股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

この胸いっぱいの愛を

2006年05月23日 22時12分19秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/10/08公開
監督・脚本 : 塩田明彦
出演 : 伊藤英明,ミムラ,吉行和子
official site

2006年。子どもの頃に過ごした北九州に、出張で向かった比呂志は、自分が1986年にタイムスリップしていることに気づく。同じ飛行機に乗り合わせたヤクザの布川、影の薄い男・臼井、盲目の老婦人・朋恵も同様にタイムスリップしていた。旅館を営む祖母に預けられていた20年前のその日、自分が火事を起こしていたことを思い出した彼は、旅館の台所に駆け込み、間一髪のところで火を消し止める。このことをきっかけに、20年前の自分自身“ヒロ”と同じ部屋に居候することになる比呂志。旅館に住むことは、ずっと忘れられない初恋の人“和美姉ちゃん”との再会も意味していた。
「もしも、過去にタイムスリップし、ひとつだけやり直すことができるのなら、愛する人を救えるかもしれない……」。興行収入30億円を超える大ヒットを記録した『黄泉がえり』の原作者でもある梶尾真治の中編小説「クロノス・ジョウンターの伝説」を基に、塩田明彦らが脚色したファンタジー・ドラマ。たしかに「黄泉がえり」と同じ原作者というだけあって話が似ているけど話が複雑ではないので誰が観ても理解できます。比呂志と和美姉ちゃんのストーリーが物語の主体だと思いますが、倍賞千恵子が演じた盲目の老婦人のストーリーはちょっと泣きそうになっりました感動的なシーンがいくつかある中で1人だけ浮いてたのがミムラなんというか...演技力が無さ過ぎるような気がします。それに和美姉ちゃんは気が強い性格っていう設定なのかもしれませんが、ミムラの場合は見ていて気が強いって言うより呪ってるって感じでしたwオーケストラ鑑賞のためにホールに来た時の服装を見て、一瞬「えっ!?トイレの花子さんかよ!?」と思っちゃいましたしぃ。それにラストのシーンは必要だったんでしょうか?あんな幸せいっぱいのキスシーンで終わるよりは、切ない感じで終わった方が泣けると思うけど。たしかに今回の作品は泣けるかもしれません。でも、この胸いっぱいのツッコミ所もありますよw

この作品の評価・・・・75点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビック・フィッシュ

2006年05月23日 18時06分40秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
2004/05/15公開
監督 : ティム・バートン
出演 : ユアン・マクレガー,アルバート・フィニー
official site

出産間近の妻とパリで幸せに暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。彼の父エドワードは自分の人生を幻想的でマジカルな話として語り、聞く人を魅了し楽しい気分にさせる名人だった。ウィルも子どもの頃はそんな父の話を聞くのが大好きだった。しかし3年前の自分の結婚式で喧嘩して以来、父とは不和が続いていた。そんなある日、母から父の病状が悪化したとの報せを受け、ウィルは妻を連れて実家へと向かう。しかし、病床でも相変わらずホラ話を繰り返す父と、父の本当の姿を知りたいと願う息子の溝はなかなか埋まらなかった…。
お伽話のように奇想天外な人生を振り返る父とその息子の絆を描いた心暖まるファンタジー・ドラマ。ダニエル・ウォレスの著書『ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり』を、「シザーハンズ」「スリーピー・ホロウ」のティム・バートン監督が映画化。今回の主演はジョニー・デップではなく、ユアン・マクレガーです
ティム・バートンはやっぱりこういう感動系のジャンルは合わないと思いました。観ていて「こりゃあどう考えても嘘話じゃね??」と想像力が無い俺としては結構退屈になりましたw息子が必死で父親の事を理解しようとしてるのに肝心の父親は最後まで自分の自慢話を延々と話続けてるのも少々腹立つし...。それに奥さんに結婚のために猛アタックする時、授業中に黒板にでっかく「I love you」って書いたり、飛行機雲でハート作ったり、家の前に何万本っていう花置いたりと、現代で考えればストーカー以上の事してるなって思いました。それであの奥さんも好きになっちゃうっても、どうかと思いますよw夫は戦死したと思ってた奥さんの目の前に夫が現れるシーンと、最後の葬式のシーンはウルっときそうになったけどねぇ。でもまぁ夢のある作品だと思います。たぶん今、子供がいるお父さんが観たら泣けると思います。俺も子供できてからもう一回観てみます

この作品の評価・・・・66点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする