山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

今どきの出産子育て(7)

2024-06-11 23:15:18 | 日記2024

まあ、その後は時々見に行く程度で、赤ん坊は順調に育っています。
生後半年から保育園に入れたいとのことでしたが、年度の途中で空きがでることはほとんどないので無理そうなんだそうです。

娘としては、早く仕事に復帰したいという気持ちもあるようです。そうしないと、仕事の感覚が鈍ってしまうし、仕事のスキルが時の流れに追い付いていけなくなってしまうという不安もあるようです。

確かに、仕事をしていた人が、元の職場に戻るときに、普通は1年くらい育休を取ることが多いようですが、まずは子どもの慣らし保育ってのは当然のことながら、実は母親の仕事復帰のために慣らし仕事ってのも必要です。

1年も仕事から離れていると、やり方が変更されたりしている場合もあるし、それに以前と同じようにバリバリ働けるとは限らず、産休前にやっていた手順を忘れてしまっていたりすることも多々ありそうです。うっかりミスも発生するかもしれません。

・・・

ところで、この頃、若い人よりも、高齢出産の人が結構、育児ノイローゼになったりするように思うのですよ。
年を取っていたら、それだけ人生経験もあるから、落ち着いて賢い子育てが出来そうな気がするじゃないですか、でもそうでもないようなんですね。

頭でっかちになってしまっているというか、適当さや、いい加減さがないのかもしれません。これはうちの娘のことではなく一般的な傾向かと思うのですが、高齢出産の人は高学歴の人なども多いのですね。だから理想が高い、こうでなければならないと思うことも多いのかと思います。

それから、仕事を持っていた人、キャリアのある人が出産のために仕事をやめる(休む)ということは、それを一時的にも失うということです。

かわいい赤ちゃんは手に入ったけど、キャリアを失うのです。失ったものが大きいか、それよりも得たものがすばらしいから、もうキャリアなんかどうでもいいと思うか、それは人それぞれだと思いますが、失ったものが大きいと感じる人もいるはずです。

それが、私たちが若いころは、腰掛程度にOL生活をして、クリスマスイブ(24才)までに結婚して、その時に仕事は退職するのが定番でした。
もともと大したキャリアなんかありませんし、仕事と引き換えに結婚して寿退社。
何もないところに、妊娠出産した場合は、プラスしかないんです。赤ちゃんが生まれたら、何もないところに加わるだけです。

でも、現代の女性は10年以上も男性と同じに仕事をしてきたので、休職や退職したら、失うものが大きすぎるのです。

一方で、子育てが理想通りに進まなかったりすると、きっとノイローゼになってしまったりするのでしょう。

何も考えずに、赤ちゃんがかわいいから育ててるだけで、楽しいな、幸せだな、と単純に自然に感じられればそれで良いのであって、いろいろなことを考えたり、理想の道を進もうなどとしない方が良いのかもしれませんね。

しかし、そうはいきませんよね。

・・・

出産子育てをしていたら、必ず犠牲を伴います。
仕事は必ず一定期間中断することになってしまうし、復帰しても、子どもが熱を出して保育園から呼び出されたりなど、今までどおりに働くことはできないでしょう。

それはマイナスかもしれないけれど、人は完璧にはできないのが普通なんだということを観念しなくてはいけません。そして、それでよいのだと思うしかありません。

逆境を乗り越え、職場の人にも迷惑をかけたりすることも多々あるかもしれないけれど、自分が不完全な人間であるから、その分人にも優しくなれるのではないでしょうか。

完璧でなくても良い、いいかげんで良い、それでも将来がどうかなってしまうわけではないです。

数年間、仕事を棒に振ったところで、どうってことないと思うしかありませんし、本当にどうってことないです。

娘を見ていても、これからも大変だろうし、仕事も子育ても理想通りになんて進まないと思いますが、それでももう何でもいいじゃないか、と思っています。

どうにかなるさ。

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仕事と出産育児を両立させるのは大変だと思います。
私にはその経験がないので、何もアドバイスできませんが、その苦労はけっして無駄にはならないでしょう。

40才になって産もうと思っても産めないことが多々あるので、若いうちに産んだ方が良いと思います。

そして、赤ん坊は数年で児童になりますので、しばらくの辛抱です。それからまた仕事など頑張ってください。


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