股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

Red

2020年06月23日 22時04分27秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2020年2月21日
監督:三島有紀子
出演:夏帆,妻夫木聡,柄本佑,間宮祥太朗,浅野和之,余貴美子
Red | 公式サイト

夫の村主真(間宮祥太朗)は一流商社勤務で、かわいい娘にも恵まれ何不自由ない生活を送る塔子(夏帆)は、かつて恋人だった建築家・鞍田秋彦(妻夫木聡)と10年ぶりに再会する。鞍田は、行き場のない思いを抱えていた塔子の心を徐々に解きほぐしていく。しかし鞍田にはある秘密があった。
直木賞作家・島本理生の長編小説を実写映画化。誰もがうらやむ生活を送っていた人妻の運命が、思いも寄らない方向に動き出す。禁断の恋を再燃させる二人に夏帆と妻夫木聡がふんし、『火口のふたり』などの柄本佑、『お前はまだグンマを知らない』シリーズなどの間宮祥太朗らが共演。『幼な子われらに生まれ』などの三島有紀子監督がメガホンを取る。

裕福な生活を送る人妻が、昔の恋人と出会ったことで愛が再燃していく物語。R15指定ですが、それほどエロくありません。何不自由のない生活を送る人妻の塔子が昔の恋人だった鞍田と再会したことで、再び恋に落ちていくお話。家の中で息苦しさを感じていたところで現れた元彼。出会った日にあんなに濃厚に接吻されたら、そりゃあスイッチが入っちゃうかもね。夫を捨てて、子供を捨ててまで、鞍田を追いかける塔子を見ると、「家庭を持ってるんだからダメでしょ」とは思うが、妻や母である以前に一人の女性なのだから女心が先走ってしまう気持ちも理解できなくはない。夫にも問題があるわけだし。先輩が問いかけた「なんで結婚したの?」という言葉に戸惑う塔子。塔子が手に入れたかった愛のカタチの正解は何だったのだろうか…。結局は誰も幸せになれなかった。塔子の不器用さがこのような結果に繋がってしまったのは否めない。柄本佑の付き合えば一番幸せだったんじゃないかと思ってしまった(笑)話の盛り上がりは中途半端で後味もスッキリしない。塔子の心境の変化が説明不足に感じました。最後の塔子の台詞、「行きましょう」なのか「生きましょう」なのか、どちらだろう…
夏帆の可愛さと妻夫木聡のやつれ具合がなかなか上手かった!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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