退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「英語論文をネタにした本と中国人ばかりが登場するアメリカ映画あるいは懐かしいアーティスト」について

2024-06-05 02:15:22 | Weblog
晴れときどきくもり。おだやか。

池谷裕二「寝る脳は風邪をひかない」を読む。

英語論文のソースを載せているのが潔くていい。
仕事柄もあるのだろうがこういう風に「ネタ」を得るのね。

その内容はというと。
オリジナルの論文を確認出来ていないので判断のしようがなく。

面白いかと言われると微妙。
ちょいと文章が短かすぎるような。

著者が敢えてそうしたというなら納得。
あくまで「紹介」だということで。

エバン・ジャクソン・レオン「スネークヘッド」(’21)を観る。

「スネークヘッド=蛇頭」とは。
「主に中国福建省を拠点とする密入国を斡旋するブローカー犯罪組織」のこと。

「生き延びるため」に娘と別れた主人公シュヤ・チャンが。
今度は「娘を生き延びさせるため」に取った行動よ。

ダイ・マー、ジェイド・ウーの「親分ぶり」が好ましく。
ランボー、サン・カンはいかにもな「ダメ息子」。

もっとも彼には母親に暴力を加える父親を殺して彼女を救った過去があり。
「弱かった自分が息子をこんな風にしてしまった」と罪悪感から逃れられない母も。

全体に「暗く重い」感じ。
唯一「明るい」ザリーブの行方も覚えておこう。

驚いたのは福島邦子「スロー・ダンサー」が主題歌になっていたこと。
もちろんタイトルや歌詞は違うのだけれど。

46年前の曲が3年前のアメリカ映画に使われて。
これも「シティーポップス」が好まれるせいか。

個人的には「グッド バイ」が印象に残っている次第。
ついでに研ナオコも歌った「ボサノバ」も載せて置く。
コメント
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