山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

電車の中で

2017-12-02 21:59:52 | 日記2017
先週、電車の中で若い女性から席を譲られてしまったということを書いた。
いきなりのことで驚いて思わず断ったわけである。なんで、50代半ばの私に席を譲るの?そんなに年寄りに見えるのかって思った。

そのことから、思いついたことは、これからは、座っている若い人の前に立たないほうが良い、ということである。これはきっと、若者にとっては、自分のまん前に年配の人が立っていたら、座って居づらい気分になるかもしれないなと思ったのだ。

私は、出入り口付近に立っていると邪魔だと思うので、いつも奥の方に入っていく習慣があるのだが、そのことが席に座りたがっているように見えてしまうのかもしれなかった。

だから、立つとしたら、若者の前ではなく、自分より年寄りの座っている前に立った方が良いかもしれないなあ~なんて思いながら、電車に乗っていった。

昨日のこと、私は電車の出入り口付近に立ちながら、周囲を観察していた。
すると、60歳くらいのオバサンが、つり革につかまって立っていた。
そうしたら、その前に座っていた外国人の男性が席を立って譲ろうとした。すると、おばさんは、結構ですというふうなしぐさをして、車両の前方に歩いて行った。
そうだよね、まあ年配には見えるけど、60歳くらいで席には座らないよなあ~と思った。
しかし、驚いたのは、そのオバサンはシルバーシートが空いているのを見つけたらしく、一目散に歩いていくと、そこに座ったのである。
あれ~~、60歳くらいで、シルバーシートに座るのか~と思った。
あの人は、わたしより5歳くらいは上だと思うけど、やはり還暦過ぎたくらいの人は、席に座る立場らしい。

そうなると、私は今後、席を譲る立場の年齢層ではないということは確実のようだ。
いつの間にか、年をとっちゃったなあ・・・。

ネットで調べていたら、席を譲られてショックを受ける老人は多いようだ。そうなると、元気か元気でないか、席に座りたいか座りたくないか、というのは、年齢には関係ないのかもしれない。
席を譲られたくない人は「席を譲らないでくださいラベル」みたいなものをぶら下げて乗車すればよいのではないかなんていうアイデアも乗っていた。

そうだ、「席を譲ってくださいラベル」か「席を譲らないでくださいラベル」のどちらかを選んで持ち歩けば判別がつくだろう。「座りたいです」「座りたくありません」「立っているのが好きです」「体調悪いです」「疲労困憊」等、状況を示すものを身体に着けて乗車すればよいのだ。

まあ、そんなものはまだないので、「席には座りませんオーラ」を発散させながら入り口付近に立っていることにしたのであった。

それにしても、立っているだけで、座席を要求しているように見えてしまうなんて不便である。こうなると、年寄りは電車にも乗りづらくなってしまう。

若者のみなさん、前に立っている人が、よぼよぼじゃなければ、気にしないで座っていてくださいね。



宿鳳山高円寺の紅葉

2017-12-02 16:58:38 | 旅行・街歩き
東京都区内の紅葉の見ごろは、11月下旬から12月上旬のようです。
まさしく、今現在、モミジやイチョウが鮮やかに色づいていますね。

今日は、地下鉄新高円寺駅のそばに用事があって行ったので、ついでにそのあたりに紅葉のきれいな公園か何かが無いかなと思い、スマホで検索してみたところ、寺の「高円寺」というのが出てきました。
まさしく地名の高円寺の由来となった寺だそうです。そう言えば、寺が最初で地名があとでできたのですね。

それで、スマホのナビを使って、寺の「高円寺」まで案内してもらおうと思ったのですが、どうしたって「高円寺」と入れると、高円寺駅になってしまうんですよ。
こりゃあ、どうしたものか・・・と思って困っていましたが、よくよく見ると「宿鳳山 高円寺」と書いてあるので、この「宿鳳山」というのを入れてみるとみごとに案内を始めてくれました。

とはいえ、ナビの道案内っていうのは、街の全体像が見えないので、これはけっして道を覚えることができませんね。画面を見ながら、右に曲がれ左に曲がれとウロウロわけもわからず住宅街を歩きまわり、やっと到着。

おお、確かにモミジが。ここは参道のようです。



ムムッ、パトカーがいるぞ。 何か事件でも??? と思いきや・・・



この一角に、交番がありました。(写真右) 単に、交番の駐車場になっているらしいです。



モミジのトンネルを通って、寺に向かいました。(このあたりのモミジは地味めの色です。)



こちらが、山門ですね。(山門の内側には、より鮮やかなモミジが見える!)



↓これは、山門の内側から振り返ってみたところです。



↓そして、本堂との間はモミジのトンネルになっています。美しいです。(少し歩いて振り返って撮った写真)







すると、こんなに立派なイチョウの木もあります。



みごとです。



銀杏は、西側の門のところにもあります。



大きなイチョウの木は、2本あります。




本堂です。

 

サザンカもたくさん咲いていました。

 

黄色と赤と緑がきれい。





境内は広くはないですが、一面紅葉。
紅葉密度が高いです。
おススメスポットです。

ちなみに、この寺は、曹洞宗の寺で、昔、徳川家光が鷹狩りに来たときに、ここで休んだとのことです。



寺を出て、西側の門から西に向かって適当に歩いて行くと、正面にアーケードが見えて、その手前を右に進むとJRの高円寺駅に着きました。お寺は駅の南東側になります。それほど時間はかかりません。

お寺は、人も少なくて穴場です。























家族はつらいよ2

2017-12-02 00:39:57 | お題
今年見た新作映画は、映画館では「忍びの国」と「関ヶ原」です。これは、夫につきあって見に行ったもので、どっちも時代劇なので似た感じかな。まあまあでした。

そのほかに、自宅でケーブルテレビの試写会で「家族はつらいよ2」(監督:山田洋次、 脚本:平松恵美子)を見ました。
これは、家族物なので、身近な情景が、あるある感いっぱいでした。

ごく普通の中流家庭の日常というものを描いているのですが、その中に「人の死」というものがあり、その人がおじいちゃん(橋爪功)の友人(小林稔侍)で、たまたま我が家で亡くなってしまったという事件がドラマの中に起こります。

人の死を扱っているのに、笑っちゃいけないはずの場所で、笑ってしまう場面がありました。いや笑うように作られてましたから。
生まれる子がいれば、亡くなって行く人がいるのは、もしかしたら当たり前のことなのかもしれません。
その亡くなった本人が、幸せな気分で自分の運命のもとに寿命を終えたということなんでしょう。

人が亡くなるときにさえ、暢気にすごしていることもあるし、鰻の出前を取っていることだってあるでしょう。

旅行に行っているおばあちゃん(吉行和子)から電話がきたときに、その長女(中嶋朋子)の婿(林屋正蔵)が何事もなく返事をして、ゆっくり旅行楽しんで来てね、と言う何気ない場面に、私は感銘を受けました。
この人はなんて気配りのある優しいひとなんだろうと。

おばあちゃんが旅行中で、留守にしているそのベッドにたまたま寝たおじいちゃんの昔の友達が突然死してしまったのです。お酒を飲んで気分よく眠ったまま息絶えたのでした。
だから、最初は亡くなっていることにさえ気がつきませんでした。

それから、警察が来たりして、大変な状況になりますが、そんなときに、おばあちゃんからかかってきた電話に、何事もないように応対している。
そこで事実を言ったら、おばあちゃんは旅行なんか続けられませんよね。
その場で、何の迷いもなく普通に応対する機転はすごいです。長女はキャリアウーマンで、夫はそれを支えている感じの人ですが、この夫はよくできた人です。

こんな場面が、本当に何気なく自然に描かれているので、この映画はすごいと思いました。

そして、身よりのない友人を弔うことになるこの家族。忙しくあまり優しくもない現実主義の長男(西村知彦)も結局はかけつけていました。

長男嫁(夏川結衣)も家庭のきりもり大変ですね。そして、末っ子二男(妻夫木)とその妻(蒼井優)もそれぞれに良い家族です。

詳しい内容は忘れている部分も多いですが、この映画は良い映画だなと思いました。