股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

耳をすませば

2006年05月04日 15時48分34秒 | 映画評論マ行
製作年 : 1995年
製作国 : 日本
監督 : 近藤喜文
声の出演 : 本名陽子,高橋一生

読書好きの中学3年の月島雫は、父の勤める図書館へよく通うが、自分の読む本を全て先に借りて読んでいる少年の名前に気がつく。その少年が同級生だと知るのに時間はかからなかったが、その少年のことが何かと気になる。ある日、図書館への道で変な猫を見つけ、その猫を追いかける。猫は小さなアンティークショップ「地球屋」へ入ってゆき、雫は店で老人と出会う。老人は少年の祖父で、少年は地下の工房でバイオリンを作っていた。やがて彼はバイオリン職人になるためにイタリアへ留学したいという。自分の夢をもつ少年に対抗し、雫は自分の夢を求め、小説を書き始める。
この歳で初めて「耳をすませば」を観ました。何故今まで観なかったかと言うとバロン男爵が生きていて空を飛んで何たらかんたらっていうファンタジー作品だとずっと思ってて、つまらなそうだったので観る気しませんでした。つまり勘違いをしてたわけよw さてっどーでもいい前置きはこの辺にしときましてぇこの作品、他のジブリ映画に比べれば平凡な日常を描いた作品だけどそこがまた良い何も考えずに観れるからね♪それにしても聖司君格好良すぎじゃね?雫が図書館で調べ物していて、そっと聖司君が雫の前の席に座り「雫が終わるまで待ってるよ」と一言。んで極めつけは「今すぐにって訳にはいかないけど、俺が一人前になったら雫、結婚してくれ!」こんな台詞一度は言ってみたいですなw俺の中ではこの作品、ジブリ映画の中でBEST3に入ると思う。ちなみに2002年公開の「猫の恩返し」は『耳をすませば』の続編にあたり、「成長した月島雫が書いた物語」という設定になってます

この作品の評価・・・・89点
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T.R.Y

2006年05月03日 18時58分44秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2003年
製作国 : 日本
2003/01/11公開
監督 : 大森一樹
出演 : 織田裕二,黒木瞳,渡辺謙

時は清朝末期の上海。アヘン戦争に敗れ、日清戦争で欧米諸国だけでなくアジアの後進国とさえ思われていた小さな島国にまで敗れた大清国。ロシアでは革命が勃発し、長かった清朝の支配を脱しようと革命組織が跋扈する1911年、辛亥の年。孫文による辛亥革命前夜の上海で革命派のために命を懸けて日本陸軍から銃器を詐取した日本人詐欺師がいた。その名も伊沢 修。上海を舞台に革命派と日本軍と詐欺師と、詐欺の上前をはねようとする小悪党とが入り乱れて話は二転三転。果たして莫大な数の銃器はどこに行く?詐欺は成功するのか?
20世紀初頭の上海と東京を舞台に騙す者、騙される者の極限の頭脳戦をスピーディーに描くサスペンス・アドベンチャー。原作は第19回横溝正史賞受賞を受賞した井上尚登氏の同名ベストセラー小説。織田裕二の中国語の微妙さはあえて触れないでおきます。脚本は良いと思ったけど、イマイチ引きつけられませんでした。織田裕二より渡辺謙の方がインパクト強かったと思うのは俺だけ?そりゃあ最近のハリウッド大作に出演してる渡辺謙をこの時期見たら誰だってそう思うはず。その理由は『踊る大捜査線』や『ホワイトアウト』と比べてしまうので、この作品の中の織田裕二はあまりパッとしない詐欺師っていうぐらいだからもっと格好良いのかなと思いきや、な~んか“普通に人を騙してます”って感じだった終わり方も何だか微妙だったし...。やはりこの作品、唯一の救いは渡辺謙っしょ♪いやぁ~映画館で観なくて良かったですw

この作品の評価・・・・55点
コメント (4)
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心霊写真

2006年05月03日 01時03分42秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2004年
製作国 : タイ
2006/05/20公開
監督 : バンジョン・ピサヤタナクーン,パークプム・ウォンプム
出演 : アナンダ・エヴァリンハム,ナッターウィーラヌット・トーンミー
official site

カメラマンのタンが撮った写真に写った、そこにはいなかった女の顔。「こんなもの目の錯覚だ。」しかし、その日から次々と恐怖の出来事が彼を襲い、遂には友人たちが謎の死を遂げていく。写真に写ったのは一体誰なのか?なぜ自分たちの写真に写ってしまったのか?迫りくる死の予感から、タンは必死にその正体を探るが…。
タイで年間ナンバー1という記録的なヒットを記録し、香港、韓国をも席巻、『マイ・ボディーガード』、『Mr.&Mrs.スミス』のプロデューサー、アーノン・ミルチャンがリメイク権を獲得した話題作『心霊写真』。試写会は「悪魔の棲む家」以来5ヶ月ぶりぐらい。タイ映画なんて見たことなかったし、ましてや大きなスクリーンで見るとは思わなかった。まぁタダだからいいけどね。主演の2人以外出てくる人の顔は“THEタイ”って感じでココにネプチューンの名倉が混ざってても分からないだろうなと思いました。お化けとか心霊現象を信じない俺としては映画の中で使われてる写真は本物ですと言われてもあんまりピンとこないっていうか、これは撮影ミスとかじゃね?って思う写真がたくさんあった気がします。
肝心の内容ですが意外と楽しめました。タイ語はあんまり親近感湧かないけどさwそれと写真屋の前のショーウインドウ、なんか見てるだけで面白かったwホラー映画で一番大事なのは怖さのレベルだけど、映画館で見たせいか怖すぎですつーか音がハンパなくデカい。来るぞ来るぞと分かっていてもビクついてしまったお化けの女は日本でいうと呪怨のカヤコに似てるな。けどこっちの方が怖いかもしれないでホラー映画では定番の“1人行動”wなんで夜に誰もいない公衆便所に行くかなぁ?ここは結構ドキドキしたけどオチが面白い。唯一ホッとできるシーンです。映画館で見る価値はあるかと聞かれると、無いって思うけど。レンタルで見る価値はあるかもね。つーかタイ映画ってレンタルされるのか!?

この作品の評価・・・・74点
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