股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ビューティフル・デイ

2019年02月08日 18時29分40秒 | 映画評論ハ行
製作年:2017年
製作国:イギリス
日本公開:2018年6月1日
監督:リン・ラムジー
出演:ホアキン・フェニックス,ジュディス・ロバーツ,エカテリーナ・サムソノフ
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元軍人のジョーは、行方不明になった少女たちを捜した報酬で生計を立てる一方で、殺し屋の顔も持つ。年老いた母と一緒に暮らしている彼に、政治家の娘ニーナを見つけてほしいという依頼が舞い込む。やがて発見した彼女は感情が失われていて、連れ出そうとした矢先にさらわれてしまう。
第70回カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞に輝いたスリラー。失踪した少女の捜索で生計を立てる男が、ある依頼によって思わぬ事態に直面する。メガホンを取るのは『少年は残酷な弓を射る』などのリン・ラムジー。『ザ・マスター』『her/世界でひとつの彼女』などのホアキン・フェニックス、ドラマシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」などのジュディス・ロバーツ、ドラマシリーズ「GOTHAM/ゴッサム」などのジョン・ドーマンらが出演。

元軍人の男が少女の捜索依頼を受けたことで思わぬ事態に巻き込まれる第70回カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞に輝いたスリラー。ホアキン・フェニックスの渋い演技が光る作品でした。幼少期や兵役時代のトラウマを抱えながら孤独に生きる男を見事に演じきっていました。誘拐された少女を救う物語ですが、ジョーと少女の絡みが思っていたよりも少なく2人に感情移入しづらかった。回想シーンや、妄想シーンも多く分かりづらいのも残念なところ。たぶんこういう事なのかなと想像しながら観ていかないといけないのが疲れました。何度も死を考えながらも生きられたのは母親の存在があったからなのだろう。そんな母親も死んだことでジョーの中で何かが吹っ切れたのかもしれない。いやっ少女が次の支えになったのかもしれない。2人があの後幸せに暮らせたのかは謎のまま…。ジョーの背景ばかり描いていて少女の正体についてはほぼ何も分かりませんでした。全体の雰囲気は嫌いじゃないのだけど淡々と話が進んでいき説明があまりにも無いから、なんとなくな感じで観ていました。音楽は良かったです。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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