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三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

梅雨寒(つゆざむ)の朝に 一仕事

2020年06月30日 | そら モノ 色々 
今年も早起きして出かけてきました

それでも、今までよりは遅めに家を出てきたのですが
午前3時という時間帯の田舎道路はガラガラ

 駐車場には、すでに同業のMさん 到着しておりビックリ!
  連日、お疲れ様です(笑

この日の天気予報は曇り
過去2回が晴れていたので、どんな絵が残せるか不安になる
それでも、梅雨真っ最中なのに雨粒が落ちてこないのはありがたい

 ~令和2年 松くい虫防除薬剤散布~
長野県では8箇所で散布が予定されており
我が家から一番近いここを選択

すでに準備は始まっていたが、光が少なく撮れないことはわかっている


 それにしても
 昨年も寒かったが、今年も気温17度
 連日30度超えの気温に慣れ始めた体にはキツイ

 今は下手に風邪などひけない世間の状況に
 厚着で自己防衛はしてきたが
 天竜川沿いは一段と寒い状況で、すでに手が悴みはじめた


午前4時半からフライト開始



薄暗い中を飛び立ったのは、いつものパイロットさん
大きなスプレーバーが付いた機体は、風の影響も受けやすいだろうし
散布作業は職人技のところがあるようです




最初の散布は散布場所の偵察慣熟飛行だったようで散布せずに戻ってきた
通常は前日の到着時に済ませているが、天候等でできなかったのかも



今年の機体も、例年と同じ Bell 206B なんだが
この JA9869 の散布薬剤タンクは他の機体と形状が違うね
参考で、2017年2019年 の記事をリンクしておきます



戻った機体は、地上関係者と少しだけコンタクトすると、そのまま散布飛行へ













薬剤はバケツで、この後ホースからの水で希薄する
このあたりはどこの場外でも同じような状況



昨年は刈り取りをすでに終えていた背景の麦畑
今年の散布日は昨年よりも遅い日程なのに、麦秋状態だった


後方から見ると、タンク形状の違いがよくわかる


例年なら朝日が射し始める中央アルプスの千畳敷カールだが
 この空ではなぁ

今年は冬場の降雪が少なかったこの地、アルプスの残雪も少ない

そういえば、先日から運行を再開した中央アルプス駒ケ岳ロープウェイと併設ホテル
駅は見えているが明かりがないような

                                     ~つづく
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我が家 上空 もネタ不足

2020年06月13日 | そら モノ 色々 
最近の我が家上空もホント静かで

偶に聞こえるローター音に反応すると
高速道路を走行するバイク音だったり

せっかく晴れ間が続いてくれていたのだが


高空を行く4発機、ジャンボ旅客機は消滅の危機でも
貨物機型は当分飛ぶのかな、それにしても相変わらずコントレールの本数も・・・


このローター音は消えないで欲しいな
ベトナムのヘリボーンをどうしても浮かべてしまう機種

新日本ヘリ Fuji / Bell 204  JA9439 
何度か撮影はしている機体だけど、また近くで作業を見てみたい
撮影は5月中、高空を南下していったが何処へ
数日前には近くで作業を行ったようだが、動けず逃げられてしもた


梅雨入り宣言直前には、北へ移動する大型機を視認

撮影後にモニター拡大でやっと機種がわかるほどの高空だったけど
朝日航洋 AS332L スーパーピューマ JA9690
作業現場は県内北部?それとも他県なのか
コイツの作業を近くで見たことがないや



ストロベリームーンも雲に霞んでボヤケ気味

航空機でも絡んでくれればだが
夜明け前の天文現象「半影月食」も
雲が消えてくれそうもないのでパスすることに

そういえば、昨年は夜明け前のヘリ場外で
この月を見上げた記憶だが、今年は一週間ほど早いストロベリー
そろそろ今年も同所で夜明けのヘリ業務が~
と検索したら、やっと日程が公表されていた
他は早くに公表されていたのにね


 最近になって、行きなれた基地などでは
 色んな機体が話題になっており時に賑やか
 出来るだけ目に毒な画像は見ないように~ とは思っても無理だよな(笑

 自粛生活が長いと、イザという時に腰が重くて動けないような
 そろそろ、何かでフットワークを慣らしておかねば
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B727 ラストフライト ~つづき

2020年05月01日 | そら モノ 色々 
 14番スポットのタラップを降り
 
 ファイナル記念ゲートをくぐれば、CAさんから2つの記念品を受け取る


そのラストフライト搭乗記念品がコレ  

橋 幸夫、吉永小百合 さんのデュエット「そこは青い空だった」の
8cm CD と、山形空港で撮られた B727-200 のサービス版写真が同封

 この歌、以前から一番だけなら歌えた私です(笑


もう一つの袋には

なんと、B727 のエンジン タービンブレードが
マニアならこれがかなりの高額品ということはわかるはず
 (撮影後に判明、 CDとタービンブレードの袋が逆になっていました)

ブレードがなにか加工してあるわけではないが、マニア心をくすぐるアイテム
 下画像は、同封されていた説明書き
 


以前にもプラモの紹介で上げたことがありますが、1機で二度オイシイ
機体の左右を初搭乗時とラストフライト時の塗装に仕上げた B727-200
 今回は少しだけ大きめな画像で~



昨年に一部を改良しました
 経年変化で黄ばんでしまった、主翼付け根のウォークウェイは
 自作のデカールで張り替え
 胴体の窓は筒抜けだったものを
 木工ボンドを爪楊枝でチョイ付けしてガラス風に埋めてみました



オマケは、ANA制服コレクションのフィギュアーを
B727 が運用された1964年~1990年までの制服を集めてみました
右から年代順に並んでます (海洋堂さん の製作で、なかなかの仕上がり)



ラストフライト時に、CAさんにお願いしたキャビネ版がコレ

「表に直接サインをもらってもよいですか?」とわざわざ聞いてくれるなんて
全日空に最後はこの機体だけが在籍し、忙しくラストフライトまで運用しつづけた機体
 ANA B727-200 JA8355 ( 名古屋空港にて撮影 )


このラストフライトの機長を務めた、石川機長
 その息子さんと、このブログをとおして
 一昨年に知り合うことができたのは、何かのめぐり合わせ!?
 
昨年秋には念願だった
 息子さんのお店 SUGAR SHACK にも訪問することができ
 流れる soul な曲に癒されながら
 社内発行 非売品の素晴らしい写真集「Boeing 727 The Glorious Heritage」を
 拝見させていただくこともできました

また、貴重な石川機長の飛行日誌を拝見するチャンスも

内容は個人情報もあるので、ここには出せませんが

ラストフライト終了時点での、石川機長の総飛行時間は 約17,000 時間
その後はB747の訓練に入った様子もわかりました

 
ANAにとっても1964年に-100型を導入以来
社の歴史を築いた B727 の引退は大きな出来事だったようで
社内で盛大な お別れ会 も行われ
機体に社員が沢山の労いメッセージを描く様子も公表された
 (機体はその後、大韓航空へ売却)

社内報「ぜんにっくう 90/ 5」は B727特集でした




昔に所蔵していた航空雑誌に載っていた、全日空の広告ページから B2 関連を幾つか



国際線への本格運行の予告広告もあり、まさに変革の歴史を共にした機体だったんだ


最後に、石川等志雄 機長が
社内誌 「ぜんにっくう」や 私が当時所属していたクラブ誌に寄稿していただいたコメントから一部を

 B2は26年間の四半世紀にわたり、我々を育て全日空を大きくしてくれました
 いつの時代でも、どの分野でも新旧交代の瞬間は必ずやってきます
 今のようにコンピューターに制御された操縦システムではなく
 パイロットの腕で飛ばすことのできた最後のジェット機でもありました
 立派に任務を果たしてくれた B2に感謝の気持ちを込めて別れを告げたいと思います
  「ボーイング 727 ありがとう」

 
 SUGAR SHACK のブログを見ると、先週が 石川機長の ご命日だったそうで
 航空自衛隊 時代から飛行経験を重ねての ANA 入社
 まさに飛行機人生を全うされた石川機長
 あらためてご冥福をお祈りさせていただきます
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ウデが錆びちゃったんじゃないの!?

2020年04月12日 | そら モノ 色々 
今年は初遠征も未だと先のブログでも書いたが

動きが複雑な航空機では三脚は使えない
自分のカメラ機材、特にレンズ等は純正に比べると少しはマシだが
そうはいっても決して軽くはなく
振り回しや保持だけでもかなり気を使う

それ故に、飛行機の撮影は場数をこなしていないと、成功率は確実に低下する

特に高速の戦闘機や
低速シャッターを使わないと、空中停止画像になってしまうヘリは
それが如実に現れてくれる


 (フライトレーダーで機種、機体が確認できるのはホントありがたい)

 最近は定期便の旅客機も含め
 我が家周辺上空を通過する航空機が少なくなったような~

自衛隊は年度末だったから飛ばないか、忘れてた!

それでも偶にはエンジン音が響いてくる

いつもなら2~3機のトレール編隊なんだが
単機で通過、それも通常塗装機かぁ
 C-2似の塗装機  飛来を熱望中


この日は一日中快晴

「ライディーン」のコールサインが聞こえていたと思ったが
エンジン音に空を見上げるとコイツだった



フライトレーダーでこちらに向かっていることを確認できた機体

長野県の防災ヘリが重整備中に、代替機としても使われたことがあったけど
行き先は小牧かな? 権兵衛トンネル付近から木曽谷へ



こちらは逆に岐阜からの整備明けかな、それにしても高度が高い!
栃木県警機は ADS-B 切られているのか、レーダーに映らないので不明


 上の画像機は、ある程度の高度があったけど
 次の機体はそれほどでもなく

地元の県警ヘリ と ドクターヘリ 、それと「リンゴ丸」の報道ヘリ





撮影後にPC画面で100%拡大してみたら~
ブレてるじゃん! トホホ・・・ 

 コリャ 完全に、腕が錆びちゃった感が


以下は 一昨日の少ない成果ですが

ごろんたさん からコメントいただいた機体と思われます


自宅の窓からは画角も限定される ってのもあるけど
毎回同じようなアングルですが、外で少ない飛来機待ちするのもね(大汗


でも、いつか必ず腕鳴らしも兼ねてリベンジするからさ
今はおとなしくしてるけど、腕は錆びても気持ちは錆びん!

暫くは生存確認報告となってしまう当ブログですが

  皆さんも心に笑顔を

ラジオ パーソナリティーからの受け売りですが
和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)」
 「みんな仲良く争わないのが最も良い」「しっかり議論しなさい」という意味だそうです

地位もお金も、まったく関係なくリスクがある今回の事案
明日はわが身と思わないとね

最前線や後方支援等で戦っている医療戦士と、支えるその家族に感謝 感謝です
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鹿児島空港の収穫 ~つづき

2020年02月14日 | そら モノ 色々 
鹿児島空港ベースのドクターヘリ登場に、ヤッタ~!

実出動かと思い慌てて撮ったが
このあと飽きるほど空港への離着陸を繰り返し、満腹気分に

鹿児島国際航空  アグスタA109E JA02KG



鹿児島空港と言ったら、コイツを撮らねば

日本エアコミューター(JAC/JC) ATR42-600 JA03JC

こちらはATR42 の胴体ストレッチ(延長)型 ATR72-600 JA06JC

ATR1500機目の納入記念ロゴつき



忙しい撮影の 箸休め 的な飛来機が数機

宮崎空港に併設の航空大学校機だが
搭乗パイロットは1名のみのソロフライト機ばかりだった


この日、最後の撮影は

ロシアのオーロラ航空 ダッシュ8 DHC-8-400 RA-67254

以前にも鹿児島空港で見つけて大興奮したエアラインだが
今では成田でも普通に見られるので、落ち着いて撮影できる
でも定期乗り入れではないので、何だったのか未確認で空港をあとに


高速バスで宮崎へ向かう途中
えびのIC 付近で車窓から見えた高い鉄塔群

慌てて調べると~
海上自衛隊の通信設備みたい、潜水艦用のVLF送信所だとか



~ここからは復路で立こち寄った際の 鹿児島空港 報告に~

早朝、雨の宮崎を出発したが、鹿児島空港への到着時は小雨に
昼の飛行機で帰らなければで、時間の余裕は2時間弱

日本エアコミューター(JAC)のSAAB 340B は運行終了直前だったが
往路の鹿児島空港 到着時に撮影できたのは JA8594 のみ
抹消されていない未撮影機をなんとか確保したい



最終 運行中の2機の内、残りのJ A8703機を見つけ慌ててシャッターを押したが
この直後、機体は格納庫に消えてしまい~ それっきり



もう1機、すでにマーキングは剥がされて~、との情報があった「JA002C」らしい機体がこれ
角度的にレジをハッキリ読むことは難しいが、現像中にドアップにして確認


天候の影響か、定期便以外はほとんど飛ばず
この見慣れないアイランダー機が離陸した時はドキドキもの

新日本航空(NJA)  ブリテン・ノーマン BN-2B-20  JA80CT だが案外小さくて~

元はイギリス中西部にあるチェシャー(Cheshire)警察で使われていた機体
当時の警察塗装のまま、更には往時の警察マークまで残されたまま運航なんてのも珍しい

しばらくすると戻ってきたが


機長席前のウィンドウ、長方形の枠みたいなのはなんだろう?

 帰京便に搭乗直前、観光案内所で見つけたパンフレット 
 
 先程のアイランダーで遊覧飛行ができるんだ!


最後にエアコミューター(JAC) ATR42-600 JA07JC を確保し終了

後日、奄美大島でトラブルを起こした機体みたいですね

鹿児島空港のデッキは、ワイヤの取り付け方法が独特で撮り難い空港だが
トラフィック的には満足でき、無料の航空展示室 「 ソラステージ」 もあるので
マニアでも結構楽しめる

またいつか立ち寄り、シュミレーターで遊べることを願って
 しばらく鹿児島とも さよなら だ
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