中学2年の時に、好きになった男子がいた。その人の誕生日が、5月23日だ。
それは、初恋ではなく、2番目の恋だった。
初恋の人とは、1度も話をしたことがないが、この男子とは同じクラスで、同じ班になったこともあり、時々言葉を交わしていた。
1番親しい友人と、この男子のことを話すときの暗号は「△」(さんかく)である。
なぜならば、このひとの名字の漢字をかたどると、△だからだった。
△とは、18歳のときに、ドライブに行ったことがあった。
男性の運転でドライブをしたのは、この人だけである。
そのとき、流れていた曲は大橋純子の歌だった。
私は大橋純子を知らなかった。ずいぶん歌のうまい人だなと思って、聞いてみると教えてくれた。
あれから、何年たつのだろうか?
まだ、独身なんだそうだ。
お誕生日、おめでとう。