股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

私がやりました

2024年06月05日 10時53分17秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2023年
製作国:フランス
日本公開:2023年11月3日
監督:フランソワ・オゾン
出演:ナディア・テレスキウィッツ,レベッカ・マルデール,イザベル・ユペール

映画『私がやりました』公式サイト

フランソワ・オゾン監督最新作 映画『私がやりました』 2023年11月3日(金・祝)TOHOシネマズシャンテ他全国順次ロードショー

映画『私がやりました』公式サイト

 


著名な映画プロデューサーが自宅で殺害され、新人女優・マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)が容疑者として連行される。彼女はプロデューサーに襲われて自分の身を守るために殺害したと自供し、親友の新米弁護士・ポーリーヌ(レベッカ・マルデール)と共に法廷に立つ。正当防衛を訴えるマドレーヌは人々の心を揺さぶる陳述を披露し、無罪を勝ち取ったばかりか、悲劇のヒロインとして一躍スターになる。そんな彼女たちの前にかつての大女優・オデット(イザベル・ユペール)が現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する。
『8人の女たち』などのフランソワ・オゾン監督によるクライムミステリー。映画プロデューサー殺人事件を巡り、3人の女たちが騒動を巻き起こす。主人公二人を『悪なき殺人』などのナディア・テレスキウィッツと『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』などのレベッカ・マルデール、彼女たちの前に立ちはだかるかつての大女優を『ピアニスト』などのイザベル・ユペールが演じるほか、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエらが共演。

1つの殺人事件を巡り、3人の女たちが騒動を巻き起こすミステリー。フランス映画らしい、映像や音楽からオシャレな雰囲気漂う映画でした。殺人事件の犯人の座を奪い合う女優たちという展開は今までにない設定で新鮮でした。前半の法廷劇から、後半の駆け引きが面白い。女性の強さ、美しさ。そして男性のダメっぷりが印象的。ミステリーと見せかけて、実は社会での女性の地位の低さの問題を提議しているように思えました。一人殺されているのに皆ハッピーエンドなのが不思議。斬新な設定だったけどコメディ要素が強めだったので個人的にはちょっと物足りなかったかなと思いました。終わり方も意外と呆気なく終わってしまった。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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