股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

サイレン FORBIDDEN SIREN

2006年02月28日 20時02分51秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2006/02/11公開
監督 : 堤幸彦
出演 : 市川由衣,森本レオ,田中直樹
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病弱な幼い弟の静養のため、フリーライターの父と3人で夜美島へ引っ越してきた由貴。青年医師の南田に迎えられ、島を案内されながらも、由貴はなぜか、島民たちの奇妙な視線に居心地の悪さを感じていた。早速、隣家の女性から島で暮らすための忠告を受ける。彼女は最後に、「サイレンがなったら外へ出てはだめ」と言い残した。それは、この島にまつわる不気味な言い伝え。その日から由貴に、奇妙な現象が襲い始める…。
大ヒットしたゲーム「SIREN」の第二弾「SIREN2」をベースに、孤島に巻き起こる恐怖の映画。「SIREN」というゲームがどんなのかも知らずに観賞。

1590年、アメリカ。ロアノーク島で全島民117人が突然消失。 島には《Croatan》という謎の文字が残されていた。

1872年、大西洋上。漂流中のマリーセレスト号が発見されるが全乗組員が消失していた。
航海日誌は「12月4日、我が妻マリーが」と唐突に終わっていた。

そして1976年、日本・夜美島(やみじま)。
嵐の夜、海は赤く染まり、謎のサイレンの音とともに全島民が突如消失した。

こういう説明がある始まり方、俺は好きですこれから何か起こりそうな感じするんで。一番最初の「サイレンが鳴ったら外に出てはならない!」と言う阿部寛の絶叫顔はインパクトありましたそんな事もありながら市川由衣が島に上陸し家に着いて早々、大掃除を開始。「ここじゃあまだ何も起きないだろう」と思っているところに現れたのは大きなゲジゲジ君このゲジゲジって島の特産品なのか?祭りの鍋の中にいたけどwけど見るからに毒持ってそう...。そのゲジゲジくんがいなくなると次に現れたのはお隣さん。一見、優しそうな印象。ここで市川由衣に「サイレンが鳴ったら外に出ちゃダメよ」と告げる。ますますサイレンの意味が気になってしまった。そして遂にサイレンが島に鳴り響く!!鳴った一瞬、柳沢慎吾のパトカーのモノマネを思い出してしまった事を謝罪したいwその後、森本レオがいなくなり市川由衣と田中直樹が探しにいくのだが赤外線画像で誰かが見てる....。「まさか遂に日本にプレデターが来ちゃった!?」と思ったが結局正体は分からぬまま無事に森本レオ帰宅。ここからが本作の一番の見せ場!うまく書けないが、とにかく森本レオの変貌ぶりは凄い!怖すぎます森本レオファンが観たらショック受けるだろうねwドアップの時は驚きすぎて少し座席から体が浮いたし。しかし怖いと思う所はこの一箇所だけで後は謎が多いシーンがたくさんあり怖いと言うより不気味です。言い忘れましたが本作は世界初のサウンド・サイコ・スリラーなので音響にも期待してましたが何が凄いんだか全く分かりませんでした。サイレンの音が特に印象強いわけでもないし。これなら「着信アリ」の着信音の方がかなりインパクト強かった気がします。島民がゾンビになった時は少々ガッカリしました。もっと凄い結末かと思いきや途中から「バイオ・ハザード」っぽくなってたしでももしこれが謎のまま終わってたらMナイト・シャマラン監督の『サイン』みたいな終わり方になったんで、ゾンビもまぁ良いかなと思いました。それに、ありきたりなゾンビとは違い、声も付いてて日本独特の和製ゾンビってかんじで良かったです。そのゾンビから逃げた市川由衣と弟が辿り着いたのは、この物語のキーワードの一つである鉄塔。そこでやっと全ての真相が語られる!がっ...真相を知ってもとくに驚きも無く、ありがちな終わり方かなと思った。ちょい前に似たような作品観た気もするし。必死で説得する田中直樹の3流演技も別の意味で光ってましたwラストはまさに「着信アリ」ト同じ設定。だけど終わり方は本作の方が理解できました。ここまでのレビューを読んで面白そうと思った人もいるかもしれませんが、とにかく謎が多い作品なのは確かです。「市川由衣が見た島民のゾンビは本当にゾンビになってたのか?」とか「あの赤い布を被った人魚らしき女は結局何だったのか?」っと気になる箇所は多くあります。物語の舞台は「夜美島」という島ですが最後のエンドロールに八丈島と書いてあって、ちょいテンションダウン

この作品の評価・・・・68点
コメント (1)
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