三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ローカルもまた楽しい  コプター編

2017年08月01日 | そら モノ 色々 
早いもので、今日から8月!

夏も終盤戦に突入というのに、暫くは撮影遠征できそうもなく
朝晩は時に?、寒いくらいの信州から出遅れローカルネタを


 ある日の早朝に届いた知らせに、屋根に駆け上がる
 目的地がこの近くだとすると、そろそろ~

 予想をたてた侵入方角から、パタパタと乾いた羽音とともにオレンジ色の機影をインサイト


 やはりこの近くで仕事のようだ
 現場はどのあたりか、目をこらして追ってはみたが
 途中で山陰に隠れてしまいネガティブに・・・

 山歩きになっても困らぬように、機材をリュックに入れ
 機影を見失った方角に車を走らせてみた

 見当をつけた山間部を、2カ所ほど移動を繰り返したが~、シーン


 遠くに霞む山は、蓼科山かな

 すでに1時間以上経過してしまい、もう一か所行っても確認できなかったら諦めかな
 近くには来ていると思うんだが・・・

  高台に車を止め、耳をすませる

 遠くから微かに聞こえ始めた羽音の主は~

 (画像はかなりトリミング)

 木々の間から小さく見えた機影に、場外着陸場をマップで予想し
 ひと山越えると、フロントガラス越しに機体がこちらに降りてきた



 ぶら下げものは、コンクリートのバケットだ


 眼下?の谷底には、鉄板が敷かれた臨時のヘリポートが




 機材は新日本ヘリコプターの JA6412 Bell412EP






 場所の確認と、ひとまずの撮影を終え足元を見ると

 アチコチに動物のフンが落ちている

 新しいものはなさそうだが、 イノシシかな、猿かな
 どちらにしても対面したら危険な動物達
 さらに危険な熊のモノではなさそうだが、ココはそんな山奥なんです

 
 暫くすると、朝に情報をくれた batilsさんも到着






 それぞれ思うポイントで撮影を終え、ふと気がつくと


 撮影中に現れたカモシカは、逃げることもなく様子をうかがっている
 私が野生のカモシカに遭遇するのは、ヘリの撮影中ばかりだが

 昔は田舎でも、小中学校玄関の剥製くらいしか見る事ができなかった
 いまでは、その剥製の処分に頭を悩ませている市町村、教育機関も多いとか



 batilsさんに、機上から挨拶が入った時には驚いた(笑



 金魚のフンみたいな(笑、ぶら下げ物のラインは長いので
 着陸するのもサポートが必要

 この日の荷役量を消化した機体は、休憩に

 代人さんや ヘリ関係者の計らいで、機体を近くから見学



 コックピットも撮影させていただけるなんて感激


 休憩を終えた機体と乗員は、次の現場に向けて飛び立つとのこと



 最後は「お手ふり」までいただき、遠ざかる機体を見送る


 これにて撤収だが、ホント 機体を見つけることができて今更ながら ホッ

 もう少しで、batilsさんに顔向けできないところだった(笑

こんな山奥の現場なんですが、時期によっては山菜等が収穫できそうで
違う意味で今から来年が楽しみなる

ローカルもまた楽しい! と思えた瞬間です
コメント (6)
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