読書の参考にしたい。
ひとつだけ著者に望むことがあるとすれば
あまり「莫迦」に関わらないでいてもらいたいということ。
「浜の真砂は尽きるとも世に盗人のタネは尽きまじ」とか。
これまで読んだ著書の数々からするとどうやらそれも難しそうだけれど
さらなる「知的刺激」に満ちた著作を勝手にお願いしておく。
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