三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

SKY  MUSEUM (JAL 工場見学)

2014年01月14日 | 羽田空港
昨年の夏にリニューアルオープンした
日本航空の工場見学施設 SKY MUSEUM を体験してきました

見学にはネット等からの予約が必要ですが

昔の羽田仲間で、現JAL整備士さんのS君にお願いし
予約と共に、施設の案内まで直々にエスコートしていただきました 



東京モノレールの新整備場駅を降りて直ぐの所にある日本航空 M-1ビル
駅からは近いが、各駅停車のみの停車駅なので列車は少なめ

施設の入り口では、入館カードを航空機チケットよろしく
バーコード・リーダーに読み込ませて入館です




この見学施設、工場と銘うってますが整備施設のこと
見学中には実際に整備中の機体を歩きながら眺めることもできます
そこを含めて一部に撮影禁止、ネット公開禁止の展示物もあるので
注意事項を良く聞いておかねば

最初に出迎えてくれるのはこのB777モデル

機体の下に座るキティーは、ハローキティープロジェクト(子宮頸がん予防)のマスコト
展示のB777とはレジも違い、直接関係ありません(笑)

週末の訪問ということで、家族連れの他に団体さんのグループもあり
施設内はかなりの混雑でしたが
マニアは私くらい・・・、だけだったかも


制服の列線、マニアには垂涎的な展示物
JAS、JAL のCA歴代制服が、これだけ並ぶと圧巻


個人的には画像 左から2番目の70年代ミニスカが一番馴染み深い

昔々JAL系列会社内で、カバーオール着て臨時働きしてた頃に現役制服だったミニスカ

オペセンのロッカールーム前でCAとすれ違うと、制服で「こんにちは」と笑顔で挨拶されちゃうから
20歳ソコソコの私は蕩けちゃいそうだったよ(爆)

実は今の仕事でも~、昔々にこの制服を納入している会社と取引があり
バイヤーとして出張したら、航空3社の制服が展示してあるのでビックリ!
即 「コレ3種全部売って!」 ~残念ながら丁寧に断られてしまった・・・

そう言えば、スカイマーク・エアの新制服が発表されたがミニスカだってね


日本航空のアーカイブ展示、年表の所々に展示してある実物小物

そのアイテムにはかなり貴重なものもある


モデルプレーンのタワーは

期待していた DC-6 はなく、DC-4 の次がいきなり DC-7 とは
案内してくれていたS君も唖然




見ていても飽きのこない大きな展示物はコレ

B747のカットモデルですが、一つ我が家にもコレクションしたいイッピン

細かく見ればキャビンの天井裏 等は、複雑な機材や配線が入り組んでるはずだが
こういったカットモデルは、それを払拭するインパクトがある


実物のコックピットもあります
とは言っても元はシュミレーター?のようですが
室内色がロシア機的で、他の機体とはイメージが違うDC-9

コックピットは写真パネルのみの展示より、実物はやはりいいね
もっと多くの機体コックピットも展示してもらいたいものだ


アナログメーターが並んでいた頃のB747 計器パネル

JALスタッフの様々な職種を体験的に紹介するコーナーに展示されていたもの

同じく客室乗務員の仕事やギャレーの紹介コーナー

左に見える乗務員席は実際に座ることもできる
ここでしかできない貴重な体験だ


旅客シートも何点か展示されており
動作させることも可能

日進月歩の競争の激しい部門とのことで
すでにこのあたりは古い部類にはいるのだとか

私の部屋に鎮座する、JALビジネスシートなどは
展示の価値もないほど? 過去の遺物になってしまっている感じ

博物館ではないので難しいが、比べる為にも古いものも展示して欲しいな


私のブログにリンクしている「こつこつ旅客機」さんによると
羽田空港施設内でDC-8の機首部が、解体の危機になっているとか
機内を見学できなくとも、ぜひココ「SKY MUSEUM」で
外観だけでも展示して欲しいものだ
間違いなく、目玉の一つになるだろう


 今回 事前の手配からお忙しい中を、私の為に時間を空けていただき
 丁寧に御案内いただいたS君、本当にありがとうございました

  またチャンスがあったら是非お願いいたします

 
コメント (2)
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