退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「やはり面白い古典と2回目のワクチンの行方あるいは『アメリカで育ったイスラムの子どもたち』を描いた映画」について

2021-08-26 02:49:59 | Weblog
くもりのち晴れ。暑い。

今日も「十二支考(上)」を読み進める。

これだけあれこれの書物を読みながら「信用できない」というのにふむふむ。
「カニが怪我したカニを助けるエピソード」の結果が趣き深い。

明日読了できるかどうかは不明。
なぜかと言うと。

今日もいつもより早起きして2回目のワクチン接種をしたから。
とりあえず筋肉痛のような痛みは1回目よりやや増す。

肝心なのはどうやら明日で。
どういう展開になるのだろうと思いつつ今夜も飲む。

カメル・アメッド「スーサイド・ボマー」(’18)を観る。

イスラムの家に育ちながらむしろそれに反抗していた若者の行方やいかに。
警察の酷い扱いに怒った彼は宗教に目覚め過激派の誘いに乗るのだがというお話。

CIAのトム・サイズモアの姿が趣き深い。
「四文字言葉」を連発する類いの捜査官。

原題は「martyr maker」でmartyr=殉教者。
発音が「マーター」で「マーダー=殺人」と似ているのを忘れずに。

少年たちを「殉教者」に仕立てあげるシーク・マハメッド・ベイよ。
いかにもな「扇動者ぶり」が怖ろしく。

イスラムがそもそも「平和」を求めるものだという描写とともに。
「すべてを操る存在」が描かれるのも忘れずに。

主人公の妹はレズビアンで。
イスラムの家庭にありがちな「親の勧める結婚」に反抗して自殺を試みる姿も同様に。

「アメリカで育ったイスラム家庭の子どもたち」を覚えておこう。
そして彼ら彼女らが「一番の犠牲者」であることを。
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