三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

厚木基地 怒涛の離着陸訓練

2012年06月10日 | 厚木基地 12年~18年
 今回も出遅れ報告になってしまいましたが・・・


空母ジョージ・ワシントン(GW)は先月の26日に出航し
厚木基地に展開していた艦載機も、暫くは留守になってしまいました

その直前、当初 21日に予定されていた空母の出航が突如延期され
パイロットの着艦技術維持の為に、厚木で離着陸訓練を実施するとのこと
丁度私の休みと重なった水曜日に急遽高速バスで遠征を決行した


前日の雨も上がり、青空が広がる厚木基地の北側(19エンド)に午前9時過ぎに到着
天気予報では午前9時には南風になるとのことだったが、顔に感じる風は北風

ただ1機離着陸訓練をしているは、皿回しのE-2Cのみ
その E-2 は塗装変更後は未撮影機だった #601だと視認したが

(500mmで撮影、さらにトリミング)

この日の訓練は厚木の滑走路を空母の飛行甲板にみたてて離着艦を繰り返す
FCLP(Field Carrier Landing Practice)という訓練で、NLP(夜間離着陸訓練)を含むもの
飛行甲板に見立てられた滑走路部分は短いのだろう
離陸した機体は直に旋回し着艦飛行パターンへ入ってしまい
離陸側に陣取った自分のポイントまでは来てくれそうもない

それでもタッチアンドゴーを繰り返しているうちに
やっとこちらに来た~! と思ったら頭上を抜けて行ってしまった
 

ホーネットは上がらないの? と愚痴ったら

アウトローのEF-18G #505 ほか2機が上がっていった
通常訓練のようだが、燃料タンクに「SHADOWHAWKS」の文字はナシとは残念

午前11時前になっても相変わらずの北風、予報は大ハズレ
初夏の太陽は頭上に近くなっていたので
01滑走路(北風)使用時の午後離陸撮影ポイントに移動する

到着すると、待っていたように離陸してきた #601

まだ飛んでいた #601をしっかり撮影できてホッ
でも高度も高いし光線状態は最悪だった

色つきの#200、#300が上がってくれたが
空母への着艦訓練となると、通常のルート4離陸ではなく
離陸後もスピードを上げずに、ギア(脚)とフラップを下ろしたまま高度をとり
そのまま着陸パーターンに入るの繰り返し

500mmレンズだが物足りない程高いし、ノンビリ離陸


せっかく午後側で普通なら順光だが、離陸高度は高く逆光同然だ



短いミッションから戻った #200 も離着陸訓練を始める

しばらくすると訓練機は入れ替わり、また同じ飛行の連続


せっかくの #500なのだが、高度は高いし動きも散漫で
機体の捻りもほとんどなく、まったく絵にならない

そんな絶え間ない着艦訓練の合間をぬって

4枚プロペラの米海軍 C-130T が離陸していく

厚木に通い始めた2006年に、出航前の通常訓練後に
何度もタッチアンドゴーを繰り返していたのを思い出すが
このような離着艦訓練は初めての体験かも

上空の太陽も傾き始めた午後1時になって、やっと南風でランチェン
撮影場所の移動を急がねば!


離陸側の雰囲気はこんな感じで、比較的おとなしかったのですが・・・
これは嵐の前の静けさだったようです
コメント
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