
花をもっと見る<7月27日>
タキユリを見た後ちょっとだけ足を伸ばして涼しい場所に出かけた。

石鎚も見える。

鳥形山もすぐそばに。

笠取山は天狗高原の北に横たわっている草原の山です。いくつかの峯が集まって大きな山塊となっていて、そのうちの一つの峯にすぎません。山塊全体を指して大川嶺という場合が多いですが標高が一番高い笠取山に花と眺望を求めて登る人が多いように思います。登るといってもすぐそばまで道がついていますので難なく頂上を踏む事が出来るのです。四国の山は痩せた尾根が長く続くけれどここはなだらかで女性的です。見事な草原と眺望と咲く花々を楽しむことが出来るのです。

まだ咲いていないのですが、ホソバヤマハハコが歩き出して一番先に目に付きました。車の中からはずっとピンク色のシモツケソウとイブキトラノオが見えていたのでわくわくしていました。どれだけ咲いているかと心躍ります。イブキトラノオは驚くほど咲いています。シモツケソウも今まで伊吹山で見たのを除くと一番多い~~

濃淡様々あります。笹のなか群れてありますので目立ちます。



思っていたより涼しくはないです。風があればきっと涼しいのでしょうね。イブキトラノオがこれほどあるとは思っていなかったのであまりの多さに圧倒されました。なだらかな笹原が続く別世界に一時身をおき久しぶりに歩かずに花を楽しみます。「ちょっと歩きたい!」と足が言っている様に思います。頂上まで10分しか歩いていないのですから仕方ないですね。