山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

予約方法が変な母

2024-03-26 07:13:27 | 日記2024

昨日実家母(92)と電話をしていて、初めて気づいたこと。

昨日は、母が歯医者に電話をして予約をすることになっていたので、「予約は済んだのか?」と聞いたところ、

母「今日は、雨だから予約なんかしないよ。雨の中歩くのいやだもん」との返事。

私「えっ?電話で予約するんだから雨なんか関係ないでしょ」

母「だって、今日空いてるから来いって言われたらいやだから」

私「今日空いてるって言われたって、自分の行きたい日を言えばいいでしょ」

母「そんなこと言えないよ。向こうがじゃあいつ来なさいって言うんだから。」

という具合。

どうやら、母は何かを予約するときに、自分の希望を言わないというのが基本らしいのだ。だから全部相手の都合で決めるのである。

美容院も電話をすると、空いている場合はその日に、予約で埋まっている場合は美容院の方で明日の何時とか明後日の何時などと言ってくるのだそうだ。

母の場合、自分の選択肢はなく、相手主導が原則で、しかも相手にとって一番早いタイミングということになるのだろう。

だから、基本的に当日に行くのが前提で、たまたま埋まっていれば相手が後日の都合の良い日を言ってくるということである。

そのため、母の場合、前もって自分の都合の良い日を予約しておくという概念がないので、なんでもかんでも後回しにしていくのだ。

私「予約っていうのは、自分の都合の良い日を自分のほうから指定して提示するのが普通だよ」

母「私にはそんなことはできない。相手がこの日が空いてるっていったら、もうそこに行くしかないよ。別の日になんて言えないよ」

私「今日は都合が悪いので、明日にしてくださいとか、最初から何曜日空いてますかとか、聞けばいいでしょ」

母「私は自分のほうでそんなことは言えない。あんたはまたああしろこうしろというけど、もうほっといてくれ」

とこんな感じ。

そういえば、昔私が子供のころ、なぜか母の仕事の日に父の親戚一同の兄弟会というのを私の家ですることになったのだ。
うちは海の近くだったので、みんなで海水浴にでかけて、戻ってきたら次々に風呂に入り、ラーメンを作って食べるなんてことをして、おおわらわだった。

母が仕事に行って留守なので、親戚の叔母さんたちが台所で料理をしたり、父が風呂を沸かしたりしたんだと思うけど、なんで母の仕事の日にしたんだろう?

叔母たちが、義姉さんがいなければ自分たちでやるからいい、ということで決行したんだろうけど、私の母が毎日働いていたわけではないし、むしろ毎日働いているなら休みも取れるってもんだけど、時々働く場合は、逆にその日に休むことはできないのだから、母の休みの日にしてもらえばよかったのに。

そういうの、前もってこの日は仕事で、自分はどうしても休めないから、兄弟会は別の日にしてくれないかと、母は言わなかったんだな、と今になって思うのだ。

自分の都合で人の行動を左右したくないという母の思考回路により、結局主婦のいない家に十数人の親子が押しかけて大変なことになったんだけど、
それも母のこういう習性から起きたのかなと思うのである。

家の修理や植木の剪定などを頼むときも、「いつでもいいから手があいているときに来てください」という頼みかたをするので、何ケ月経ってもこなかったり、いったいいつ来るのやらさっぱりわからず、思いもしない日にひょこっこり来たりするのは、母の頼み方が原因なのだろう。

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