股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

THE GUILTY/ギルティ

2019年02月22日 20時08分39秒 | 映画評論カ行
製作年:2018年
製作国:デンマーク
日本公開:2019年2月22日
監督:グスタフ・モーラー
出演:ヤコブ・セーダーグレン,イェシカ・ディナウエ,ヨハン・オルセン
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警察官のアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)はある事件を機に現場を離れ、緊急通報司令室のオペレーターとして勤務していた。交通事故の緊急搬送手配などをこなす毎日を送っていたある日、誘拐されている最中の女性から通報を受ける。
主人公が電話の声と音を通して誘拐事件の解決を図ろうとする異色サスペンス。本作が長編初監督作となるグスタフ・モーラーが、緊急ダイヤルの通話を頼りに誘拐事件と向き合うオペレーターの奮闘を描く。ドラマシリーズ「北欧サスペンス「凍てつく楽園」」などのヤコブ・セーダーグレンが主人公を演じ、イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィーらが共演している。

緊急通報指令室で勤務する主人公が、電話の声と音を通して事件解決を図るサスペンス。観客は「現場でこんな事が起きているんじゃないかな」「被害者はこんな状況に置かれているんじゃないかな」と想像しながら話は進んでいきます。現場の映像は全く無く最初から最後まで指令室の映像のみですが声と音だけで事件を推理していく展開は新鮮でした♪シンプルなのだけど情報量が少ない状況で生まれる緊張感や臨場感の作り方がとても上手かった!まさかの結末で観終わってからタイトルの意味がやっと分かりました。でも米レビューサイトのロッテントマトで満足度100%!という宣伝文句に期待を高め過ぎたせいか、そこまでの良さは感じられませんでした。たしかに設定としては面白いし低予算でここまでの完成度は素晴らしい才能だと思うけども…アスガーの一人で暴走っぷりがちょっと気になりました。ここまでの危機的な状況なら職場にいる同僚と協力するべきなのでは?と思ってしまった。全体的にもう一捻り欲しかったところ。
ジェイク・ギレンホール主演でハリウッドでのリメイクも決まっているそうで。楽しみ!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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