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三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

初めての新潟空港

2017年08月17日 | そら モノ 色々 
今回も大事に出し惜しみ? していた記事です


 早朝に到着したのは、新潟空港

 距離的なことと、自宅からは交通手段が少ないゆえに
 今まで訪問したことがなかった空港です


 経験豊富な仲間に誘われやってきましたが
 到着と同時に降り出した雨に、朝もやの海辺は寒い!
 

 進入灯の赤いトラスも霞気味

 それでも時間的に早かったので、空港周辺の撮影ポイントを一通り御教授していただけた



 空港ターミナルに入ったが、ガラ~ン!

 だ~れもいません! 飛行機もいません! デッキも開いていません!(笑


それでも体は正直で、お腹だけは空くんだよね(爆
開いてない売店を覗くと、へぇ~ 新潟は「タレカツ」なんてのが有名なんだ

「タレカツ」ってなんだろね、土産品売り場には冷凍品が置かれているが 値段が・・・


デッキのオープン時間とともに濡れたデッキへ

朱鷺マークが入ったトラクターはココでしか見られないものね



ヘリが出かけて行くが、ほぼ全てが逆光で・・・ 
さらに週末ということで、報道や官公庁機ばかりだった


新潟放送のヘリは JA9636 AS355F 見慣れたエキュレイユとエンジン部か違うね


新潟県消防防災航空隊 JA15AR  アグスタAW139


東邦航空が運用するのは UXテレビ の JA6630  AS355F
この機体は見覚えあるな~と考えたら、春先の妙高でオスプレイの取材に飛来していた機体だ



長野県人は悪い意味ではなく、海に特別な感情があります
飛行機を撮りに来たのに、海のモノも興味深々

 ~出船 入船~


前日は遠くの山までスッキリ見えていたと、近くにいた同業者さんが教えてくれたが
この日は、山も海も霞んでしまい視程はかなり低かった
 (上の画像は、現像時にコントラスト他を修正してます)


顔に感じる風はそれ程でもないけど、海を見れば波が~
これも実際には、霞んで見えていなかったです、デジタルのおかげ(笑


そろそろ、この日に遠征した目的機が降りてきました


懐かしい、MD機を使うのは、台湾のFar Eastern Air Transport(遠東航空)のチャーター便


ダグラス機の顔つきを見るのは久しぶり
古さは感じるが、旧友に会えた気分




スポットインする機体を見ながら、なんか違和感

アップにしてみると、上部窓に遮光?用の雑誌だか、チラシ?だか(笑

かっこ悪いが気持ちはわかる!
 
こんな所に窓がある機体なんて、今は他にないよね???
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ローカルもまた楽しい  コプター編 ~つづき

2017年08月04日 | そら モノ 色々 
先の山歩きから、約1か月後のある日

車で北上中に助手席から「山の頂にヘリが飛んでる!」 の声


運転席からは見えないので「色は!? 大きさは!?」
矢継ぎ早に質問したが、「・・・」、興味のない方には無理だわな(笑


仕方なく、たぶんアソコだろう? と考え以前の場外へ向かう
丁度 後部座席には、バックアップ用のカメラと望遠レンズを積んだままだった


その時、目の前の峰を機影が横切った

「オーッ! デカッ! ピューマだ!」


山間部の細い道路だが、アクセルをさらに踏み込んでしまう(笑



場外に置かれた資材の多さに驚いたが、それよりも機体を狙わねば



今回の荷物はコンクリートではなく資材のよう


機材は 中日本航空の AS332L スーパーピューマ



降雨までは時間の問題だったこの日、ベイパーを引きながらローターが回る


下画像の左には、ダウンウォシュで巻き上げられた砂煙が、機体の高度よりも舞い上がっている







こんな看板を横目に、場外に近い高台へ移動し戻る機体を狙う






ぶら下げたフックはダブル装備



画像の右は先の Bell 412 が使用していたフック
機体も荷物も大きければ、フックもそれなりだ


移動した撮影ポイント、場外から近すぎることはないのだが
ダウンウォシュは凄まじく、カメラもだが体を木の幹で支えていないと飛ばされそうだ







今回は僅か2往復の荷役作業を見送り、撤収です

所用への途中であったのと、同乗者もいるので仕方ない

またいつか撮れるだろう~

と甘い考えでいたのだが、先日、ココの場外は整地撤収されてしまったと聞いた


ローカルだって、撮れる時に撮らねば ネッ!
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ローカルもまた楽しい  コプター編

2017年08月01日 | そら モノ 色々 
早いもので、今日から8月!

夏も終盤戦に突入というのに、暫くは撮影遠征できそうもなく
朝晩は時に?、寒いくらいの信州から出遅れローカルネタを


 ある日の早朝に届いた知らせに、屋根に駆け上がる
 目的地がこの近くだとすると、そろそろ~

 予想をたてた侵入方角から、パタパタと乾いた羽音とともにオレンジ色の機影をインサイト


 やはりこの近くで仕事のようだ
 現場はどのあたりか、目をこらして追ってはみたが
 途中で山陰に隠れてしまいネガティブに・・・

 山歩きになっても困らぬように、機材をリュックに入れ
 機影を見失った方角に車を走らせてみた

 見当をつけた山間部を、2カ所ほど移動を繰り返したが~、シーン


 遠くに霞む山は、蓼科山かな

 すでに1時間以上経過してしまい、もう一か所行っても確認できなかったら諦めかな
 近くには来ていると思うんだが・・・

  高台に車を止め、耳をすませる

 遠くから微かに聞こえ始めた羽音の主は~

 (画像はかなりトリミング)

 木々の間から小さく見えた機影に、場外着陸場をマップで予想し
 ひと山越えると、フロントガラス越しに機体がこちらに降りてきた



 ぶら下げものは、コンクリートのバケットだ


 眼下?の谷底には、鉄板が敷かれた臨時のヘリポートが




 機材は新日本ヘリコプターの JA6412 Bell412EP






 場所の確認と、ひとまずの撮影を終え足元を見ると

 アチコチに動物のフンが落ちている

 新しいものはなさそうだが、 イノシシかな、猿かな
 どちらにしても対面したら危険な動物達
 さらに危険な熊のモノではなさそうだが、ココはそんな山奥なんです

 
 暫くすると、朝に情報をくれた batilsさんも到着






 それぞれ思うポイントで撮影を終え、ふと気がつくと


 撮影中に現れたカモシカは、逃げることもなく様子をうかがっている
 私が野生のカモシカに遭遇するのは、ヘリの撮影中ばかりだが

 昔は田舎でも、小中学校玄関の剥製くらいしか見る事ができなかった
 いまでは、その剥製の処分に頭を悩ませている市町村、教育機関も多いとか



 batilsさんに、機上から挨拶が入った時には驚いた(笑



 金魚のフンみたいな(笑、ぶら下げ物のラインは長いので
 着陸するのもサポートが必要

 この日の荷役量を消化した機体は、休憩に

 代人さんや ヘリ関係者の計らいで、機体を近くから見学



 コックピットも撮影させていただけるなんて感激


 休憩を終えた機体と乗員は、次の現場に向けて飛び立つとのこと



 最後は「お手ふり」までいただき、遠ざかる機体を見送る


 これにて撤収だが、ホント 機体を見つけることができて今更ながら ホッ

 もう少しで、batilsさんに顔向けできないところだった(笑

こんな山奥の現場なんですが、時期によっては山菜等が収穫できそうで
違う意味で今から来年が楽しみなる

ローカルもまた楽しい! と思えた瞬間です
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4年ぶりの福島 ~つづき

2017年07月09日 | そら モノ 色々 
午前に行われた2回のフライトをデッキから撮影
空港の対面にあたる丘にもタクシーで行きたかったが

空港の規模にしては、ローカル過ぎる福島空港(失礼!)
定期便の離発着時のみタクシーが客待ちするだけでは、使い物にはならなかった


仕方がないので空港内をブラブラしてみる

昼時でお腹も満たしたいが、予期せぬマニアの大量襲来に
数少ない空港内のレストランは、パンク状態&売り切れ で機能せず

食品を扱うコンビニや売店もなく、仕方なくリュックに入れっぱな 昨晩購入したパンをかじる
アルコールもお土産用の高値な日本酒しかないのでは、時間の潰しようがない

 そんなブラブラ中に面白いもの発見!


福島空港の内外には、ウルトラマン関連のオブジェが数多く見受けられる
日本、特撮映画の巨匠、円谷英二氏を輩出した福島県にちなんでのこと

そんな空港内の一角には、特撮用のミニュチュアのように
福島空港が 1/100 のサイズでジオラマ風に再現されていた


そのエプロンには、同スケールの ブライトリング DC-3 も駐機


駐機中のDC-3モデルは、Aircraft Models社の 1/100 DC3 Breitling かと思ったが
エンジン部や塗装に違いがあり、これはどなたかの作品なのかな


上がジオラマ、下の画像が本物の風景

駐機中のDC-3 の位置だって同じなんだぜ! さすがだね


ビートル号を横目に午後の撮影場所、空港南に位置する公園へ移動する


若干 見下ろす感じで、デッキとは雰囲気が変わって新鮮だ

先のジオラマを見ていると、こんな風景もジオラマに見えてしまう
 (トイカメラ風に加工してあります)


13時過ぎ、この日最後のフライトとなる
   福島の子供達の招待フライトが始まる

子供たちを先導するオリーブドライブのフライトスーツは
幕張で6月頭に行われた、レッドブル・エア・レースに参加する為に来日中だった
ブライトリング・レーシングチーム ミカ・ブラジョー選手、かなり長身のフランス人だ



福島空港は高台に航空母艦のように造られ滑走路の両端は崖状態




離着陸の風景も、それを特徴づけていた




最後のフライトを撮り終え、ブライトリングのテントへ向かう


 ここからは制限地区、Tさん のサポートなしでは入場できません


 テントの中では、元航空ジャーナル社編集長で評論家の中村浩美氏の司会で
 DC-3 パイロット と レーサー ミカとの対談が行われていた


 終了後は制限地区の一部から、駐機中のDC-3を撮影
 しかし、岩国での撮影距離に比べると遠すぎるなぁ~

 それよりも、先導してくれた彼女たちの方が気になり

  「撮影しても良いですか!?」

  サッとポーズをとる彼女 達だが、先に差し出されたのは左腕のブライトリング!
  これには撮影する側も、一瞬あっけにとられてしまったが~ 広告塔だものね
   


  その時、背後から聞こえた「おね~チャンたち、綺麗!」の子供の声に
   周りに居た同業者達の顔も和んだ(笑

     
テントに戻ると、すでに撤収モードで ”祭りの後 ”状態


それでも一際目立つ、ショーケースを覗いてみる
今回のワールドツアーで、DC-3機に搭載され同行している記念時計

ツアー終了後には各国限定で販売されるリミテッド品

寄港地によっては、自動小銃で武装したガードマンに守られていた時計達
お値段をナイショで教えてもらったが、はなから自分には縁がないわ(笑

 ただ、時計の背景パネルに浮き出ているのは、ラファールだよね
 このパネルの方が気になり欲しくなってしまった自分です

最後の記念品にと、ブライトリングのカタログとカードを頂き撤収です


 現地でお世話になった、Tさん、S君 ありがとうございました

  
※ ワールドツアー中の DC-3 機は現在、太平洋横断飛行を終え
   アメリカ オレゴン州のオーロラにて重整備の最中とのこと
   無事にワールドツアーが終了することを祈ってます


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4年ぶりの福島へ

2017年07月06日 | そら モノ 色々 
前日からの雨が上がった空を見上げながら
朝イチの、山形行き東北新幹線に乗る

宇都宮あたりからは、車窓の風景が土砂降りに

水田の緑、麦畑の黄色のコントラストも雨粒に霞んでしまっている

 ライブカメラをチェックすると、目的地も・・・ 雨
 現地の予報は、朝の雨も次第に上がり、一日中曇り空と


 到着した郡山駅のバス乗り場で、今回ご一緒する Tさん と合流
 同業者でほぼ満席の直通バスで向かったのは「福島空港」

ワールドツアーで日本に滞在中だった ブライトリングの DC-3
5月末に行われた福島空港フライトイベントの、出遅れ報告です
 
ブライトリングの DC-3機 自体は、5/5 の岩国フェスで地上展示を撮影済みだったが 
飛べる機体は、やっぱり飛んでこそナンボの世界でしょ

 
 というわけで
 先に行われた神戸空港でのフライトイベントに遠征できなかった私は
 DC-3 機の飛んでる姿を見たくて、4年ぶりに ココ福島にやってきた


 広くはない屋根付き送迎デッキから見えた DC-3 は、岩国で見たよりも小さく思える

 それにしてもデッキの混雑は半端なく、前面確保が厳しい

 空港南側にも撮影可能な小高い丘の公園があるが
 雨をしのげるものは無く、ここがこの天候のベストポジションなんだろう


 前回の ブライトリング・ジェット、アクロチーム飛来時 の混雑は
 平日ゆえにそれほどではなかったが、さすがに週末の今回は凄い!



定期便も水しぶきを蹴散らして到着、カメラテストも兼ねて撮影してみるが

雨は降ったりやんだり、暫くは止みそうもなく ~コリャ駄目かな?

滑走路を挟んで対面に広がる丘にもギャラリーが時間とともに増えてくる
でもアチラ側は長靴でもなければ、足元の草も長く大変そう

 そんな風景を望遠レンズ越しに見ていると


 時間通りに乗客が搭乗、 ってことは飛ぶ !?

 今回のワールドツアー中、日本でもブライトリング(時計)ユーザーが抽選で搭乗できると聞いた

 しかし、このDC-3機は、長距離渡洋飛行への備えで機内中央部に
 ゴム製 増槽(燃料)タンクの搭載スペースを設けており、座席が外されていた
 一回のフライトで搭乗客は僅か14名

 乗客は厳選? で選ばれし、ブライトリングユーザー達ってことか

 そんなフライトがこの日は午前に2回と、福島の子供達の招待フライトが午後1回予定されている


 予定より少し早めにエンジンがかかり タキシング

 コックピットから手を振る先は、ブライトリングユーザーの招待客が陣取るスペース
 他のギャラリーは「蚊帳の外」って感じで、あくまで商用イメージなのはある意味 当然というか 流石!


 2001年のRIAT以来、久しぶりに聞く DC-3 のエンジン音
  ~とは言っても覚えてはいないけどね(笑

 同じ英国航空ショーへ行った仲間からは、「向こうで充分見てるでしょ!」

 確かに、DC-4、DC-6 の数少ない機体はもちろん
 色んな塗装の DC-3 も撮影済ではあるが
 目の前に(日本国内)あるフライアブルなオールドタイマーは、やはり見ておかないと
 まして、未撮影の塗装ならばね(笑


 レシプロらしい曲線美の後姿が、またイイネ!


 随伴機なのか、撮影用機なのかは知らないが
 独特なスタイルのダイアモンドスター機も上がって行く


 プロペラからベイパーのリングを残しながらいよいよ離陸だ

 コックピットからの前方 視界確保もあるが
 案外、早く尾輪って浮き上がるんだね



 これが青空だったならな~ (カメラが傾いているのではなく、背景は丘です(笑))


 離陸を見送ると、デッキに居た同業者の一部は早くも移動をかける
 マイカーでの来場者なんだろう、デッキとは滑走路を挟む対面の丘へ向かうようだ


 離陸から約10分ほどで、空港付近に戻ってきた機体は


 大きく2回ほど空港上空を旋回した後に着陸


 アプローチライトの灯りが、周辺の暗さのおかげで目立っていた



 そのライトの強い光がコックピットに入らぬよう
 横に遮光用フェンスが付いていたなんて、この時まで知らなかった



 着陸後、滑走路エンドで向きを変えた機体のバックには

 先ほどまで霞んで見えなかった郡山の街並み? が見えはじめている
 天候は一応回復傾向のようだ


 デッキの興奮した同業者たちも一休み


そんな時、エプロンに戻った機体を覗いていると、気になる2つの影が・・・



実はこの日、ご一緒した Tさん も ブライトリング のユーザー
神戸空港での搭乗フライトチケットをゲットされた、超ラッキーな方

そんなTさんのお陰で、ここ福島でも制限地区に一緒に入れた話や

気になる2つの人影の話は~、 また次回に
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